| 英語 | The book will teach you the first steps of English. | |
|---|---|---|
| ドイツ語 | Dieses Buch lehrt Sie die Anfangsgründe der englischen Sprache. | |
| Dit boek zal uw eerste schreden in de Engelse taal leiden. | ||
| デンマーク語 | Denne bog vil lære Dem de første skridt i engelsk. | |
| Denna bok lär er att taga de första stegen i engelska. | ||
| ノルウェー語 | Denne boken vil lære Dem de første skritt i bruken av engelsk. | |
| フランス語 | Ce livre vous apprendra les éléments de l' anglais. | |
| イタリア語 | Questo libro insegna i primi passi dell' inglese. | |
| スペイン語 | Este libro le enseña a usted a dar los primeros pasos para aprender inglés. | |
| ポルトガル語 | Este livro vai lhe ensinar as primeiras noções de | |
| ロシア語 | Эта книга научит Вас основам английского языка. | |
| Tämä kirja opettaa Teille englanninkielen alkuaskeleet. | ||
| ルーマニア語 | Cu ajutorul acestei carti, veti face primii pasi in cunostinta limbei engleze. | |
| ハンガリー語 | Ebbol a konyvbol megtanulhatjuk az angol nyelv elemeit. | |
| トルコ語 | Bu kitap sizlere ingilizcenin ilk hamlesini ogretmek amacile tertib edildi. | |
| 韓国語 | tangsini i chegul kacigo yongo choborul kongbu halsu issumnida. | |
| 中国語 | 這本是學英國話的入門書、… | |
| 日本語 | 此の本は英語の第一歩を教えるもので、… | |
| *ルーマニア語、ハンガリー語、トルコ語は文字に付く記号を省いた。韓国語は概略の翻字。 | ||
| A | 「この本は~教える」 | 英語からフィンランド語までの多くの言語 | |
| B | [物]によって | 「この本によって~学ぶ」 | ルーマニア語、ハンガリー語、韓国語 |
| C | [物]は [物]である | 「この本は~ものである」 | 中国語、日本語 |
| D | その他 | 「この本は英語の第一歩を教える目的で編集された」 | トルコ語 |
| G: | 「バスは人を乗せている」はちょっと文学的ですね。 学生がこう書いてきたら「人がバスに乗っている」と直したい。 |
|---|---|
| Y: | おかしいですか?[おかしくない、と暗に主張] 「文学的」というのは、「西洋の言語の直訳調」というほどの意味ですが。 |
| I: | 「バスはハイジャック犯を乗せて走っている」は?[おかしくない、との補強発言] |
| Y: | 「人」のような不特定の名詞では、少しおかしい。 |
| G: | 「バスは子どもを乗せている」は?[おかしくない、と主張] |
| {??初めの主張と逆になった} | |
| G: | 「自転車は子どもを乗せている」はどう?[おかしくない、と主張] 自転車とバスは違う。バスには運転手がいるけど、自転車はそうじゃない。 |
| Y: | そう言われれば、おかしいかな。なるほど。 |
| G: | 分類1の「雪をいただくキリマンジャロ」は金田一(春)の第4種の動詞の例ですね。 |
| Y: | そうですね。その類の例ですね。 |
| G: | 分類3の「太陽は氷原を照らした」の太陽は擬人化されたもの と考えられませんか。 |
| Y: | 安易に擬人化とか擬人法を持ち出したくないんです。 どうしてもダメな場合もありますが。 |
| G: | 黒板は擬人化されにくいが、時計は擬人化されやすい。 |
| Y: | 黒板と時計の違いは? |
| G: | 時計は動いている。 |
| Y: | 例をたくさん集めて、何が「黒板」の類か、何が「時計」の類かを調べる必要があります。
初めから「黒板」か「時計」か決まっているわけではありません。 逆に、無生物主語・他動詞構文から、書いた人の意図を探ることができるのでしょう。 なぜ無生物主語・他動詞構文を用いたか、その名詞を「擬人化」した意図は何かなど。 |
| N: | 分類1の動詞になるのは「含む、収容する」などですね。 |
| K: | 化学(科学)の文章などによくありますね。 「この果物はビタミンCを含んでいる」とか。 |
| G: | 分類2の「姿を現す」などでは、対象は主体の「部分」ですね。 |
| Y: | そうです。というか、全体であったり、一部分であったり。 イタリア語の si は他動詞を自動詞にする働きがありますが、 この si のようなものですね。 |
| [ si (代名詞)「自分自身を」。英語の -self に当たる] | |
| G: | 分類5では、主語の名詞の背後に人を感じますが。 |
| Y: | 分類5は、あくまでもニ格、ヲ格に人が来る場合(現れていなくても、 予想される場合)を取り上げました。 ガ格(主語)の背後に人が感じられるとしても、 その意図でまとめたものではありません。 |
| G: | 「公害が人を苦しめる」などたくさんありますよ。 |
| Y: | はい、人間活動を表す名詞を主語にする場合ですね。 そうですね。その類がありますね。 |
| G: | 学生(日本語学習者)が原因構文の文を書いて来たらどうしますか。 |
| X: | 普通の言い方に直します。 |
| Y: | 私だったら、どこで習ったか聞いて「はなまる」を付けます。 |
| I: | 学習のレベルによるんでしょうね。 |
| Y: | ええ。こういう文は高級な文学的な文で、日本語には少ないよ、 と言います。その上で、作文の中の他の部分と釣り合いが取れないと おかしいですから、その点、注意すると思います。 |
| S: | 英語を直訳すると、おかしな日本語になることがあって、 その一つが原因構文だと分かりました。 他にどんなのがあるでしょうか。 |
| Y: | 英語の無生物主語・他動詞構文を調べなければ分かりませんが、 this road takes you ~とか this paper attempts ~ というのがありますね。 イタリア語では |
| T: | 日本語にはなぜ原因構文が少ないのですか。 |
| Y: | 日本語になぜ少ないかと言われてもねえ。 西洋の言語はSVO型が優勢で、人が現実を語るとき、 無生物が主語でも、このパターンに乗せたくなるのしょう。 |