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竹林に微風があたってサラサラと音をたてるのを「竹が笑った」という。竹の肉の厚いものは、みかけはよいが光沢がなく、細く割るとボキボキ折れて使い物にならない。切り時は11月上旬から12月末日の60日である。都合上伐採できないときは、3月いっぱいが限界である。1月に入ってから切ると、竹が休眠期から目覚めて水分吸収が始まるので、虫がついたりカビが生えやすい。更に竹の壮年期の3〜4年目に切るのがよい。若いものや、老年期に入ってから切ったものは、粘性を失ってすべて「味のない竹」になる。切り旬の良い竹、苦労した竹、壮年期の竹などを篭屋さんたちは「味のある竹」と表現する。


あじのある竹か?

竹に
癒される
のです。

近年、竹の緑の素晴らしさに惹かれて竹庭がはやっている。竹の枝葉の新緑色には爽やかさを感じる。
又、サラサラという葉ずれの音には涼しさを感じ、更に枝が水平に出ていることが心を落ち着かせてくれる。竹の美しさが心の安らぎになる。世の中は益々不況になり不安や心配が募るが、何故か竹は今の時代の要求にぴったりである。
枝が水平に長く伸び、枝葉や茎がみずみずしく、誰もが疲れを癒される。

人生には、色々な節目がある。
新年、入学、卒業、就職、出産、結婚そして教育、マイホームの建設、老後の生活と、竹にならって、どんどん節目の数も多くなってきた。私たち日本人が最も節目を大切にする記念日はお正月で、自然界から節の多い竹をその代表にした。
「人生わずか50年」また「60歳の還暦」など、おめでたい節目を人生に見出したが、多くの植物の中から竹は節が60個内外あることから、その象徴とされてきた。松と竹を1本ずつそのまま立てて、おめでたの象徴として門松としたが、戦後、運搬事情の悪化から孟宗竹の巨稈を数節に切って、それに代えた。この時、上端の一節のところを斜めに切り節目を半切りに見せて、新年の計をおめでたい階段の一歩前進の現れとし、発憤努力する誓いとした。従って、切断面に節があることが門松の条件なのである。


人生の節目
ふむふむ〜