ライン

タカヒロ  クワカブの森

【時事問題を考える】

外来種が国産種を脅かす・・・
新聞や雑誌、テレビなどで時々耳にする話です。
身近なところでも、ブラックバス、ミドリガメ、セイタカアワダチ草、
数えだしたらキリがありません。
いや、そのくらいなら可愛いもんですが、
下水管の中にはワニが棲んでいるって話も・・・。

それはさておき、我々クワキチ、カブキチにとって気になるのは昆虫類。
当然のことながら、昆虫類にも輸入や飼育に制限をかけようという動きがあります。

法案自体は、平成16年6月2日に公布されてしまいました。
分かり易く言うとできてしまった!ということです。もう後戻りはありません。
ただ、今のところ、どれを輸入・飼育禁止(特定外来生物)にするか決まっていません。

平成16年11月、特定外来生物を選定する委員会が動き出しました。
委員会に提出された資料にはこんなのがあります。
我が国に定着している外来生物(昆虫類)のリスト
影響の可能性が指摘されている外来生物

前者は定着している(普通に飼育されている)という意味ですが
後者は危険人物(?)リストみたいなもんです。
ここにノミネートされているパラワンオオヒラタ
スマトラオオヒラタは、かなりヤバイかもしれません。

さらにWWFといった民間団体からも、特定外来生物リストの案が提案されています。
これの昆虫のところを見ると、やはりスマトラオオヒラタが挙がっています。

ヒラタマニアとしては複雑な心境ながら
簡単に交雑してしまう点、越冬して生き延びる可能性がある点、
凶暴で在来種を排除してしまう可能性が大な点を踏まえると
「まぁ、指定されても仕方ないかなぁ〜」なんて思ってしまいます。
個人的にはホペイやタイワンオオクワなんかも危ない鴨と考えています。

その後、委員会が何回か開催されて、
関係者や専門家の意見も聞きながら特定外来生物リストの案が見えてきました。
結局、気になる外国産クワガタは、
影響の大きさと科学的知見が不足するということで
要注意リスト」にノミネートして
継続審議となるようです(H17/1中旬の情報)

このあとパブリックコメント(一般大衆の意見)を聞いて
微調整がかかったうえで特定外来生物が確定します。

特定外来生物のリスト案についてはパブリックコメントに付されるとはいえ
見識を持った上での論理的・学術的な反論を期待されている訳ですので
漠然とした「飼いたい!」という意見では、簡単には案の修正は行われません。
よっぽど多数から「飼いたい!」という声が寄せられたら別かもしれませんが・・・。

特定外来生物が確定すると、以降の輸入・飼育・販売・譲渡は、
研究目的などの一部の例外を除いて全面禁止となります。
違反者には高額の罰金が待っています。

規制がかかった時点で飼育中のムシ達については
適切な管理下のもと、ブリードしなければ飼育は良いとされています。
「特定外来生物なので直ちに無条件に生体を〆ろ(殺せ)」ということはありませんが、
法案の趣旨からすると、脱走兵を出したり、放虫したりする輩は
「飼育禁止=生体を〆ろ(殺せ)」ということになります。
(その証明は事実上不可能だと思いますが・・・)

でも、でもです・・・
ブリブリできない、買えない、貰えないとなると
持ってる子が★になったら、もうそれ以降は・・・(涙)



上でも少し書きましたが、外国産クワガタが
特定外来生物に該当するかどうかの審議は
今後も継続的されるようです。

国産種への脅威がなければ
こんな議論は起こりません。

放虫や脱走兵を出してしまうなど
皆さんのモラルや管理の次第によっては、
規制が厳しくなっていくことが予想されます。

在来種を守るべきか
個人の権利や趣味を優先させるべきか
本当に難しい問題です。

在来種とて歴史を振り返れば交雑の結果、
たまたま今の姿をしているだけかもしれません。
また、長い長い年月を経て、新たな交雑や突然変異で
もっともっと生命力を増していくような気がします。

また、規制を広げることによって
国内の業者さんや原産国の採り子さんの生活を
破壊してしまうかもしれません・・・。

結局は、どれもこれも人間のエゴになるのかもしれませんが
皆さんも、この問題に対して
どう対処すべきか一緒に考えてみませんか?

   


【法案策定関連】 その他情報

法案の概要


特定外来生物の選定


WWF


ぐらさんのHP


isseiさんのHP
(Mの間)

What's_New Sales_top Jiman Titanus
最新情報 じょんそんの
余品販売 
陽だまり
掲示版
タカヒロの
クワカブ自慢
ヒラタ同盟

Houtyuu      

メール アイコン
メール
ライン