Produced by Trevor Horn, 11th November 2004, Wembley. reported by Fumio T.(Mail takanositemail@mbr.nifty.com (please copy and paste))
Sorry, Japanese only except the song list.

DVD now on sale!
(Attention! Rsgion2 NTSC)

Produced by TREVOR HORN〜A Concert For Prince Trust
発売日:2007/02/07 品番 : DEBR-13807 定価 3,990円(税込)
販売元:ジェネオン エンタテインメント  ●リージョン 2 ●収録時間 138分



2006年11月28日のBarflyでのトレヴァーさんギグ、The Producersについてはこちら

CD、DVDのジャケ写、プレイリスト等はこのページの一番下にあります。


HOME    11月の日記に戻る

Mail takanositemail@mbr.nifty.com (please copy and paste)


Buggles    Video killed the radio star, Living in the plastic age.
Dollar   Mirror mirror, Give me back my heart.
ABC   Poison arrow, All of my heart, Look of love.
Grace Jones   Slave to the rhythm.
Bell & Sebastian   Step into my office,baby, I'm a cuckoo.
Lisa Stansfield   Take a woman to know.
Art of noise   Close to the edit.

     (pause)

Pet shop boys   Left to my own devices, It's alright.
Yes (Alan White, Chris Squire, Steve Howe, Trevor Rabin (Vo),Trevor Horn, Geoff Downes)   
                     Cinema, Owner of a lonely heart.
Propaganda   Das Testament des Dr.Mabuse.
t.A.T.u.   All the things she said.
Seal   Killer, Kiss from a rose, Crazy.
Frankie goes to Hollywood (Paul Rutherford, Mark O'Toole, Peter Gill, gerard o'toole, and Ryan Molloy as a guest vocal)    Welcome to the pleasure dome, Two tribes, Relax.
 いきなり冒頭にリストを出しちゃってお楽しみ半減かもしれません。すみません。でも海外からも期待されているので、まずは彼らが見ても文字化けしない英文のほうを先に載せた次第です。ご了承くださいませ。
 曲順をメモりながら見ていた、という、from Japan参戦組の増山龍太さんからのご指摘で、正確な曲順は以下の通りと判明しました。ありがとうございます>増山さん。おおっ、途中から全然違うじゃないか。理性消し飛び過ぎ(笑)>自分。(12月3日追記)。
Buggles
Dollar
Grace Jones
Bell & Sebastian
ABC
Art of Noise
Propaganda
Yes

     (pause)
Pet shop boys 
Lisa Stansfield
t.A.T.u.   
Seal   
Frankie goes to Hollywood
 2004年11月11日、ロンドン近郊のウェンブリー・アリーナで行われたPrince's Trust Concert、トレヴァー・ホーンのメジャー・デビュー25周年記念"Produced by Trevor Horn "に行ってまいりました。日本では「芸歴25周年記念」と言われることが多いのですが、トレヴァーのキャリア自体は10代には始まっていて(バグルズまでの下積みが長かったのだ)、芸歴自体はそれよりもはるかに長いので、その経歴に敬意を表して、私はこの表現は使わないことにしています。まあそれはともかく、『ラジオ・スターの悲劇』の時からのファンであり、明らかにトレヴァーを元ネタにした小説(ムジカ・マキーナ』)でデビューしてプロになった人間としては、やっぱり行くべきでしょう、というか万難を排して行かねばなるまい、ちゅーか行かなくてどうする、止めてくれるなおっかさん、というわけで、誰も止めていないにもかかわらず勝手にエキサイトして、行けるかどうか分からないうちにチケットを確保して、妹を誘って行ってしまいました。あ、ちなみに、検索でいらっしゃった方のために自己紹介いたしますと、ワタクシは高野史緒と申しまして、こういう者でございます。
 11月11日、寒過ぎもせず雨も降らない、なかなか良いお日和。午後7時にウェンブリー・アリーナ開場。まあヨーロッパのオペラでもクラシックでもそうですが、開場前から長蛇の列……などということは全く無く、こんなんで大丈夫なのだろうか、とさえ思えるほど並んでる人が少ない。そのわりに列が進まないのも道理で、荷物検査と金属探知機によるセキュリティー・チェックがあり、これにけっこう時間がかかっている様子。開演直前に来たらかなりヤバそうな気配(実際、これプラス皇太子入場の警備強化のために、冒頭のアレを聞き逃した人が続出したらしい)。売店にはTシャツとマグカップ、ZTTのCD、プログラムが並び、2枚組みのProduced by Trevor Horn CDも先行発売。まあどうせあとでZTTのサイトで売るんだろう〜と思いつつも、ついトレヴァーCDとマグ、プログラムを買ってしまう(ちなみに帰国後、ZTTからグッズ販売のお知らせメールが来たさ。ふっ(嘆))。しかし、買ったグッズを入れてくれた袋が、トレヴァーが運営するサーム・ウエスト・スタジオの袋。袋のほうがレアだったりして(笑)。
 会場には全体にうっすらとスモークが焚かれ、正面のスクリーンには、眼鏡+ヘットホンのあのシンボルマークが。当然っちゃ当然かもしれないが、生オケも生ピアノも完備。会場の温度でピッチが変わりやすい弦楽器はすでにステージの上で調整中。おおっこれは絶対にアレをアレをやるつもりだ、と、いやが上にも期待は高まる。ここで何のことだか分かっちゃったあなたは仲間だ(笑)。観念してCDもDVDも買うように(笑)。
 客席には、さっそくTシャツに着替えている人もおり、トレヴァー眼鏡でちょっぴりコスプレしてる人も。それにしても来る人来る人、年齢層は微妙に高め(当然か?)。少なくとも私たちのいたアリーナは30代〜40代が中心といったところ。上のほうの席はもうちょっと若めな感じなんだけど、それでもやっぱり、オペラグラスで一通り眺め渡したところでは、20代後半〜30代って感じかなあ。まあ何にしても、フランキーの頃に10代〜20代前半だった、ってあたりがメインかな。まあそりゃ〜そうでしょうともよ。自分だってそうだったわけだし。
 みんな来るのが遅いんだろうと分かっていても心配になるくらい入りの悪かった会場も、予定より15分遅れの開演8時には限りなく満席に。客席の照明が落ちて、まずはウェールズ公チャールズ殿下ブレア首相ご夫妻の入場。ウェールズ公が同伴しているのはカミラ・パーカー・ボウルズ夫人……。ううむ、自分がこのツーショットを生で目撃することになるとはなぁ。いや、別にいいんですけどね……。いやいや、い〜んですけど、ホントに。ただ、帰国前に立ち寄ったパリでアルマ橋の傍を通りかかった時、ちょっと複雑な気持ちになったことでございますよ。世の中にはそういう複雑な思いを抱く人間はいまだにたくさんいるのだということは覚えといてくれたまい>ウェールズ公(ちなみにこの時は、カミラ夫人は婚約指輪やそれに類したものは身につけていませんでした(2005年2月追記))。
 まあそれはともかく。気を取り直して。
 オープニング・アクトはアレか、コレか……と色々想像(妄想?)してはいたものの、まさかアレだとは! 「1981年、MTVが開局され……」のナレーションが来ちゃったらもうアレしかないでしょう。そう、一曲目からいきなりバグルズ登場! 『ラジオスターの悲劇』だったのだ! ひ〜え〜(汗)。大丈夫かトレヴァー?! イエスのトラウマから四半世紀、ついに大舞台で披露される生ラジオスター! ちなみに6年前の小規模なZTTギグで一度歌っているので、厳密に言えば史上初の生ラジオスターではない(最初、3年前と書いたけど、その後それは1998年のことと判明。訂正しました)。もっともあれは今回のため)リハビリだったらしい。あの時は暗いライヴハウスの中でもサングラスをかけないと歌えなかったそうだけど……。しかし今日は幾分か緊張した面持ちではあるものの、あのトレードマークのでかい瓶底眼鏡をかけ、意図的に悪趣味にしているのであろう(と信じたい)シルバーのラメラメのジャケットを着、ベースを高い位置に構え(←カッコ悪い)登場。もちろんバックにはジェフリー・ダウンズブルース・ウーリーも。見た目はとうの昔におっさん化しているものの、声は当時とほとんど変わらなく若い。トレヴァーは自分がプロデュースしたアルバムでよくバック・ヴォーカルをやっているので、声が年を取っていないのは知っていたけど、しかし、生で見ると見た目とのギャップが激し聴くとなおさら良いです。いやこれは好みの問題だから他人に同意は求めないけど、わたしゃトレヴァーの声が大好きなのですよ。すげー好きっす。パフォーマーとしてのトレヴァーに関して、ルックスとファッションには何も求めないけど(笑)、ヴォーカルとベースには激しく激しく熱烈に執拗に過剰なまでの期待を抱いているのでございます(って言ったらプレッシャーだろうなあ(笑))。
 二曲目は『プラスチックの中の未来』。ああ〜! どうせなら2枚目のアルバム『モダン・レコーディングの冒険』から何か──『オンTV』とか『モダン・レコーディングの冒険』とか──をやって欲しかったと思わないでもないけど、2枚目はほとんどトレヴァーが一人でちまちま作ったものであるらしいので、「バグルズ」という括りではやはり1枚目から出すのが順当か。これもやはり微妙に緊張しつつも、つつがなく終了。まずは最初にして最大の壁を越え、あとのMCもベース演奏もリラックスしてできた様子。まずはおめでとう>トレヴァー。

 あっちこっちに貼ってあるので私も貼ってしまおう。何か問題があったら指摘して下さいませ。当日のトレヴァーの写真。



 次に登場したのはダラー。この男女二人組みのユニットは日本では……というか英国以外ではほとんど知られていないけれど、英国内では何というか、人気がありつつちょっとばかにされているというか、ティーンズ・アイドルのまま大人になっちゃって、この人たちまだやってるよ〜、しょうがないな〜と思われつつそれでも何となく愛されてまだまだ存続している、という位置づけの存在らしい(でもよく知らない)。二曲目のGive me back my heartは、20年前にNHKFMが放送したトレヴァー・ホーン特集のエアチェック・テープを後生大事に聴きながら(さすがに数年前にMDに移したけど)、早くCD化してくれえ〜と悶絶していた待望の一曲! しょ〜もないセンチメンタルなポップソングと言ってしまえばそれまでだけど、ソングライトはバグルズの面子、さすがと言うべきか、しょ〜もな〜と言いつつハマってしまう魔の逸品。うわ〜っ、しょ〜もなっ(耽溺)。ダラーはクレジットされていなかったので、まさかコレが聴けるとは夢にも思わなかっただけに喜びもひとしお。一曲目は同じくバグルズのソングライトで、英国内ではけっこうヒットしたMirror Mirror。これもまた一度聴くと旋律が脳に定住する、異様なまでにポップな曲。ちなみに『ラジオスター…』のあの女性コーラスは、ダラーの女性のほう、テレサ・バザールですやっぱりもうおばさんっちゃおばさんなんだけど、相変わらずあの可愛い声はほぼ健在。ウィスパー・ヴォイスの宿命で声量は無いので、彼女のマイクの音量はもうちょっと上げたほうがよかったかも。ちと惜しい。
 って言ったら次はやっぱりABCでしょう。本日のオリジナル・メンバーはマーチン・フライと……後で聞いたところによるとデイヴィッド・パーマーの二人だそうです。まあとりあえずマーチンさえいてくれれば何とか(笑)。この人も確かに年を取ったといえば取ったけど、あんまり変わってないなあ(いい意味で)……そ、そうでもない……? まあ確かに太りましたが(笑)。プログラムの写真はおじさんだけどむっちゃカツコイイです。演奏は三曲ともいい……んだけど、あの革のスカートというか、キルトをはいて浮いてるベーシストは一体誰だ? 元カジャグーグーニック・ベッグスだそうです。うう……カジャグーグー……何もかもみな懐かしい(涙)。いや別にキルト自体はいいんですよ。それはいい。だけど革ですぜ、革。ヘンだよ! よそんちのバンドでそれはないだろう! マーチンがLook of Loveでさっきのトレヴァーを顔色なからしめる金スパンコールギラギラのスーツ(笑)を着たので、ギャップはますます顕著に。このあたりでマーチンが会場を煽るが、だ〜れも立ち上がらない(笑)。いや盛り上がってないわけじゃなくて、みんな「じっくり聴く」モードに入っちゃっているのだ。私もそのクチ。ああ……Look of Loveもええ曲や〜、って。これだって、やっぱり単なるポップソングに過ぎないのにね。なんでこんなにいい曲なんだろう? 
 ワタクシ的には4ever 2getherをやって欲しかったけど、やっぱりヒットしたシングル・カットの曲優先だよね〜。まあ仕方があるまい。でも改めて、若い頃のマーチン・フライがどんだけカッコ良くて、十代だった私がいかにドキドキしたか、ちょっと思い出したことです。そうであるだけに、ウェブのあちこちにアップされたこの日の写真を見ると、こ、こんなだっけ……?と思ってしまう。ううむ。当日ステージで見た時は、ちょっとふっくらしただけであんまり変わってな〜い、きゃ〜、と思ったのになあ(笑)。:願望が見せた幻だったのか……?
 で、うちの妹が狂喜したのがグレース・ジョーンズ。黒のレオタード風の衣装に黒のマント、額に昔のカストラートのような(?)羽飾り。よく考えたらグレースはもう55歳(トレヴァーと同い年か?)になるんだけど……な、何なんですか? あの脚の美しさは? 確かに太いっちゃ太いんだけど、それさえ味方につけたような美しさ。で、これがまたえらく長い。もう胸から下は全部脚な勢い。そしてあのカリスマ的なコントラルトの声。歌いながらステージの左半分をのしのしと歩き、一、二度しゃがむだけ(基本はt.A.T.u.と同じ(笑))なのに、何故かそれで様になってしまうのであった。最後にバックでベースを弾いているトレヴァー(もう目立つジャケットは着ていない)にkiss。こうやって並ぶと、トレヴァーとそれほど極端に背の高さが違うわけではないんだけど、脚の長さは倍くらいありそうに見える(笑)。曲はもちろんSlave to the Rhythm。本来はトレヴァーがFGTHのために書いた曲だという。でもやっぱりグレースが歌って正解だった、と思うことです。
 次に「スコットランドから来た7人の才能ある若者たち……」(というような言葉だったと思う)と紹介されたのが、ベル&セバスチャン。私は実はこのバンドのことはトレヴァーとコラホボレイトするまで全く知らなかったんだけど、それも道理で、トレヴァーとベル・セバは「最も結びつきそうにない組み合わせ」と見なされていて、トレヴァーのファンからは「何そのバンド?」と言われ、ベル・セバのファンからはうさんくさーい目で見られていたらしい。インディーズであり続けることにこだわりを持つ、グラスゴーのアコースティック・バンド……。オレ達なんでこんなところにいるの?と戸惑っているようにも見えるし、ぽっちゃりした女の子(誰?)がフルートを吹き始めたりして、彼らの演奏が始まると確かに浮いてしまったのだった。曲はトレヴァーがプロデュースしたアルバム『ヤァ! カタストロフィ・ウェイトレス』から二曲。しかし、掴みからして強烈!という曲ではないんだけど、人力演奏の魅力にあふれていて、intimateでちょっとシニカルな音楽自体は良いのだ。アルバムも、まずトレヴァー・ホーンという文脈から離れてベル・セバ自体を聴いて、その音楽に身をゆだねているうちに、所々にトレヴァーらしさ(『シールW』とか『Moment』に通じる)を感じて、それで初めて両者の結びつきの「良さ」が味わえるのではないかと思う。しかし……いかんせんこの場では不利なのは事実。惜しい!
 新しいアルバムつながりなのか、次に登場したのはリサ・スタンスフィールド。つい最近、ZTTからベル・セバ同様に人力演奏の魅力たっぷりな新譜を出したばかり。限りなくベリー・ショートに近いショートカットの髪と颯爽としたバンツスーツというマニッシュないでたち。曲もちょっと派手めなシャウトが入るものだったんだけど、正直、選曲ミスなような気がしないでもない。もっと「キレイめ」な、歌唱力そのものを聴かせてくれる曲のほうがよかったのでは……。どうせベル・セバの後なんだから、何を歌ったってこれ以上地味にはならないって(笑)。
 21世紀に入ってロル・クレームを迎えたArt of Noise(アート・オブ・ノイズ)は昔の曲で来た。Close to the editという選曲は、本日の主役が弾くベースのパートが目立つからか。いや、嬉しいんですけど。しかしAONを生で聴くというのも、なんか矛盾してていいなあ(笑)。もっとも、ここ数年はライヴもやっているので、これが史上初生AONではないけれど。「失敗が許されない」ライヴ(笑)。しかし、中盤の「To be in England……」の女声のセリフが欠けたのは、どうもマイクが入らなかったせいではないかと見た。しかし私はトレヴァーのベースがたっぷり聴けて満足でございます。
 ここで30分の休憩。
 席を離れたら戻ってこられなくなりそう(笑)なので、その場でお喋りしながら待機。我々姉妹はせくし〜(当社比)な黒ドレスを着ていたにもかかわらず、後ろの席の、明らかに10歳以上年下のにーちゃん達にローティーンだと思われていることが判明! てめえら……! まあ彼らからしたら、そんなガキがバグルズやAONの昔の曲で喜んでてフシギに思えたことでしょう。ふっ……いいのさ……どうせわしらはガキ面さ……(諦)。まあ、私は結婚指輪を外して首から下げていた(ずっと総立ちで盛り上がってたら指輪は失くすかも、と妹に言われていたので)ってのもあるだろうけど。……いや、もし指輪をしていたとしても、単に「アジアでは子供との超早婚もアリなのか」と思われるだけだったりして(笑)。
 あとは、そういやシンプル・マインズは出演が予告されていたにもかかわらずクレジットされてないじゃーん、とか、今日のフランキーのヴォーカルは誰だ、とかの話。ホーリー・ジョンソンは参加しない、ヴォーカルは「スペシャル・ゲスト」というのはPrince's Trustの公式サイトでも表明されていたし。彼らのうちの一人は、アンドリュー・ポッピーと予測(だったと思うけどなあ。何か聞きちがってたらゴメン)。果たして?!
 それにしても、トレヴァーのMCがヌルい(笑)。イエス時代にもいろいろ言われてましたが、なるほど、って感じ。オーディエンスの先頭に立って乗せる、ということができないというか……。MCが始まると、客席が冷めるとかしらけるというわけではないんだけど、なんか妙に落ち着いちゃうのだよ(笑)。だから総立ちにならないのだ。どう形容したらいいのか……そう、シロート喉自慢の司会者ふうとでも言いましょうか。まあいいか。本人もそれを自覚してフロントに立つのをやめたのだろうし。人の「向き・不向き」ってフシギだなあと思うことです。
 後半はいきなりオーケストラのトゥッティで開始……。おおおおお! こっ、この曲はっ! やはり反応する人はものすごく多く、いきなり総立ち。そう、ペット・ショップ・ボーイズだあ! Left to my own devicesだあ! 今年来日をドタキャンしたPSB! 時々どちらかがHIVとの噂が流れるPSB! そうでなくても何となく健康不安説が流れるPSB! しょうがねえなあ、と言いつつ毎回アルバムを買っちゃうPSB(笑)! 見た目はすでに分別臭い経済学者みたいになってすっかりペット・ショップ・おじさんズな二人だが、ニール・テナントは相変わらず前歯から出てるようなあの声で歌い、クリス・ロウは黒のキャップにサングラスで、クールにキーボードにはりついている。しかし……練習してなかっただろう君ら! 
 二曲目はIt's alright。ワタクシ的にはPSBのオールタイム・ベストな一曲。これも盛り上がる盛り上がる! 歌詞自体、みんなで音楽で盛り上がるにはふさわしい曲だし。それにしても、改めて、華麗なアレンジ、華々しいプロデュースだなあ、と思うことです。CDでじっくり聴くのもいいけど、大勢で聴くのもまた気持ちいい。カタルシスだなあ。トレヴァーとのコラボレイト新曲(タイトルはNumbで決まりか?)もいよいよ起動したらしいし、またこれからが楽しみなことです。日本にも来いや。
 PSBの興奮も冷めやらぬうちにトレヴァーから「兄と僕が少年時代からのファンだったバンドで……」と紹介し始めたらもうこれしかないでしょう! イ、イエスだあ! それにしても、イエスに対する英国人の反応には物凄いものがありますね。盛り上がりの中にも厳粛さがあり、皇太子の臨席時よりも鋭く緊張が走り、それまでおっとりと構えていたジェントルマンの方々が、隠し持っていたカメラを懐から取り出して通路にダッシュ! 何やら神聖な儀式という雰囲気さえ漂うステージに現れたのは……あああっ、やっぱり、仕方がないことかもしれないけど、ジョン・アンダーソンがいない〜! クリス・スクワイアアラン・ホワイトトレヴァー・ラビン、そしてスティーヴ・ハウ。前三者は「ロンリー・ハート時代」のイエスにいたメンバーだが、スティーヴはその当時はイエスに在籍していなかったにもかかわらず、今日、来てくれたのだった。ありがとう、ありがとうスティーヴ(涙)。クリスとスティーヴはトレヴァーのプロデュース作品の幾つかでバック・バンドのメンバーとしてもクレジットされているので、本当にお友達なんでしょうね。今回のイエスは言わば、無視組と友情組にはっきり分かれた格好に。まあ、ジョンに言わせれば、当時は「イエスを抜けたつもりはなかったのに、いつの間にか追い出されて(ジョンとリック・ウェイクマンの代わりに)バグルズの二人が居座っていた」のだそうだし、唯一のナンバーワン・ヒットがロンリー・ハートってのも嬉しくはないかもしれないしで、わだかまりがあるのも分からないではないけど……。しかし、トレヴァー・ラビン在籍時の曲を「あまりにもフツーのロックっぽい」と嫌っていたスティーヴ・ハウが、後にその頃の曲の良さを認めてくれて、積極的にステージに上げるよう努力した、というのを聞いているので、どうしてもジョンに大人げないなあ、という感想を持ってしまうのであった。まあ、そういう大人げのなさもジョンらしいのかもしれないけど。
 セッションはインストのシネマから開始(グラミー取った曲ね)。トレヴァーとジェフも参加(最初、上のリストでこの二人をイエスとして数えるのを忘れてたよ(笑))。とにかくむちゃくちゃ難しい曲だけど、ものすごい迫力と綿密さで手練の演奏を聞かせてくれる。うわ〜! 後光が射してる〜! なんかやっぱり「格」が違う!って感じ。
 しかしその後、トレヴァー・ラビンのギターが「あの」イントロを弾き始めると、一瞬、会場に緊張が走ったような気がするのは気のせいか。ロンリー・ハート……。ヴォーカルはどうするんだ?! ま、まさかトレヴァー・ホーンが……? イエスのヴォーカルとして歌えるほど回復したのか(笑)? 「ドラマ」時代、ジョンの後釜としてステージに立って罵声を浴びたばかりではなく、広大なアメリカを縦断するツアーで喉をつぶし、NYのコンサート会場に向かうツアーバスの中でウォークマンを手渡されて「君はこの曲は聴いたことないかもしれないけど、今夜歌うんだよ」とかいうむちゃくちゃな目に遭っていたそうなので、そりゃートラウマにもなりますわな。そういやこの最後のエピソードを暴露したのはスティーヴじゃなかったか? っていうか、これをやったのがスティーヴだったような気が(笑)。しかし、まさか……と思ったけど、歌いだしたのはトレヴァーはトレヴァーでも、ラビンの方でした(笑)。安心するとともに、ちょっと「ちっ」って感じも。トレヴァー・ホーンのロンリー・ハート、聴いてみたくないですか皆様? まあ、ジョーシキ的に考えたらトレヴァー・ラビンで妥当かな。この人は元々自分のバンド持ってヴォーカルやってた人だしね。
 しかしこれはキッツイ。キッツイよお〜(涙)。カウンター・テノールのジョン専用高音域の曲なので……。ギターを弾きながらあの厳しい曲を歌ったラビンは偉いけど、哀しいかな、どんどん声が出なくなってゆく。ああっキッツイ! トレヴァー・ホーンが開発したサンプリングの必殺技「オーケストラ・ヒット」を生オケが演奏するというお楽しみも。そう、会場のセッティングの生オケを見て、やるだろうと思っていたのはこれでございます(笑)。ラビンは最後の最後にはついに1オクヌーヴ下げて歌った。まあ仕方がないでしょう。お疲れ様でした。

 後日、超プログレヲタの友人たちの話によると、「ジョンは(いい意味でもナニな意味でも)〈天使〉なので、根気よく恨みを持っていたりしないだろう。単に調子が悪かったとか、そういう理由では」とのこと。うーん納得(笑)。確かにそのほうがあり得る。(12月追記)
 イエスの登場で、大イベントが一つ終わったなあという感じになっちゃった後で登場するのはかなり大変なことだけど、そこはやっぱりプロパガンダです、 トレヴァー・ファン支持率は高い。スザンヌクラウディアはダーク・レッドのブラウスに黒のパンツスーツ、同じ衣装に同じメイクで登場。曲はDr.Mabuse。下馬評ではDuelをやるのでは、との説も根強かったけど、私は断然マブーゼ派(笑)、嬉しい。この曲はトレヴァーが手掛けた作品の中でもワタクシ的オールタイム・ベストの一曲だ! 演奏も本日出色の出来。またこのメンバーでこういうのやってくれないかな〜と思わせる。もちろんプロデュースはトレヴァーで(笑)。
 さて。ここまで来たらあとり曲順はほとんど予想通り。ギリギリで出演の決まったt.A.T.u.(タトゥー)登場。どっちかが妊娠中のはず。確かレナだったよね、そういやあのお腹は間違いなく妊婦……と思っていたら、後で確認したら妊娠しているのはジュリアのほうでした。そういや胸は確かにジュリアのほうが妊婦っぽい。それじゃレナ、そのハラは一体……? まあ、両方妊娠していると言われても納得の体型で、どっちがどっちだか、正直、よく分かんないっす(爆)。まあ二人ともロシアの民族的運命をたどってるってことで。
 白のピチTと、デニムのこれ以上短くしようがないショートパンツ。うう。こんな格好をしていてもセクシーというより「ガキ」だ(私に言われたくはないか……)。パフォーマンスは各自ステージの右半分と左半分を歌いながらのしのしと歩き、一、二度しゃがむだけという、基本はグレース・ジョーンズと同じ(笑)。なのに芸が無く見えてしまう。間奏でちっょと抱き合って、ちゅっ、てしたかな? ちょっとよそ見をしていた(当然だが、トレヴァーを見ていた(笑))ので見逃した。間奏が終わる直前、レナがジュリアのハラを触る。そんだけ。しかし歌は上手い。日本公演の時にライヴは全然ダメ、と、昔のFGTHのように(笑)さんざんこき下ろされていたt.A.T.u.だけど、どうしてどうして、上手いではありませんか! やっぱりちゃんとやればできるのだ〜と思っていたが……な、何と! 後日聞いたところによると、この日はどーしても調子が悪く、口パクだったんだそうだ! どしえ〜! お前ら!
 そう遠くはない未来、私はt.A.T.u.の最後の舞台を生で見たよ、と自慢することになるかもね。ははは…… 

t.A.T.u.
 後日、ジュリアは9月にはすでに出産していたことが判明。まあ産後だからウエストが太くても仕方がないか……? でもワールドワイドのプロのつもりなんだったら、松島奈々子を見習ってほしい……
 気を取り直してシールを聴こう! シール! 日本ではマスコミ相手の販促ライヴしかやったことがないシール! 何故かにほんでは 評価が低いシール! トレヴァーとタメを張る職人気質でなかなかアルバムが出ないシール! 貴重な一瞬。カタギじゃないな、って感じのシルバーの刺繍のついたジャケットを着て現れ、一曲目からいきなりキラー! そ、それに、おお、喜べ!トレヴァーがキラーのあのベース・リフを弾いているぅ〜! シールは観客との一体感を求めて(?)客席へ降りて歌う。すでに総立ち状態なのでオペラグラスを構えている場合ではないのだが、それでもシールよりトレヴァーの姿を必死に追うワタクシ(笑)。Kiss from a rose『パットマン2』のエンディングとして有名で、その上グラミー取りの曲なので、外せないってのも分かるけど、新しいアルバムからTouchをやるという手もあったのでは〜、とちょっと思う。Crazyもあれだけヒットしたんだからやっぱり外せないかなぁ。でも、アルバムには入らなかったMinor grooveも、ライヴで演奏して欲しい隠れた名曲だし……と、いい曲が多いだけに悶絶。
 さて。

 こうなってくると、もう、いよいよ、でございます。トリでございます。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドを残すのみ。もう、ただ盛り上がっているだけではなく、かつて熱烈に愛し合った恋人との再会のような切なさ、その人との永遠の別れの予感のようなものさえ漂ってまいる次第でございます(とかいって、このまま「再結成だ〜!」とかやられちゃったり……しないよね(笑))。そう、この、水音や鳥の声などの「楽園」風の効果音……紛れもなく、プレジャー・ドーム。まだ薄暗いステージに動く人影……。フランキーか?と思いきや、黒の衣装をまとった男女一組のバレエ・ダンサーによるパ・ド・ドゥ……。これがけっこう長い。おおお、なんか、もろに高野史緒の小説世界ではないですか! さすがトレヴァー、私の好みを分かっていてくれたのね、と、お花畑なデムパに侵される私(笑)。
 あのボコーダーのかかったWelcome to the pleasure domeの台詞に導かれて、光と音の洪水とともにFGTH登場。バックバンドもフル稼働状態。FGTH登場とはいえ、今回のオリジナル・メンバーは、ポール・ラザフォードピーター・ジルマーク・オトゥールの三人のみ(でもABCより出席率良し(笑)。その後ドイツから訂正が入り、もう一人、ジェラルド・オトゥール(マークの兄弟?)も含まれていることが判明。世界中にヲタな奴が……あ、いやいや、博識な方がいらっしゃるわけです)。期待のリード・ヴォーカルは……? 実は私は、案外マーク・アーモンドなんていうこともアリ?などとひそかに考えていたのだが……んん? 誰だあれは?

Ryan Molloy
 帰国後にネットを介して知ったところによると、この人は何と、オーディションで2000人の中から選ばれた、Ryan Molloyという28歳の新人だという。ライアン……何て読むんだ? おしえて英語のえらいひと!
 しかしこれがまた上手いのである。プレジャー・ドームでがっちりと観客の心を掴み、二曲目はトゥー・トライブス。おおお、当時、レーガン大統領のそっくりさんとチェルネンコ書記長のそっくりさんが泥レスリングをやるというPVで、ソ連政府から抗議が来て英国議会下院で大問題になったという、アレです。ちょうど君たちがソヴェト連邦の同志として生まれたくらいの頃、ピオネールにさえ入れないくらい幼い頃の話だよ>レナ&ジュリア。もう閣僚の前だろうが皇太子の前だろうが歌っちゃうんだもんね(笑)。しかしいまだにこの歌詞は色褪せないのだった。対立項目こそアメリカ対イスラム圏になっているけれど。
 最初はジャケットを着て歌っていたライアンがそれを脱ぐと、下は『海賊』のアリのような衣装になっているのだった(いきなりバレエの話ですまん)。うーん独特。三曲目はもうこれしかないでしょう!のリラックス。当時放送禁止になったこの曲だって、やっぱり閣僚の前だろうが皇太子の前だろうが歌っちゃうのだ。それにしてもライアンのヴォーカルの上手いこと上手いこと! 新人とはいえ、多分どこかのパブで歌っていたとか、セミプロのバンド(あるいは無名だけどプロのバンド)をやっているとか、何かはやっているのでしょう。しかし上手い。後日、英国では「当時のホーリー・ジョンソンより良い」なんていう評も現れるほど。いや、でもそれは決して大袈裟ではないと思う。私も80年代にフランキーのライヴ録音を何度か聞いているけど、正直、ホーリーは「下手」でこそないけれど、「だから何?」という感じだったので。今回はやっぱりというべきか、ライアン君にも「ホーリーの物真似」的なところはあるけれど、きっちり聴かせてくれるし、会場を盛り上げるのも上手い。メイクのせいか、容姿もなんかえらく独特なような気が。毒が抜けて渋いおじさまになっちゃったポールがすごーーーくフツウに見えるっす(笑)。
最後のCome!の声を残して宴も尽き果てると……ううむ、やっぱり観客はアンコールを要求して騒いだりせず、おとなしく帰ってゆくのであった。酔っ払って女にからむ奴もおらず、駐車場でビール瓶を割って暴れる輩もなく、みな粛々と帰宅。我々のホテルにもかなりの数のお仲間がいるようで、同じ方向に向かう人も多い。ホテルの24時間カフェも人で一杯。しかしここでも誰もナンパしたりわめいたりしておらず、お茶かビール程度で、連れ同士でにこやかに談笑している状態。カウンターにたかっている若い連中も、せいぜいバーテンをファーストネーム呼んで急かしてからかう程度。ううう……皆さんオペラの帰りですか(笑)。妹と私はお茶だけもらって「お仲間」たちとおやすみの挨拶をして部屋に引き上げたのだった。
 それにしても、まさかラジオスターやリラックスを20数年後にわざわざ英国まで聴きに来ることになろうとは、あの頃は(というか、ごく最近まで)思いもしなかった。っていうか、あの曲もこの曲もその曲も、まさか生で聴くことができるとは……。いやそれ以前に、トレヴァー・ホーンという括りでこんなコンサートがあろうなどとは、お釈迦様でもご存じなかったことでございましょう。たいていの曲はコーラス部分なぞ脊髄反射で歌えちゃうのだ(笑)。もちろんラジオスターのあのコーラスも歌ったともよ。ああ……ワタシは今、トレヴァーと一緒にラジオスターを歌っている〜!と思うと、それはもう幸せの境地。まさかそんなことができるとはね〜。ラジオスターを聴いた中学生の頃、この名前も顔も知れない異国のシンガーは一体どんな人だろうと……ええ、どんな「すてきな人」だろうと思っておりましたですよ、素直に認めましょう(笑)。「その人」の正体を知ったのは高校生の頃、FGTHやロンリー・ハートの時。まあ、驚きましたけどね。いろんな意味で(笑)。今回、どうせだったらClean cleanとかElstreeとかI ama a cameraとかもやって欲しかったし、マーク・アーモンドに提供したWhat is love?なんかもトレヴァーに歌って欲しかったし、さらに欲を言えば新曲も一曲くらいは……と、それじゃバグルズのコンサートだって(笑)。いやしかし、マジな話、外野にどれほどイタいと言われようと、終わってると言われようと、全公演追っかけますんで、バグルズの日本公演(小規模のライヴくらいでいい)をやって欲しいっす。と、ファンはすぐ過大な要求を抱く(笑)。まあ、トレヴァーに対する過大な要求と言えば他にもっとモノスゴイやつがあるんだけど、今日はここまでにしといたる(笑)。
 それにしても、主役がほとんどの時間、擬態のように地味な服を着てバックバンドに徹しているコンサートって一体(笑)。でもトレヴァーはやっぱり、キラキラのお衣装を着てフロントに立っている時より、バックで地味にベースを弾きながら、自分が見込んだアーティスト達が活躍している姿を見ている時のほうが幸せそうに見えたのも事実。イエスの一件は、それによって「ヴォーカリストとしての未来を断たれた」のではなく、本来の天職に徹せよとの天からの啓示だったのだとさえ思う。 
 パックパンドと言えば、トレヴァー作品ではおなじみのの面子も紹介されたのも嬉しいところ。海外にはバックバンド全員をしっかりチェックしてる人もいるようです(スゴイ知識と視力だ!)。拾い集めた来た情報としては、有名どころはだいたいこんなところ。人数からするともっといました。
Trevor Horn (bass), AnneDudley (1st keys), Geoff Downes (2nd keys), 3rd keys player (Jamie Muhoberac?), Steve Lipson (electric guitar), Pete Robinson(drums), Alan White (drums, obviously), Lol Creme (acoustic guitar),Phil Palmer (acoustic guitar, backing vocals), Bruce Woolley (backingvocals), Tessa Niles (backing vocals), Rachel Fury? (backingvocals), Luis Jardim (1st percussion), orchestra (conducted by Nick Ingman, string leader Gavyn Wright,horn leader Steve Sidwell).
 次の25年に向けて……って、むちゃくちゃ言ってますか私は(笑)? その時はトレヴァーはもう80歳だし、私も還暦過ぎだ。でも英国くらいだったら行けますので、50周年記念コンサートもよろしく(笑)。

 後日、公式サイトにHere's to next 25 years...って書いてありましたから、むちゃくちゃ言ってません私は(笑)。


    
(記・21〜28 Nov. 2004)
 このコンサートの直後にZTTから二枚組みのCD(この日のライヴではなく、トレヴァーのお仕事集)が発売されています。残念ながら国内盤はナシ。ZTTから買うならこちらアマゾンから買うならこちら。ZTTは恒常的に人手が足りてない感じですが(笑)、ネット通販に関しては非常に信用度が高く、メアドを他に流されるようなことは全くなく、ちょっとトラブルがあってもたいへん誠実に対応してくれますのでご安心を。
 DollarのMirror, Mirroprは当時のものとは超別ヴァージョン。何と言っても、デジタル的に上に数度移調しちゃってるのだ! ベースは録音し直してるかもだ。Give me back my heartは史上初のCD化。Slave to the rhythmは現在入手不可なZTT10周年記念CDでしか聞けないヴァージョンでは。Dr MabuseもZTTからに発売されているDVD付き2枚組みにしかないヴァージョン。Moments in loveも幻のシングルのヴァージョン。「ラジオスターの悲劇」は音源は当時のものですが、デジタル・リマスターしたようで、非常にクリアで高音質です。
 ブックレットには。全曲にトレヴァー本人のコメント付き(でも文中のドビュッシーの綴りが間違ってるよん(泣))。短いながら知られざる事実満載のインタビューと秘蔵写真(もっとマシな写真ないんかい(笑))収録。
Produced by TREVOR HORN

CD

CD1:
1. Buggles ・Video Killed The Radio Star
2. ABC ・Poison Arrow
3. Frankie Goes to Hollywood ・Relax
4. LeAnn Rimes ・Can't Fight The Moonlight
5. Pet Shop Boys ・Left To My Own Devices
6. Dollar ・Give Me Back My Heart
7. Seal ・Crazy
8. Lisa Stansfield ・Say It To Me Now
9. Shane MacGowan ・You're The One
10. Godley and Creme ・Cry
11. Art Of Noise ・Il Pluere [At The Turn Of The Century]
12. Buggles ・Living In The Plastic Age
13. Dollar ・Mirror Mirror
14. Spandau Ballet ・Instinction
15. The Frames ・Angel At My Table
16. Simple Minds ・Mandela Day
17. t.A.T.u. ・All The Things She Said
CD2:
1. Yes ・Owner Of A Lonely Heart
2. Art Of Noise ・Beat Box [Diversion]
3. Frankie Goes To Hollywood ・Two Tribes [Hibakusha Mix]
4. ABC ・Look Of Love [Parts One & Two]
5. Pet Shop Boys ・It's Alright [10th Version]
6. Grace Jones ・Slave To The Rhythm [Blooded]
7. Art Of Noise ・Moments In Love [Beaten]
8. Frankie Goes To Hollywood ・The Power Of Love
9. Simple Minds ・Belfast Child
10. Seal ・Loneliest Star
11. Propaganda ・Das Testament des Dr Mabuse [13th Life Mix]
12. Malcolm McLaren ・Buffalo Gals [Scratch Mix]
13. ABC ・All Of My Heart

Produced by TREVOR HORN〜A Concert For the Prince's Trust

DVD

            


〈収録曲〉タイトル/アーティスト
1. Video killed the radio star/BUGGLES
2. Living in the plastic age/BUGGLES
3. Give me back my heart/DOLLAR
4. Slave to the rhythm/GRACE JONES
5. Poison arrow/ABC
6. All of my heart/ABC
7. Look of love/ABC
8. Close to the edit/ART OF NOISE
9. Dr.Mabuse/PROPAGANDA
10. Cinema/YES
11. Owner of a lonely heart/YES
12. I'm a cuckoo/BELLE&SEBASTIAN
13. Step into my office/BELLE&SEBASTIAN
14. Left to my own devices/PET SHOP BOYS
15. It's alright/PET SHOP BOYS
16. Takes a woman to know/Lisa stansfield
17. All the things she said/t.A.T.u
18. Killer/SEAL
19. Kiss from a rose/SEAL
20. Crazy/SEAL
21. Welcome to the pleasuredome/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
22. Two tribes/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
23. Relax/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD


コンサート当日のセットリストとは順序が少し違いますし、DollarのMirror mirror,がカットになっちゃってますね。まあ正直、時間調整するならDollar かな、っていうのはありますが(笑)。しかしDollarの時はトレヴァーさんがBugglesの時のジャケットとメガネの姿でベースを弾き、バック・ヴォーカルを入れてたんで、それがカットかと思うと惜しいです……。内容はWOWWOWの放送と同じですが、音響が意外とよくないですね……。特にヴォリュームが不安定なのは何とかならんのか。オマケとして出演者のインタビューと再結成FGTHのドキュメンタリー付き。


関連リンク集
Prince's Trust
ZTT オフィシャル・グッズ・セットを通販中
Trevor Horn 公式サイト 

日本からの参加者感想集
増山龍太さん(Wann Recordingsというインディーズ・レーベルの代表)のレポート
藤田美千香のミレニアム・ストリート(上記のウチの妹。レポートは11月11日付け)










































高野史緒 架空の王国  プロデュースド・バイ・トレヴァー・ホーン リポート