東京シルク
※ 東京シルクは多摩地域を中心に、東京都内に残っている養蚕農家によってつくられた繭を原料として、研究会会員によってつくり上げられたブランドシルク製品です。
   多摩の風土が育てた『素材のかもし出す美しさ』 これが東京シルクの特徴です。
※ 生糸は、繭にとってもっとも自然でやさしい方法と言われる生繰り(繭は従前の高温乾燥をしません)に    よって、ゆっくりした巻取速度で 繰りとった上質な生糸を用いています。
   繰糸も、糸づくりの生命とも云える水に伏流水を用いていますので、つくり上げた生糸はふっくらしてお    り、色は純白で、艶があります。
※ 東京シルクは、作り手一人一人が育んで来た技によって撚り、織り、組み、そして、染め上げられてつく   り出されますが、東京シルクはまさに真珠の輝きを持つブランドシルクです。
   絹のほんとの艮さは、着て感じてみて、初めてその真価が分かると云いますが、東京シルクはまさにそ   の通りの素晴らしい着用性能を持つ絹製品です。
※ 東京シルクは、養蚕、製糸、撚糸、染織する人々が緊密に連携し合い、着る人視点に立ってつくり上げ    た美しい絹製品です。
   
新しい絹づくりへの会員のこだわり
 ブランドシルクとして会員によって制作される東京シルクは、着尺、帯、洋装地、マフラー、ショール、スカー フ、組紐、ボビンレース、セーター類、和装小物類、その他各種工芸作品などですが、これら の製品の制 作に当たり、研究会は次の7項目を重視し、会員はその全項目に特にこだわって、目的とする製品に応じ、加工条件を選択的に組み立ててつくり上げています。
 @蚕品種
   飼育蚕品種の選択と改良
 A養蚕
   地域養蚕農家、養蚕スペシャリストとの交流、意見交換
 B繰糸
  @低速生繰り繰糸 A多種繊度生糸繰糸 B特殊生糸繰糸
 C撚糸
  @湿式撚糸(八丁撚糸) A乾式撚糸 B張り撚り C組撚糸
 D精練
  @灰汁練り A石鹸練り B酵素練り C特殊な合成薬剤を用いた新精練法の採用
 E製織
   一楽、平織、紬、絣、風通、錦、羅、吉野間道、多色絣、もじり織、花織、畝織、種ちりめん、氷割紋、
  塩瀬などの組織若しくは製織法
F染色
  野草や樹皮、葉、根などの天然素材を用い、主として友禅、江戸小紋、板締め、絞り、型絵染などの手法  で染め上げております。
  化学染料は必要に応じて用いていますが、染色の殆どは草木染です。
 
東京シルク(絹糸と原料繭)     間もなく繭になる蚕
   東京シルクの着尺と着物(第3回東京シルク展の一部展示物)

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