練習法Q&Aひろば
卓球メールジャーナル第206号(2006年2月23日配信)
〜 下回転を強くかけるための練習法 〜大石さん(43歳男性、卓球との関わり:指導歴8年。現在は高校生を指導)
1. 初心者の下回転を強くかけるための練習法私がこれまでに、小中学生の初心者を指導する際に、効果的だった方法を紹介します。
(1)まず、多球練習により、指導者が無回転で送球し、選手は水平でなく肩くらいの高さからネットの下部に向かうように、下方にスウィングします。
相手コートに入って床に落ちたボールが止まれば成功です。初心者にとって、ボールが止まるようにするのは、かなり難しいようです。
この段階の練習のやり方については、以下の動画を参考にしてください。2つの動画は形式が違うだけで内容は同じです。Windows Media Player 形式の動画
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(2)次の段階として、指導者の送球に、強く切ったボール・弱く切ったボール・無回転のボールを混ぜて(1)と同じことをします。
(1)の練習を経て、切る感覚が身についた子どもは、返球の高さの違いこそあれ、不思議とどのボールに対しても、同じようなスウィングで一定の場所にボールがバウンドするように返します。(3)サービスとレシーブの練習に入ります。
(詳しくはまたの機会に説明させていただきたいと思います)(4)子ども同士でのツッツキのラリー練習に入ります。
ここまで来るのに10人の子どもで1日2時間練習するとして3日程度かかります。(5)選手が台から1mほど離れたところに立ち、指導者が無回転ボールを長く出します。
ときどき、わざと台から出るボール(オーバーミスするボール)も送り、選手は床にバウンドしたボールもツッツキするようにします。(1)のときよりも強い回転がかかり、ボールが戻ってくれば成功です。
この練習は、台の後方からボールを遠くに飛ばさなければいけないので、オーバーミスを気にすることなく、思い切りスウィングできます。そのため、速いスウィングでツッツキをする感覚が身につきます。また、ときどき台をオーバーする長いボールが送球されるため、それに対応するため、前後の動きも良くなるようです。
この段階の練習のやり方については、以下の動画を参考にしてください。2つの動画は形式が違うだけで内容は同じです。Windows Media Player 形式の動画
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初歩の段階で切れたツッツキができるようになると、勝ち上がれるので子どもも真剣に取り組んでくれるようになりました。
2. 中級者の下回転を強くかけるための練習法(感覚のもち方)
また、レベルが上がってくると、ツッツキで強い回転をかけるコツとして、以下のような感覚のもち方を選手に紹介しています。
(1)スウィングスピードを速くする
(2)早い打球点でボールをとらえる
(3)ミートをぼやかして、ラケットとボールの接触時間を長くするような感覚をもつ
(ラケットの上を転がすイメージで)(4)スウィングを加速して接触時間を長くするような感覚をもつ
(ラバーの表面でボールを引っ張るイメージ)また、私、及び練習仲間は、以下のような感覚でボールに強い回転を与えることがあるのですが、共感してくださる方はいるでしょうか?
(5)下回転に対して下から上に瞬間的に小さくすばやく押し当てる
(6)ボールに対してインパクトの瞬間から、ラケットを下方に弧を描くようなイメージでスウィングする
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