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 治療理論

1.症状治療より根本治療
2.自然治癒力の素晴らしさ
3.後頭骨と仙骨のポンプで脳脊髄液が循環

4.姿勢の悪さが病気を作る

5.背骨のずれと病気になる仕組み

6.筋力テストで実感できる治療効果

7.驚異の代理テスト
8.体の歪みは足の長短でわかる
9.「肩こり派」と「腰痛派」
10.赤ちゃんの治療
  (1)治療の実際
  (2)治療効果
  (3)歪みの原因


1.症状治療より根本治療

これ程医学が発達しているにもかかわらず、病人が減らないのはどうしてでしょうか。従来の治療は、患者が訴える部位を治療対象にする「症状治療」でした。症状を抑えるために薬や手技が施され、その部位が何ヵ所もあるとそれだけ治療時間が長くなります。しかし、訴える部位が本当の原因ではないことが多いため、治してもすぐに再発してしまいます。
 
ソフトカイロプラクティックは、患者さんが訴える部位はもちろんですが、隠れている本当の原因を治療する「根本治療」です。

症状を抑えることよりも本当の原因を治すので早くよくなり再発しにくくなります。本当の原因とは自然治癒力の低下です。健康のみなもとである自然治癒力を高めるため即効性があり、治療個所が少ないので短時間ですみます。

例えば、悪の組織を壊滅させようとするのに、子分をいくら捕まえても時間ばかりかかって親分が残っているためまたすぐに子分が増えてしまいます。しかし、親分を1回捕まえれば子分も自然消滅します。それと同じように、頭痛、肩こり、腰痛の3ヵ所を治してもすぐに戻ってしまいますが、根本原因である自然治癒力を高めることで3ヵ所も一度に治すことができるのです。


ソフトカイロプラクティックの原点は、アメリカ・ミズリー州の外科医アンドリュー・テイラー・スティル博士により開発された「オステオパシー」です。

オステオパシーは、あなたが体内に持っている自然治癒力や免疫を高めることを目的にしています。従って将来の病気予防にもなるのです。

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2.自然治癒力の素晴らしさ



では、なぜ自然治癒力が健康のみなもとなのでしょうか。それを理解するには生命誕生の仕組みを知らなければなりません。

卵子と精子が結びついて受精卵となり生命が誕生し、細胞分裂しながら骨格、内臓、顔、手足などを作ります。 それらを作る力は遺伝子だとされていますが、オステオパシーでは「先天的知能」の作用だと考え、脳内の「脳幹」にあるといわれています。



赤ちゃんは、生まれると誰も教えないのにお乳を吸い消化吸収し排泄します。睡眠中も心臓は規則正しく動き、呼吸をし、体温も一定に保ちます。この働きは先天的知能によるものです。そして、病気を治す役目は先天的知能の中にある「自然治癒力」が担当しています。例えば、指を切ってもなめるだけで治る、骨折しても固定だけでつく、これらは全て自然治癒力のおかげです。

自然治癒力は、脳から神経を通って各器官に送られます。脳から送っても神経が圧迫されていると量が少なくなり治りが悪くなります。健康な人は自然治癒力が全身に100%流れているので、体調を崩してもすぐ回復します。しかし、不調な人は流れが悪いのでなかなか回復しません。

その仕組みは、「貯水タンク」「水道管」「蛇口」「水」の関係と同じです。例えば、貯水タンクから水を送っても水道管が圧迫されていると水の流れが悪くなり、蛇口をいくらひねっても水の量が少なくなってしまいます。

先天的知能は、体に異常が起こるとすぐ正常に戻そうとします。先天的知能が体を作ったのですから、病気を治すことくらい簡単なはずなのになかなか治らないのは、先天的知能が自然治癒力を病部位に送ろうとしても、神経圧迫で命令が届かないためです。したがって、神経圧迫をなくすことが重要になります。

骨がずれても適応範囲内ならば休養で自然に治ります。しかし、適応範囲を越えてしまうと自力では治らず、ソフトカイロプラクティックの補助が必要です。

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3.後頭骨と仙骨のポンプで脳脊髄液が循環




自然治癒力は、どのようにして全身を循環しているのでしょうか。

それは、後頭骨(頭の後ろの骨)と仙骨(尾骨の上)の呼吸運動によって循環しています。後頭骨と仙骨は、呼吸に合わせて上下に微妙に動いています。息を吸ったとき下がり、吐いたとき上がります。

健康な人は後頭骨と仙骨のポンプが正常に動き、病気の人は正常に動いていません。病気の人でも後頭骨と仙骨のポンプを正常に動かせば、自然治癒力が全身に循環して神経圧迫をなくし健康を取り戻せるのです。

後頭骨と仙骨をつないでいるのが「硬膜」です。硬膜は後頭骨に付着し、背骨の中の脊髄神経をビニールコードのように縦におおい仙骨に付着しています。

硬膜と脊髄神経の間を流れている「脳脊髄液(のうせきずいえき)」は、脳や脊髄神経の栄養素です。脳の中心にある「脈絡叢(みゃくらくそう)」で作られ、脳を外部の衝撃から柔らげ保護すると同時に、後頭骨と仙骨の呼吸運動で脳内をめぐり、硬膜と脊髄神経のすきまを縦に流れて体中の細胞に送られます。

心臓が血液を全身に送るポンプ役なのと同様に、後頭骨と仙骨の呼吸運動が脳や脊髄神経に脳脊髄液を送るポンプ役です。脳脊髄液の循環を良くすることで自然治癒力の循環も良くできるのです。
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4.姿勢の悪さが病気を作る

姿勢が悪いと、後頭骨と仙骨の呼吸運動が妨げられポンプの動きを低下させるので、脳脊髄液の循環が悪くなります。足を組んだり横座りする姿勢の多い人は、仙骨の動きを阻害するので腰痛の原因になり、悪化すると坐骨神経痛や膝痛になります。

また下を向く姿勢の多い人は、後頭骨の動きを阻害するので肩こりの原因になり、悪化すると頭痛や吐き気になります。脳脊髄液の循環が悪くなると脳や脊髄神経に栄養素がいかなくなるので、末梢神経や内臓への命令が低下し広範囲に悪影響が出ます。
したがって、良い姿勢をして後頭骨と仙骨の呼吸運動を正常にすることが健康になる最大のポイントなのです。

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5.背骨のずれと病気になる仕組み


人は生まれながらに「健康な状態」のプログラムがあるので、本来なら上記の状態に対処するよう自然治癒力が機能して病気が治るはずなのに治らない場合があります。

1.ストレス等による「筋肉緊張しろ」の命令の方が、 「筋肉ゆるめ」の命令よりも強い時は自然治癒力が働かない。

2.長期間「筋肉緊張しろ」の命令が出ていたため、「筋肉ゆるめ」の命令に反応しない時は自然治癒力が働かない。
 
そこで、この様な状態になった体に対して当院が行う治療は以下の様になります。


※ 但し筋肉をもみほぐすわけではなく、ここから先はあくまで個人の自然治癒力にゆだねられます。

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6.筋力テストで実感できる治療効果

当院では、脳脊髄液の循環がどの程度悪いかを筋力テストで検査します。骨の位置、神経系の状態、内臓機能の検査法として迅速かつ正確なのが1964年アメリカのカイロプラクター、ジョージ・グッドハート博士が開発したアプライド・キネシオロジー(応用運動機能学)として知られる筋力テストです。

治療では、最初に指、腕、足などの筋力テストをします。人は健康なときは筋力が強くなり、病気のときは弱くなります。たとえば、指の筋力では先生が患者の指の輪を開こうとして力の強弱を判定します。筋力が強いものを正常とし、弱いものを異常とします。







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7.驚異の代理テスト


「体のエネルギーは触れることで人に伝わる」という生体電流の性質を利用して、先生は助手を使って代理テストをすることができます。助手が筋力の弱い患者さんに触れると、助手の筋力も弱くなるのです。

これを使って何十か所もの関節、筋肉、内臓に負荷をかけながら、助手の指の筋力テストをします。問題の部位があると患者さんの指の力が弱くなり、助手の指の力も弱くなります。これを使えば幼児や指が使えない患者さんなども検査できます。








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8.体の歪みは足の長短でわかる


体の歪み具合は、左右の足の長さを調べます。足の長さは正常なら左右同じ長さのハズですが、当院の患者さんの90%は左右の足の長さが違います。その差が1pがほとんどで、歪みのひどい人はたまに2pや3p違う人もいます。短足側に症状が出やすく、右短足より左短足の方が多いです。

足の長さは一瞬でそろいます。当院では、初診時に患者さんに自覚していただくために『デジタルカメラ』で治療前と治療後の足の長短を撮影して見ていただきます。みなさんとても驚かれます。

<下の写真は患者さんが治療ベットにうつ伏せに寝ているところを上から足の長さを写したものです>

かかとの位置の変化に注目してください!


治療前(右短足) 治療後

治療前(右短足) 治療後

治療前(右短足) 治療後


足の長さの違いは、骨盤の歪みによるものです。これは普段の姿勢の悪さによって作られます。足を組む、横座りをする、腰を丸めて座るなどにより骨盤(専門的には仙腸関節)の歪みを作ります。

人は重力に逆らって生活しています。座っている人をビルに例えると、骨盤が「土台」で頭が「最上階」です。土台が傾けば最上階も傾きます。ゆえに、足を組んで骨盤を歪めれば腰痛になりその歪みが背骨の歪みを作って最後には、首の骨の歪みを作り肩こりになります。首の歪みは必ず骨盤の歪みの現れです。


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9.「肩こり派」と「腰痛派」


人は「肩こり派」と「腰痛派」に分けられます。疲れるとすぐ頭痛や肩こりになるが腰痛にはらない人と、疲れるとすぐ腰痛やぎっくり腰になるが肩こりは感じない人です。混合派もあります。

2派とも足の長短があり、骨盤や背骨や首まで全体に歪みがあります。ただ、本人の痛む部位に違いがあります。

長年の経験から体質の傾向としてわかったことは、「肩こり派」は、骨が細く声が小さめ、普段から疲れやすく性格は繊細、スポーツは嫌いで無理がきかない。「腰痛派」は、骨が太く声が大きい、いつも元気で性格はおおらか、スポーツ好きで無理をしがち。混合派もありますからすべての人を単純に2派に分けることは出来ませんが大半はこの傾向があると思います。

これに加えて、2派のなりやすい病気、食生活、体に対する予防の考え方の違いなど諸々な傾向がわかりました。

当院では、2派ともまず正しい座り方を指導します。正しく座れば、腰痛も肩こりも予防できます。


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10.赤ちゃんの治療

「えーっ!赤ちゃんでも治療ができるの?」

未熟でデリケートな赤ちゃんの体。

出産時のストレスは、赤ちゃんのやわらかい頭や骨盤の骨に緊張や歪みを生み、その後の成長に大きく影響するとしたら・・・。

頭や骨盤の骨は呼吸により脳脊髄液という液体と連動して動いています。これは赤ちゃんだけではなく大人のからだも同じです。治療によってこの動きを高めてあげることで、赤ちゃんはどんどん元気になっていきます。



(1)治療の実際

生後1ヶ月から治療できます。

赤ちゃんは小さいので筋力テストが出来ません。代わりに、ダッコする親御さんの筋力テストを使うので、直前に親御さんの治療をしてバランスをとっておきます。

治療は、親御さんがベットに腰掛け赤ちゃんを膝にダッコして、背中を先生の方に向けて座らせます。筋力テストで体のエネルギーの低下しているところを探します。
骨の歪んでいるところを探します。手足のバランスを取ります。
赤ちゃんの仙骨と後頭骨に軽く触れるてソフトに歪みを取るだけなので、赤ちゃんには無理がかかりません。赤ちゃんは、関節も柔らかく敏感なのですぐに反応します。治療は気持ちいいのでスヤスヤ眠る赤ちゃんも多いです。
今度は、赤ちゃんをお腹を先生の方に向けて座らせます。内臓や呼吸器のバランスを取ります。

再び筋力テストをしてバランスを確認します。

わずかな歪みは赤ちゃんのうちに治療するのが理想的です。



(2)治療効果
治療後はとても元気になります。

夜泣き、かんの虫、風邪、下痢が治った、今までぎこちなかった“ハイハイ”が、とても安定し勢いがついてきた、などのうれしい報告もあります。健康になるので親御さんの手がかからなくなります。

呼吸器疾患、活動亢進児、アレルギーなどにも効果があります。



(3)歪みの原因

a.誕生がトラウマになる
赤ちゃんの体は産道を通るために、小さくギュッと圧縮されます。そのため、誕生は最初の大きなトラウマになるということが、最近の研究でわかっています。従って、トラウマを取り除いてあげることが元気な発育には大切です。
b.首が無理に伸ばされる
新生児は出産時に、産道から少し頭が出始めた時点で、出産を早めるために頭を後方に大きく曲げられ顎を突き出すようにしながら引き出されます。

すると、頚椎上で後頭骨が前方に移動されすき間が狭くなります。これにより、脊髄神経の圧迫が起きます。毎日急速に成長していく赤ちゃん。成長していく命令は脳から首を通って全身に流れているので、それが少しでも圧迫されれば成長に影響が出ることもあります。学習遅滞や活動亢進児の一部に、これが影響しているといわれています。

c.呼吸が不充分になる
赤ちゃんは、産声をきっかけに小さく縮んだ姿勢がゆるみ、全身の骨組みがしっかりと調整されます。しかし、出産時上記の理由でその過程がスムーズにいかず、体が充分に広がらないので、赤ちゃんにアンバランスやゆがみの素因をもたせることになります。

また、浅くて不規則な呼吸は作業効率の低下や、発達遅滞という結果をもたらすこともあります。だから深く安定した呼吸ができるように治療することが大切です。

楽に出産したときは、赤ちゃんも最初の呼吸がしっかりとできて、体がすぐに大きく広がってくるのです。

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