不良中年 in 御茶ノ水
ちょっと“ぼー”っとしたいな〜(いつもじゃ・・・という突っ込みは無視)と思い、潜伏先を色々考えました。
一関“ベイシー”詣で、カシオペアに乗って“小樽”寿司めぐり、果てはディズニー・ランド開園前駆け込み“香港”ツアーまで計画しましたが、結局は最も移動距離の少ない御茶ノ水“レコード・書籍
and B級グルメ”三昧ということに決定。山の上ホテルに投宿することにしました。
御茶ノ水は予備校時代に一年通ったのである程度土地勘がありますし、レコード屋は多いですし、本屋にいたっては星の数ほど・・・ついでに懐かしい食べ物も楽しもうと言う魂胆。
但し、この最後の企みには“大きな誤算”がありました。
第一日(7月4日)
おりしも梅雨の真っ只中、お昼前に御茶ノ水に到着したものの、かなりの雨脚。とりあえず、聖橋口すぐ横の“カロリー”に突入。予備校時代はお世話になりました <(_
_)> “カロリー焼”がなんといっても有名ですが、今回はA定食(エビフライ、煮込みハンバーグ、クリームコロッケ)。
↑これは駿河台下の方のお店
丸善に寄ろうかなと思いつつ、荷物を抱えて動くのもしんどくなり、ホテルへ。
素晴らしいことに、チェックインが12時から可能(チェックアウトも12時!)。
チェックインが早く出来るというのは結構便利なことが多く、前に博多で土砂降りにあったとき、
ホテル日航福岡のチェックインが13時からで大助かりしたことを思い出しました。
下は、ウエルカムドリンクの“熱〜い”ほうじ茶とマンゴープリン。
しばし服を乾かし部屋で休んだあと、もぞもぞとディスクユニオンへ。ハンプトン・ホーズの“High in the Sky”、ベニー・ゴルソンの“New York Scene”などLP11枚とCD2枚を保護。“High in the Sky”は1970年代初めの録音で、Leroy Vinnegar (b)・Donald Bailey (ds)との作品。この時期、結構エレピなども弾いていたようですが、これはフルアコ。曲目は、Side 1: Look of Love, Evening Trane, Muffin Man Side 2: High in the Sky, Carmel, Spanish Girl。一曲目以外はオリジナル、二曲目はスペルミスではなくてジョン・コルトレーンにささげた曲。
せっかくなので夕飯は、本館の“山の上”へ。
おまかせは、じゅんさい、こちとマグロのお造り、てんぷら(えび、キス、アナゴ、レンコン、小たまねぎ、アスパラなど)、かき揚げ天丼、さくらんぼ。
塩と天つゆが出てきますが、どちらもおいしゅうございました。
下の写真は、有名な“氷冷蔵庫”。ネタが乾燥しないので宜しいんだとか?(随分前にTVで見た記憶が)
満腹、且つほろ酔いで今日はこれでおしまい (^^ゞ
二日目(7月5日)
二日目は曇り空。ルームサービスで朝食。ここまできたら、コンビニで買い込むなどという野暮なことをしてはいけません。
これは、由緒正しきアメリカン・ブレックファースト。「こんなもの、毎日朝から食べられるか!」(←怒ってもしようがありません、昔は大丈夫だったのですが)ということで、翌日は“トーストとコーヒー”にしました。10時には駿河台下へ。
三省堂書店本店
古瀬戸珈琲店
まずは三省堂本店で、何をとち狂ったか“オイラーの贈り物(人類の至宝e^iπ=-1を学ぶ)”などを買い込みました。海外文学の書棚の前でもしばし佇み、「去年の今頃は、本の背表紙を眺めるのも苦痛だったな〜」と回復の手応え。
昼(前?)飯
昼は天鴻餃子房で、餃子と黒豚餃子を一枚ずつ。餃子はちょっと小ぶりの野菜あん(8個)、黒豚餃子は大きめでジューシー(6個)。そこら中にぺたぺたと週刊誌の記事など張ってあるのが鬱陶しいかな〜でもお客さんはあまり気にしていない近所の方ばかり。私的には、普通のギョーザの方が好みですが、色々変りギョーザもありますので、是非お試しください。うっ、二枚は苦しいかも・・・ここでホテルに戻って一休み。
これは三井ビル
玄関前の新人さん
3時過ぎにまた出撃、目指すは“とんかつ・いもや”。空いているかと思いきや、12席のカウンターはほぼ満席。メニューは“ひれかつ 900円”、“とんかつ 700円”と“おしんこ”しかない、わかりやすいお店。肉の旨みは“脂身”にありと思っている私は、迷わずとんかつ定食・・・満腹 (+_+)
お約束“人生劇場”
聖橋まで戻って、ちょっと写真撮影。そういえば、“談話室・滝沢”が閉店したのでした。これは全国ニュースにも載りました。やけに教育が行き届いているなと思ったら、職員を全寮制で鍛えていたのですね・・・静かさやサービスをお金で買おうと思ったら、こういう店の需要はもっとあってもいいはずです。そういえば、レモン画翠の上にあった喫茶“レモン”もありませんでした・・・駅が真下に見下ろせて、電車を見ていると飽きない店でした。
残念!
夜はちょっと駅周辺をぶらつきましたが、雨が降ってきたので、ホテルのバーへ。ほかにお客さんもなく、バーテンさんをつかまえて四方山話をしながらピクルスをつまんでいたら、胃の調子がよくなったのか空腹感。スパゲッティ(ペスカトーレ)で、本日は〆。
三日目(7月6日)
三日目は朝から小雨。昼はもりそばで軽く済ませ、また本屋めぐり。“現代物理学が描く突飛な宇宙をめぐる11章”など購入。ブルーバックスの量子力学の本などに心ときめかせたあなた!そう、“マックスウエルの悪魔”とか(笑)。今はこんなに進んでいるのですね〜休みの後半に読もう。
次は古本を、と小宮山書店に突入・・・新潮社刊“楽しみと冒険1〜10”を発見(昭和54年〜55年)、直ちに保護。いわゆるアンソロジーなのですが、26年経っても再版されず・・・う〜ん、売れないのか、版権関係がまずいのか・・・ともあれ満足 (^_^)v 来た甲斐がありました。10冊で8,000円。送ればよかったかな〜重い! いったん基地に撤収。
“男坂”を降りて
夕方“天丼・いもや”で、天丼を・・・ここまでくると、ちょっと凄絶な感じが・・・しかし500円は安い! ここも“天丼”、“えび天丼”と“おしんこ”の三つしかメニューがない、シンプルなお店。4時ぐらいなのに、やはり12席ほどのカウンターは一杯。皆さん、なんでこんな時間に天丼を食べているのでしょうか???(自分のことは棚に上げる)
富士レコードで、レイ・ブラウンの“The Red Hot Ray Brown Trio”など10枚ほど買い込んで、外回り終了。“南海”や“バンビ”をみても、全く食欲わかず(爆)。しばらく揚げ物は結構です (+_+)
Gene Harris (p), Mickey Roker (ds) 1985年録音
部屋に帰って元気だったら“Naru”に行こうかと思いましたが、そこまで復活はしていないようで、本をぱらぱらっとめくってお終い。
最後に十時ごろ、気合でハヤシライスを注文。これはおいしかった〜ご飯はつややかでシャキッとしているし、デミグラスソースは野菜の甘味と肉の旨味がしっかりと溶け合って最高でした。さすがにこれで打ち止め、おやすみなさい〜
これは絶品!
四日目(7月7日)
とうとう最終日です。食べたいものは、もうありません・・・と言いたいところですが、もうひとつ・・・
ホットケーキです。出来れば、バターを別に2切れくらいつけて欲しかったです。たぶんカルピスバターを使ってらっしゃるのですが、まだ溶けないバターの香りを一緒に味わいたかった(解りますよね)。あと、ちょっとした疑問。私は珈琲にミルク・砂糖を入れないので構わないのですが、このセットには砂糖がない・・・メープルシロップを入れるのでしょうか??? 聞きそびれました。
さて三泊四日、隠れ家(?)暮らしをさせていただきました。ホテルの選択は絶妙でした、落ち着きますね〜
問題は、“若いときの消化力を期待して食べてはいけない”という点。一日に二回の揚げ物は、かなり辛いものがありました。帰ってからは、ご飯と明太子だけで済ませました。気力は随分回復してきています、これでライブハウスを梯子する元気が出れば“ほぼ復調”でしょう。