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1999年10月17日
わがやでは、「家内」、「女房」、「主人」、という言葉が嫌で、使わないようにしています。 「○○さんの奥さん」 とか、「××さんの旦那さん」、とかの呼び方も 嫌いです。 24年前、利和子さんと結婚したばかりのころは、独身時代の延長で、私のことを 「丹代さん」 と呼んで、利和子さんのことを 「トワちゃん」 と呼んでいました。 長男が生まれて、やがて言葉を話すようになってきたある日、長男が、私に向かって 「タンダイサン」 って言いました (^^; 。 これは、まずいぞということになって、それ以降、お互いを 「おとうさん」、「おかあさん」 と呼ぶことにしました。 月日が経って、子供たちもだいぶ大きくなって、夫婦の間にも波風がいっぱい立って、お互いを見つめ直そうという時期がありました。 そのころから、お互いを 「まさとしさん」、「とわこさん」 と呼ぶことにしました。 家族以外の方々に対して妻を「さん」付けで呼ぶことはおかしいと言う方も、いらっしゃいますが、私は気にしないで、外でも 「とわこさん」 と言います。 「家内」、「女房」、「主人」、「奥さん」、「旦那さん」 等の呼び方は、多くの方々がお使いになっています。でも、私は、使いたくないんです。 これは、私自身のこだわりなのですが、今は自分の方が正しいと思っています。 だって、妻は、家の奥にしまっておくものではないし、夫の従属物ではないし、夫は妻の主君ではないのですから。 でも、相手によっては、コロンボ風に 「うちのカミさんがねぇ 」 という言い方とか、あらたまった場等で、「私の妻が」 という言い方をせざるを得ないこともあります。 また、会話の中で、「高橋さんちの花子さん( 高橋さんという人の妻が花子さんだった場合 )」 と呼びにくい場合もあったりして、「奥さん」という言葉以外、思いつかないこともあります。 私の友人で、妻の方が有名人で、いつも 「○○さんの旦那さん」 と呼ばれている人がいます。 本人は気にしているようです。 「自分は妻の従属物ではない」 という意識が、あると思います。 「自分は夫の従属物ではない」 という意識の尊重も、大切なことだと思います。 1992年12月、高石ともやさんの 『年忘れコンサート』 で、ともやさんに利和子さんを紹介するときに「愚妻」という言葉を使ってしまったことが、あります。 ともやさんに、やんわりと、怒られて、考えさせられました。 「愚妻」、「愚息」 の類は、謙称として、日本語的には正しいと思いますが、私の場合、言っているときの自分の心の中に、「所有物」 という感覚があるようです。 その後、「愚妻」 という言葉を口にしたことは、ありません。 もし、運良く 長生きをさせていただいて、おじいさんと おばあさんになっても、わがやでは、とわこさん、まさとしさんって 呼び合って いたいです。 |