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春雨 僕が村下さんの曲に初めて出会ったのは、昭和56年2月ごろだったと思います。 当時は中島みゆき、オフコース、松山千春、アリス、松任谷由実など、いわゆるフォークソングやニューミュージックなどと言われる曲がもてはやされていた時代でした。そんな中、少しマイナーな路線ではありましたが、村下孝蔵さんが昭和55年に「つきあかり」でデビューされました。 残念ながらデビューのころには僕は村下さんのことは存在すら知らなかったのですが、この「春雨」をたまたまラジオで聞いたのがきっかけで村下さんをずっと追いかけて行くこととなりました。この曲はフォークソングの中でも抒情的で演歌の雰囲気が漂うしっとりとした曲で、実際演歌系の歌手も歌っていたほどです。 この曲は、村下さんが岡山のラジオ番組にゲストとして出演された時に、リスナーからよせられた歌詞に即興で曲をつけたものがいいものだったので、それを元にして仕上げられたものと言うことです。 この曲は、きれいな音で聞くのもいいのですが、少しくらい悪い音で聞くのもより悲しく響いてくるように思えます。スピーカーの小さいラジオから流れてくる「春雨」がより胸に迫ってくる気がします。一度お試しくださいね。 ライブでは必ず歌われていましたが、たいていはギターだけの伴奏のパターンが多かったです。ギターを弾く僕のような者には、このようなギターだけのスタイルでの演奏はとても参考になりますし、楽しみでした。 当時僕は高校生で、誕生日に妹が少ない小遣いを割いて、「春雨」のシングルレコードを買ってくれた思い出もあります。 ![]() |