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文科系 ヘビーユーザーの PC 哲学 |
| 「Bit
の哲学」 は、「庄内拓明の知のヴァーリトゥード」 のサブサイトです。 |
| H17.03.18 |
| "Dreamweaver"
の正しい読み方 | ||
| 一聴は百読に如かず。 こちら (Goo辞書) で "weaver" の正しい発音が聴けます。 |
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私はこのサイトを作るのに、"Dreamweaver" というソフトを使っている。Macrocedia 社 (現在の展開元は、Adobe に移っている) から出ているもので、こう言ってはなんだが、某社の某ホームページ・ビルダーなんていうのより、ずっと本格的なものだと思っている (その分、ちと高いが)。 今回は "Dreamweaver" の宣伝をしようとして書いているのではない。このソフトの正しい読み方という、まるで些細なことを書こうとしているのである。というのは、ずっと以前からこのソフトの名称の誤読が気になって仕方がないのだ。 5〜6年ほど前、私にこのソフトを勧めてくれたのは、IT業界でバリバリに活躍していた若手である。そいつが、「"ドリームウェーバー" はオススメですよ。これが業界標準と考えていただいて、間違いありません」 と言っていたのだ。 それを信じて、秋葉原の売り場に行ってみると、パッケージには"Dreamweaver" と大書してあった。 「なんだ、ドリームウェーバーじゃなくて、ドリームウィーバーじゃん! あいつ、本当に英語に弱いんだから!」 まあ、もっとこだわれば 「ドリームウィーヴァー」 だろうが、そこまでペダンチックをウリにしようとも思わない。 以下、次に彼と会ったときの会話である。 「あのさぁ、こないだ、『ドリームウェーバー』
って言ってたじゃん。だけど、あれさぁ、本当は 『ドリームウィーバー』 って読むんだよ。恥かかないうちに、直しておきなよ」 ということで、私は驚愕の事実を知ってしまったのである。IT 業界のみならず、世の中には大学を出ても "weave" という単語をちゃんと読めないやつが、とてつもなく大勢いるのだ。 試しに 「ドリームウェーバー」 でググってみるといい。平成 17年 3月 18日現在でも、736件ヒットする。もちろんその中には、"「ドリームウェーバー」 は誤読である" と指摘したページも多く含まれているが、多くは、「ドリームウェーバー」 を真面目に論じたものである。 中には、某大学ネットワーク情報学部のウェブページ製作指導者が、大まじめに 「ドリームウェーバー」 の操作法を解説したページ もある。ここでは敢えてリンクしないが、「ドリームウェーバー」 でググると、すぐに見つかる (ドメインが ******-u.ac.jp のページである)。 このページ、別に 「ドリームウェーバー」 なんか使わなくても、テキストエディターで十分いけるダサダサな作りのページで、変てこなレイヤーをムダに使っているので、Mozilla 系でブラウズすると表示が崩れる。さらに、一番上の見出し部分に、英文字の全角と半角を混在させているし、この先生にウェブページ制作を教わった学生は、気の毒である。 ちなみに、"weaver" の "weave" (発音は、「ウィーヴ」)は、「布を織る」 という動詞。従って、"weaver"(同 「ウィーヴァー」)は、 「機織り人」 または 「機屋 (はたや = 織布会社)」 のことである。 「ドリームウェーバーは ”夢を紡ぐ人” といった意味なんです」 と書いてあるページもあるが、主語も間違いなら、補語も 「ブー!」。 「夢を紡ぐ人」 だったら、"Dream Spinner" でなければならない。 「紡ぐ」 と 「織る」 を混同してはいけない。まったく別の工程なのである。「紡ぐ」 = "spin" は、綿や毛の短繊維を撚り合わせて糸を作ること。そして、その糸を組み合わせて布を作るのが「織る」 = "weave" だ。私は元々が繊維畑で仕事のキャリアを開始した人だから、このあたりはプロなのである。 しつこく言う。"Weave" は 「織る (布を作る)」 であって、「紡ぐ (糸を作る)」 ではない。「紡ぐ」 は "spin" で、「紡ぐ人」 は "spinner" である。だから、"Dreamweaver" は 「夢織人」 であって、「夢を紡ぐ人」 ではない。(目で見て理解したい人は、クリック) "Dreamweaver" の誤読について心を痛めている人は、私以外にも多いようで、「Dreamweaverを正しく呼ぼうの会(仮)」 というサイトまで登場している (その後、「not ウェーバーの会」 に改称されたようだ)。 以下にバナーを置くので、クリックして飛んでみて頂きたい。 このサイトで初めて知ったのだが、発売元の Macromedia 社 (その後、Adobe に代わった) までが、あまりの誤読に音を上げて、 「Dreamweaverの正式な読みは何ですか? 」 という Q&A ページを作っているほどである。 しかし残念なことに、この 本家本元のページでも、間違いをしでかしているのだ! (平成 17年 3月 18日現在)。
だと。 (わかりやすくするために、一部フォントを太字にし、色を変えた) だから、言ってるじゃん、 "weave" は、「織る」 であって、「紡ぐ」 じゃないって! 当事者なんだから、ちゃんと調べてから書いてもらいたいものだ。(注) この問題、錯綜して奥が深い。こうなったら、いっそ "weaver" を 「ウェーバー」 と読みたい人は、"dream" の方の読み方でも、きちんと整合性を取って、「ドレームウェーバー」 と呼ぶ運動を展開してはどうだろうか。
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| 目で見て理解 Spin と Weave | |||
| 糸を 「紡ぐ」 ための、最も単純な道具は、Spinning wheel (紡ぎ車) → クリック | |||
| 「織る」 という作業は、機織り機を思い浮かべればわかる → クリック | |||
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「紡ぐ」 が 「糸を作る」 作業で、「織る」 が 「布を作る」 作業だということがわかるでしょ。 ウェブサイトを作る作業は、「紡ぐ = spin」 というより、「織る = weave」 と表現する方がふさわしいということも、わかるはず。 (本文に戻る) | |||
| 注 | 平成
17年 5月 23日、2か月以上経った今も、Macromedia のページには、「夢を紡ぐ人」 と表記されている。私はいちいちメールで知らせてやるほどお節介じゃないから、担当者、早くこのページの存在に気づけよ〜!
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| 3か月経ってもそのままだ。遅くとも、Adobe に吸収されて、サイトを再構築するときまでには、なんとかしてくれ〜! | |||
| Adobe のドメインに移ってからも、まだそのままだ。もう知らん。(本文に戻る) | |||
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検索サイトなどから直リンクで飛んできたあなた、せっっかくここまで読んだなら、 「毒を食らわば皿まで」 というじゃないですか。 → |