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妹を書いた作文 小学校3年生のある日、給食の時間に担任の先生が突然ひとつの作文を読み始めました。 それはなんと僕の作文。 勉強なんてほとんどしなくて、作文も大の苦手の僕でしたが、当時3歳の妹のことを書いた作文を先生が突然読み始めたのです。 妹の寝相が悪いことや自宅のマットで妹と遊んだ何気ないものでした。 「作文」となると、すごく難しいことと思っていた僕でしたが、思ったままを書いた作文が先生の心に留まったようで、普段はそんなことをしないのに、給食を食べながらその作文をクラスメイトに紹介してくれたのです。 僕は照れくさくって目を潤ませながらパンをむちゃくちゃにほおばったりしておりました。 隣の席にいたM君はひやかすものだから、僕は何を食べているのかわからないくらいにハチャメチャになっていました。 それは、絵を描くことくらいしか褒められたことのなかった僕に文章を書く楽しさを教えてもらえた瞬間でもありました。 その先生は鳥取から転任してきた素朴な印象の女の先生でした。 宿題もろくにやってこない僕のことを厳しくしかることもなく、ただ穏やかに指導してくださっていたように思います。そういう僕に何か励みになればという思いもあったんだろうなと今は思います。 ![]() |