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竹の形 制作基本コンセプト
竹は筍が地上に見える頃から二ヵ月ほどで成長し後は長さ太さも変わらないのです。太い筍は太い竹に、細い筍は細い竹になります。
竹には節がありますが一本の竹の全部の節が筍の中に既に出来ています。
樹木には形成層があって外に成長し年輪をつくったりしますが竹は節のところに成長点があって提灯をひきのばすように空へのびてゆきます。
一般的に木とくらべると竹の一本一本の個性、といったものはあまり意識されないことが多いのではないでしょうか。
木が時間をかけて自分の周り環境に影響され適応して成長してゆくことを私達は知っているので大きな太い木に対すると感心して見上げた後すぐにその形に結晶した時間、歴史を強く感じるのではないでしょうか。木の形は成長を続ける限り未完成なのです。
竹の形は夏には既に完成されております。竹と聞いて私たちが思い浮かべる、丸くて、節があって、中空で、青くてまっすぐな幹。これらは竹の属性と言うべきものでしょう。
それぞれの竹は、太さ、幹の厚み、節の間隔、形状、丸みの加減など全く千差万別です。これが竹の個性です。それは春先のほんの一瞬にして決まってしまう、といってもそれほど大袈裟ではないでしょう。
竹の属性、個性をそのまま生かした物作り、という時まずその製作者は竹自身、と言えます。それは完成されているわけですから、私などが手をかけても台無しにしてしまう事も多い。
竹の形 作品群
これらは主に1995年(滋賀草津、ギャラリー紀楽展のために制作)のものです。
写真が不鮮明ですが、上記(コンセプト)とあわせてイメージしていただければ幸いです。
(作品の在庫は現在ありません。次の一連の作品群の発表は2000年10月の予定。今後の制作状況については、
またこのサイトでご報告いたします。)
![]() これでは何かわからないが、全作品 |
![]() 竹の節の猪口、とっくり、箸など |
![]() 太い竹の重、角竹小鉢、弁当箱など |
![]() 竹の皿など |