右側に入れたヒーターが今回追加した分。
掟やぶりのタップも左下に見えま
す。


●簡易温室の内部
 左端がカメヒーターを利用した温水熱源
 そのとなりが電撃コバエ取り


●簡易温室前面(フタをしたところ)
 後方に見えるのが夏場活躍してくれたクーラー
ライン

タカヒロ  クワカブの森

【温度管理の壁】

(1)外国産に手を出すと・・・
外国産や離島ものに手を出すと
必ずついて回る温度管理の問題。
これは、ビンボーなサラリーマンが
家族の批判に耐えながらも
できるだけ安く温度管理を行うツボを追求した
愛と苦労の物語である・・・・。

などという大げさなものではありませんので、
お金のある人は、恥ずかしいので以下を読まずに
エアコンやストーブで室温管理してください・・・。



2.私はこうしてます・・・
夏場は、クワガタマンション(スチールラック)をクーラーの前に置き、風の吹き込み口を除く
三方を梱包材を使って気持ばかりの断熱温室を作りました。
冷気は、クーラーとペットボトルの氷でした。
とりあえず暑さで★にならなきゃいいやという割り切りで
クーラーの温度設定は29〜30度の安上がりコースにしました。
クーラーが運転を始めると100円温度計は25〜26度を示していたので
まぁまぁじゃなかったかと思います(昼間は良く分かんないけど ^^; )。

しかし・・・
僅かなのですが、例月より少し高い電気代の請求書が届いたその日から・・・
「電気代を気にして人間が暑さをガマンしてるというのに
 御虫様やねぇ〜。」 家内の
攻撃が始まりました。

こうして暑さと攻撃に耐える夏が終わりました。
しかし夏が過ぎれば秋になり、冬が来るのが自然の道理。
今度は暖めてやる必要があります。
夏の攻撃に対する反省から、気休めかもしれませんが
今度はもう少し断熱効果を高めようと思い立ちました。

そこで登場したのが、写真にあるようなキャンプ用品です。
一般的にキャンプマットと呼ばれているシートを
いくつかホームセンターで買って来て、
不器用な私が適当・斜め(?)に裁断し、
フタ側を除く6方にベタベタとガムテープで貼り付けました。

もちろん家内からは・・・
「家族のことと仕事でも、それくらい熱心になればねぇ〜」

熱源には、カメ用のヒーターを使うことにしました。
当初300Wの余裕のあるヒーターを買ったのですが
思ったよりも大きくて、プラケース小に入らなかったので
一番小型のヒーター、50Wの奴に交換してもらいました。
ありがとうホームセンター・コー○ンさん。

当初は、プラケースに入れるつもりでしたが
丁度不要になった麦茶をいれるポットがあったので
これにヒーターを入れてみました。案外収まりが良くてグッドでした。

不要かもしれませんがが、火事も怖いので
念のためサーモスタットを購入しましたが
当たり前の話、サーモは生き物用なので、最大でも35度までしか
温度設定がありません。
なので熱源と言いながら、ほんわり暖かいくらいなもんです。

あとは、コバエ対策用の電撃(なんて言うんでしょうか?)を入れてあります。
これも、結構熱くなるので、熱源の足しになりそうな感じです。
(ひょっとしたら、温水より暖かい?)

この熱容量で、冬を越せるのだろうか?
今最大の不安です。

2002年12月現在、この簡易温室に入れているのは
国産では、ツシマ、サキシマ、オキノエラブのヒラタ3種。
外国産では、スマトラヒラタ、ミンダナオヒラタ、ギラファ、ニジイロ、アンタエウス、
パプキン(幼)、アトラスオオカブト(幼)です。


3.熱源の追加
12月の末頃に電撃コバエ採りのランプが切れてしまいました。
温室内のコバエを採りながら貴重な熱源になっていたので残念です。
多分このせいと、気温が下がったことが原因で、温室内の温度が
大体16度前後で安定するようになってしまいました。

これでは、低すぎるだろうと思ったので、ホームセンターで
カメ用ヒーター50Wをもう1個買ってきて、
正月早々、熱源温水2個体制を作りに着手しました。

本当はダメだと思うのですが、サーモスタットを2個買うのも
何となくバカらしかったので、サーモスタットの出力をタップで分岐させて
1台のサーモで2つのヒーターを制御させています。

2つめのヒーターは、適当な入れ物が無かったので暫定のつもりで
ビール酵母エビ○スの空き瓶を使ってみました。
この時分かったのですが(よく考えれば当たり前?)
ガラスの方が熱伝導が良く、入れ物を手で触ると暖かかったです。

しかも、たまたま、この適当熱源2個体制で、温室内の温度(上部)が
昼夜問わず大体22度で安定することが分かりました。
ということで、見栄えも悪いし、もともとは暫定のつもりでしたが
今シーズンはこの体制で行こうと考えています。

ちなみに、2003/1現在、入っているクワカブはというと・・・
こちらも掟破りで増殖中。前回のレポート(上記)に加え
ゼブラノコ、アルキデスヒラタ、ホペイ、コーカサス、ゴホンヅノ(卵)
などが増えています。

やっぱり親子で好きなクワカブの系統が違うってのが
増える原因でしょうか・・・。写真の通り、温室は満杯状況です。



4.熱源の工夫
HPを巡回していると、我が家と同様のセットに
バケツを入れて30度くらいまで温度を上げることに
成功されてる方がおられました。
我が家では、サーモを最高にセットしても
せいぜい22度が限界です(その代わり、外が氷点下でも
21度くらいをキープできました)。

そこで、我が家の簡易温室にも工夫ができないか若干試してみました。
まずは、先日追加で入れた熱源のビン(写真右側の熱源)。
こいつの水量を増やすことを考えました。
ちょうど去年ツシマヒラタに使った1500ccのハチミツビンが
1個使わずに余っていたので、これと交換してみました。

しかし、思ったように効果が上がりません。???

次に、温度センサーとヒーターの位置関係を見直してみました。
 @センサーはできるだけ底に近い部分に、
 Aヒーターはできだけ、センサーから離して
 Bヒーターはできるだけ上の方へ
を基本コンセプトにして、調整してみました。
暖かい水は上に溜まることを考えると、サーモの通電時間が延びるハズなので
結局熱源の水温全体が上がる効果があるハズです。

ただ、Bについては、水の蒸発で水位が下がった場合に
ヒーターの破損や出火などがちょっと気になるところではありますが、
どうせ毎日虫はチェックすると思いますので
ついでに注意を払うことにしました。

結果、これが大当たり!!!。
時間を空けて時々温度計を見ていたらグングン室温が上がり、
26度まできたので、サーモの設定温度を30度を下げて・・・
それでも室温の上昇が見られます。こうした試行錯誤の後、
結局、設定温度マイナス5度位で安定することが分かりました。
サーモは35度まで設定できるので30度近くまで守備範囲になったと思います。
今のところ22度で飼育するつもりなので
現在はサーモの設定温度は26〜27度くらいになっています。



左の水槽(?)の手前の吸盤が温度センサーです。
画像をクリックして拡大していただくと多少分かり易いのですが
ヒーターが不自然な位置にぶら下がっています。

えっ?、上の写真よりもケースの数が増えてるって??
しっ〜、それはカミさんには内緒です・・・・。


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