肩・首の凝り、痛み、頭痛(頚肩腕症候群)
肩が凝る。首・背中が痛い、重い。手・指が痺れる、力が入らない。手や腕の冷え感。頭痛。めまいなど、首・肩・腕に痛みが出る様々な症状の総称を頚肩腕症候群といいます。舌を噛みそうな名前ですが、頚椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・線維筋痛症など病名を特定できるもの以外はこう呼ばれるようです。パソコンが普及してから益々増えた感がありますが、パソコンに限らず、同じ姿勢を続けていると支えてる筋肉に負担がかかり凝ってきます。さらに猫背や頚椎の前わんがない、あるいはストレスなど色々絡み合って症状は慢性化、悪化していきます。

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 肩こり

肩こりで来院されるほとんどの患者さんが凝っている、僧帽筋や肩甲挙筋を解していきます。ただ慢性化していると、首から肩にかけての筋肉はほとんど硬化していると思って間違いないでしょう。それらの筋肉を丁寧に解します。また日頃から姿勢には気をつけましょう。特に頭の位置を体の中心線に保てれば(難しいが)、そんなには凝らないものです。重い頭(4s〜6s)を中心より前で支えているのだから首や肩にかかる負担はかなりのものです。気が付いた時には直しましょう。その繰り返しでよい姿勢が身に付くと思ってください。


 首のこり・痛み

首の凝りや痛みもやはり僧帽筋や肩甲挙筋が関係します。これらの筋は首が回らないなどの回旋にも影響します。その他板状筋や斜角筋も首のこりや痛みにかかわります。肩と首の筋肉は重なる部分が多いので、一緒に解していく場合もあります。


 頭痛

頭痛に関係するのは乳突筋・板状筋・僧帽筋などです。現代人の4人に1人が慢性的な頭痛に悩まされています。そのうち15%くらいは重大な病気が隠れているといわれていますので、あまり激しい頭痛がするようなら医療機関で検査を受けるべきです。


 手・腕のしびれ

手や腕にしびれを起こすのは、頚椎ヘルニアや狭窄症の他に、胸郭出口症候群があります。これは鎖骨周辺で腕神経叢や腕に伸びる動脈や静脈が圧迫をうけることで起こります。いくつか原因がありますが、なかでも代表的なのが斜角筋症候群です。前斜角筋と中斜角筋という首の筋肉の間で腕神経叢が圧迫をうけて、しびれが起こります。この両斜角筋をしっかり解してしびれを取り除きます。


 肩関節周囲炎(五十肩)

肩関節周辺の炎症性疾患。40〜60歳代に多く肩関節の痛み(自発痛・運動痛とくに外転、内旋、外旋)と動きの制限があります。昔は肩関節が痛くて運動制限があるとみんな五十肩といわれましたが、最近は医療機関の検査で腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など診断がつくようになりました。原因の分からない上記の症状がある時に五十肩といわれるようです。五十肩は関節包や軟骨、腱などが退行変性したところに、外傷による組織損傷または上腕二頭筋長頭腱炎や肩峰下滑液包炎(棘下筋の付着部に炎症が起きる)などを引き金にして発症します。肩こりのある方や猫背の方が罹りやすいようです。肩周りの筋肉(棘下筋・棘上筋・小円筋・大胸筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋など)をほぐします。時間がかかりますが、何もしないよりはスピードアップがはかれます。ましてや運動制限(背中に手がまわらないなど)を起こしている方は有効です。



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