「〜てある」の意味と動詞の種類との関係

 アスペクト的規定 ムード的規定
動詞の種類動詞 A対象が変化した
結果の状態
B動作が行われた
結果の状態
C準備のできた状態


設置
動詞
立てる
貼る
書く
立ててある
貼ってある
書いてある
立ててある
貼ってある
書いてある
(よく見えるように)
 立ててある
 貼ってある
 書いてある
処置
動詞
言う
買う
対象が変化しない 言ってある
買ってある
(明日のために)
 言ってある
 買ってある
自動詞寝る対象を取らない 寝てある(明日のために)
 寝てある

表の説明


「〜てある」の意味については、動詞を (1)設置動詞、(2)処置動詞、(3)自動詞の3つに分けて 考えなければならない。ちなみに、(1)(2)は他動詞である。 また、自動詞でこの形になるものは少ない。

(1)設置動詞は、A対象が変化した結果の状態を表す。
(2)処置動詞は、対象が変化しないから、Aは表せない。B動作が行われた結果の状態を表す。
(3)自動詞は、対象を取らないから、Aは表しようがない。B動作が行われた結果の状態を表す。
また、(1)設置動詞は、Bも表すことができる。(表の緑色の部分) (1)は、AもBも表すわけである。
いずれの場合も、C準備のできた状態を表すことができる。

本稿の改訂版トップページへ
総合目次へ