
翌朝。7時過ぎに起きると、やはり外は明るい。光線の加減は違うが(朝と夕とでは、日が射す方向が違うので)、夕べからずっと明るさが続いている感じである。
午前9時にホテル出発。割とゆっくりとした出発で、強行軍でないところが嬉しい。アウランコ公園内をぐるっとバスで回った後、いったん数キロ離れたハメーンリンナの町に戻り、シルバーラインクルーズの船に乗る。シルバーラインクルーズとは、ハメーンリンナと、フィンランド第2の都市、タンペレとを8時間で結ぶ船旅である。このうちのわずか45分間、ハメーンリンナとハットゥラ間を船で下った。
船内は、客室とデッキから成る。ちょっと東京湾を運行している船を思い出させる。お客は我々一行だけ。川べりの銀柳がとても美しい。釣りを楽しむ人とか絨毯を洗う人の姿が見られた。「絨毯を川で洗う」というのは、フィンランドの夏の風物詩だそうだ。冒頭のハメ城の写真も、クルーズ船から撮った。
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ハットゥラで下船後は、バスで再度ハメーンリンナへ戻る。いったりきたり、の旅である。逆に、そうまでしても、シルバーラインには乗ってみるべき、とも言える。 ここは市街中心部のマーケット広場。八百屋や花屋、雑貨屋などが露店を広げている。この後、こういった光景は、北欧のいたる町で目にすることになったが、ハメーンリンナのマーケット広場が、その最初の出会いであった。 |
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| シベリウス生家 屋根につけられた梯子は煙突修理用? ![]() |
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ハメーンリンナの郊外で昼食をすませた後、さらに100キロほど北の町、タンペレへ向かう。ここは、ヘルシンキに次ぐフィンランド第2の都市。しかしたくさんの湖に囲まれた町は美しく静かで、とても大都会とは思えない。
市街をぐるっと回ってから、町の中心部にある市立図書館へ向かう。ここの一階が、フィンランドのアイドル、ムーミンの博物館になっているのだ。
博物館入口でムーミンと握手!嬉しい〜![]() |
ここにも保育園の子どもたちの姿が。![]() |
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この後、タンペレ大聖堂(聖ジョーンズ教会)へ。1907年に建てられたものである。ゴシック様式をした石造りの堂々とした教会である。 外観もさることながら、ステンドグラスや壁画がとても美しかった。中でも私の目を引いたのは、少年を描いた壁画である。12人の少年がバラの花輪を持っている絵。これは、自分の人生の重荷は自分で背負わなくてはらない、ということを意味する宗教画らしい。(英語のパンフレットより。読み間違えていたらごめんなさい) 12人の少年のうち、もっともかわいい少年の絵を撮影した。 |
![]() かぁいいでしょ? こんな感じの少年が あと11人。 |
大聖堂の見学でタンペレ市街観光は終わり。17時過ぎにはホテルに入る。夕食まで2時間あまり。木曜日だったので、Ninght late Dayで、普段よりお店が遅くまであいていたので、またぶらぶらと散歩に出た。まずは、近くのタンペレ駅へ。
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この後、フィンランドの有名デパート・ソコスデパートへ行き、博物館で買えなかったムーミンやスナフキンのぬいぐるみを買って、ホテルへ戻った。
この日は、東洋人には全然会わなかった。寒いからか、税金が高いからか、首都からちょっと離れているからか、どこの国にもしっかり根づいているチャイニーズさえも見当たらなかった。どの人も背が高く白肌金髪碧眼、特に女性はどの人も非常にきれい。黒髪で褐色の肌の私どもは珍しいのか、町中では時々振り返られたりした。
それでも、日本のマンガ文化はしっかりこの地に根づいていた。タンペレ駅前の本屋には、日本マンガの海賊版がたくさん置かれていた。ちなみに高橋ルミ子「らんま1/2」は、1冊日本円にして3000円。うーむ、高い……
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