海底パイプライン接続部のボルトナット等点検作業中
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<解説>
現在ではだいぶ少なくなってきていますが、石油備蓄基地の送油管が海底を横断して
精製基地へと走っています。横浜港周辺部も石油備蓄基地が埋立地の先端部等にあるため
早く云えば東京湾の離れ小島みたいな所に点在しています。その為送油管が精製基地まで
海底を横断したりしています。現在私達は、この送油管の海中部分を定期的にメンテナンス
作業を行っています。大半の送油管海底部分は埋設されていて確認はできません。
備蓄基地と精製基地の両端部分の陸上護岸への立ち上がり部分を点検します。管同士の
接続部分通称フランジと言い、この部分をボルトの緩みや管自体の特殊防食塗装の剥がれ等
を確認したり、超音波肉厚測定装置を使用して管の厚みを調べ錆でどれくらい腐食して管厚
が減っているか等を調査します。横浜港で有名な海底管は、横浜シーバースです。名前の
如く、海の上の桟橋で横浜港の沖合いにあります。そこから何キロも海底管が陸地まで
伸びています。どうしてこのような形をとるかですが、横浜港や川崎港は、水深が浅く最も
深い岸壁や桟橋でも、−15m岸壁がやっとです。大型タンカーになると喫水が20mもあり船の
船底がつかえて、早く云えば座礁してしまいます。その為沖合いの水深の深い所でこの様な
施設を利用して石油輸送を行っています。ご存知ない方も多いと思いますが、海底には、
いろいろな管やケーブルが布設してあります。皆さんにお馴染みのKDDの通信ケーブル国際
電話線。KDDは、ケーブル布設専用の大型船くろしお丸を保有しています。基地は横浜港です。
NTTも専用船を保有して離島等の通信ケーブル布設を行っています。また各地にある海底地震計
もそうです。私共は、千葉県勝浦沖の地震計ケーブル布設を行いました。
ケーブルや管が敷設、埋設してある海域は、万国共通の海図にきちんと載っていて泊描禁止
地区になっています。
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