病理結果がでました。入院したまま抗癌剤をはじめてする月です。

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 6月の入院日記

とても長いですので、飽きたらやめてね(^−^;


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6.1(土)   抗生剤点滴 朝夕  造血注射  熱 39.1℃

友人と知人が「乳がんの闘病記」と「胃がんの体験記」を持って来てくる

さすが、知れてる仲だね。 私が本を読みたがっていること気づいてくれたんだね。ありがとう。

出不精な妹が大嫌いな電車で来てくれた。

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6.2(火)
抗生剤点滴 抗炎症剤の筋肉注射開始  造血注射 ボルタレンSR

炎症の理由が突き止められずにいる。

注射ばかりが増えて血管がつぶれた。S部長に内診をしてもらう。 膣の奥の状態を調べていた。

また ため息がこのDrはため息がくせなのか?!
くせなら、即刻やめるべきです。患者はDrに一挙一動するのだから。

ボルタレンを服用して様子をみることに。
胃が壊れてしまいそうだ。いくら「SR」でもボルタレンには違いない。

夜 娘が来る。すこし淋しそうだったが、お守りに貸してくれた、ぬいぐるみを返して欲しいという。

ベビーホテルへ持って行って昼寝の時にふたりで寝るつもりだとか。
慣れないのだな・・・・。

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6.4(火)   抗炎症剤 2本 抗生剤 2本 造血注射 ボルSR ゲンノショウコウ

下痢が止まらずに、おしりが痛くてただれてしまった。
Drは術後は便秘か下痢かどちらかに偏るという。

漢方薬を処方してもらうが、まだ効果なし。
組織診の結果はまだでない。

こんなに時間がかかるのは良い知らせと感じてしまう。
ものすごく悪ければ、すぐ解るんじゃないかな。期待してしまう。

父が来る、心配していた様子だ。やはり親なんだね。離れていても。

入院の費用の立て替えは心よく引きうけてくれた。これで安心する

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6,5(水)   薬剤 治療法 昨日に同じ

点滴の針が限界にきている。角度によって落ちが悪くなる。
よそ見していると全然落ちていなくて、詰まりそうになっている。

検査の結果がでた
Drに処置室に呼ばれる。婦長が傍に立ち、鍵を閉めた。

病理の結果

「がん」があまりに大きすぎる。進行が早すぎる。
皮下組織を破壊いていた。

あと数センチで子宮壁をでるところ。

女性ホルモンが年齢より豊富だった。

若年にはすくないガン

ガンには「扁平上皮がん」と「浸潤がん」とあるが
私の場合は浸潤がんで、種類は「腺がん」だということ。

最後のガン検診から計算した進行具合を考えるとリンパへの転移があるかもしれないらしい。

目には見えない数センチのがんは執りきれない。
年齢を考慮して治療をする。

卵巣膿腫は卵胞性だったらしい。

これが今日聞いたすべてだ

抗がん剤治療は1週間毎日、8本くらい点滴をして、3週間、回復期。それを3回繰りかえす。
トラブルがなくて4ヶ月はかかるらしい。

扁平上皮がんと腺がんはどう違うのだろ・・・。

妹が飛んで来た。「きっと、大丈夫だよ」と言って嫌いな電車で帰った。
夜の面会のバイバイは、少しばかり、きゅんと来るよ。

入院が延長したことを家に知らせないといけないのに
まだ言えないでいる。

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6.6(木)   院長回診 「がんばりなさいね」と声をかけてくれた。
        
明日から2泊3日の外泊許可が出た。栄養をつけてくるようにと。
戻らないと行けないけど、それでも嬉しい。

夫がDrに呼ばれて来ていたけど、、忙しいから明日迎えに来るという。

ふ〜んそうか〜今夜くらい、あんたの胸で泣かせて貰いたいと考えてた私が甘かった。

外泊の事を患者さんのSさんに伝えると、泣きながら「よかったね〜」と言ってくれた。

みんな、 頑張っている、生きるために、生きつづけるために、生きつづけられると思うために。

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6.9(日)  造血注射(Drが帰りを待っていた)

今 自宅からここへ戻る あっという間の2泊だった。

あれもしたいこれもしたい,食事も作りたいと思ったのに

結局は眠り続けてしまった

長い旅から帰ったようだった。

それでも、4つの枕を並べて眠れたことが素直に嬉しかった。

あたり前に過ごしてきた事が当たり前でなくなっていた。

帰るとき、娘が静かに泣いていて胸が苦しかった。

亀を2匹買ってあげたから少しは気もまぎれると思う。

公立の保育園に行ける事になった。溶け込んでくれるだろうか。
幼稚園のほうは退園するか考えないといけない。

明日から化学療法が始まる、すこしだけビビッているみたいだけど、今はDrと自分の身体を信じるしかないよね。

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6.10(月)  化学療法は新しい検査が入り中止になる。

ホッとしたような、残念なような複雑な気持ちだ。
延びた分退院も延びるんだものな。

検査予定 火曜日 CCR 水曜日 腎機能 肝機能 などらしい。
夜の発熱がDrは気になるらしい。
  
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6月11日(火) 
尿量が300ccしかなく、排尿痛が続く。膀胱炎と似た痛みだ。
術後のダメージをまだ残している。

昼に夫が診断書を取りに来る。友人からガンに効く薬を手に入れたので
飲んで欲しいというが、わけのわからない薬は飲みたくないと言い
「それなら、サイババに会いたい」と言えば「マラリアにかかったらどうする」
と相手にしてくれない。駄目でもいいから会いたいのに。

何よりの薬は貴方の「優しい台詞」や「まなざし」の方が効果あると思うけど。

家のこと、仕事、そんなに辛いなら私が変わってあげるよ。

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6月12日(水)  ヘモグロビン 8.2  CRP(炎症反応)5.2
ヘモグロビンが最低9.0以上にならないと化学療法は始められないらしい

来週の採血の結果を見てスタートを考えるとのとこ。ドンドン延びて行く〜
膀胱と腎臓のエコーをとるが特に問題はないらしい。

病院食以外に間食をして栄養を摂るように指示を受ける。

友人が来るが疲れている様子だったのでここへは来なくて言いというと
「そんな事は言うな」と叱られる。

妹がCDウォークマンを持って来てくれた。人の情けが身に凍みるよ。

夜 発熱 38度 蕁麻疹がまだでる

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6月13日(木) 院長回診 厳しい感じを受ける Drの顔色に敏感になる

私と同じ日に卵巣膿腫の中間郡で手術をした人が今日予防の為に抗がん剤治療をはじめた。

吐き気が強くてトイレにも行けないと尿管をつけていた。
あれは入れたくないな、絶対に入れないといけないのかな。

私のベット前にいる20代のMちゃんは2年も卵巣ガンと戦っているという
私よりも若くて、頑張っている。

知人がはさみを持って来て髪を切ってくれた。どうせ抜けてしまうので、なるべく短くしてねと頼んだ。
美味しい珈琲を、水筒に入れて来てくれたのでありがたく頂いた。

皆が協力してくれることはありがたいことなんだから、甘えすぎないように
しないといけないよね。

自分でしなければいけないことは、自分のがんの正体を良く知り、いたずらに恐れないこと。

少しでも良いと言う事は取り入れてみる事にしよう。
自分の身体なのだ。

生まれてくること、死んで行くことが運命で決められているなら
生きて行く事は自分自身で選んでいけることなのだから。

Drはその手助けをしてくれる、信頼できるパートナーなのだと思う。

ガンでなくても自分を知ることは必要な事だよね。
自分を知れば生きて行く事は恐い事ではないよね。

ガンも私の身体に今ある一部分なんだ。
折り合いをつけて、出ていってもらえるように一生の仕事になっても話しをつけなくては。

ガンになったことを恨むよりも病気になって気づいた沢山の思いを
抱きしめていこう。

ガン告知を受けて1ヶ月、少々メゲそうな時もある。

この先も嫌になるほど、苦しい時がくるだろう。逃げたくなる日もあるだろう。

私に超えられるハードルなのか不安はつきないけど、生まれて来た意味は
必ずあるのだから、この私にしか出来ないな何かがあるのだから。
ぐっと、ぎゅっと、くいしばって越えてみせたい。

気合入れすぎて、疲れてしまった、横になろう。

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6月14日(金)  外泊日
夫が迎えに来る。
子供達と久しぶりに会うが娘がまた、手をベロベロとなめる。
うな重を食べたが半分しか食べれない、残すの悔しいが残した。

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6月15日(土)  自宅にて

午前は忙しく皆は出かけているので、私はソファーでうたた寝する。

午後叔母がお見舞いに来るが、子宮脱を手術するように
Drに診断されたらしいが嫌がっている。

自転車に乗っても、お風呂でしゃがんでも「ビロッ」と出てくるほどなのに
「これでも女よ!」と1歩も引かないのだ。

叔父までも「子宮は女のシンボルだからな〜」などと言っている。
好きにして下さい。

「私は女じゃなくてもいいです。人間でいたいですからね」と嫌みを言いたくてウズウズしたが言えない。

父の家へ行くが元気な顏を見せるつもりが、疲れてしまいすぐに寝てしまう。

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6月16日(日) 病院へ戻る

アッという間の2泊でした。

明日の採血の結果で化学療法のスタートが決まる。
嫌な事は先送りにしないほうが良いよね。

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6月17日(月) 部長回診日

明日また採血してから水曜にスタートすることになった。
遅れているとなんとなく焦りが出るな。

退院がその分の遅くなると言う事だもん。

抗がん剤治療と同時に尿管をつけることに、なんとか勘弁して欲しいと
言ってみよう。

息子がポケベルで呼ぶので連絡、吐き気がするという。
胃薬を飲んで塾を休む様に伝えるが、心配で落ち着かない。

夫は息子が言う事を聞かないと怒っているが、息子にも
もう少し優しくして欲しい。血の繋がりがなくても貴方の息子です。

今、一番、心細くて泣きたいのは私でも娘でもなく息子だろうと思う。
あの子の心を守る為に早く帰らなければいけない

いつまでも、ここにはいられないんだ。

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6月18日(火) WBC(白血球数) 5000 Hb(ヘモグロビン)9.2
          CRP 0.1
木曜にきまる。
出きればHbが10.0以上を考えていたようだが。

義姉が帽子を用意してくれた。ありがとう。

友人がスタートを聞いてスーパーマンより早く飛んで来てくれたので、
ふたりで外にでる。食事をして本屋に行く。

「知らずに病気に甘えて我儘になってたらごめんね」と言うと
「そんなことないよ変わって上げられないから、TANPOPOの考えている事を想像して行きたいよ」

と告げてくれた。思わずうっ!と鼻が痛くなって泣きそうになった。
由美子の友人でいることを誇りに思う。

本屋で「腺がん」のことをチラッと読む。
子宮がんの数%しか腺がんがないこと。

Tb期以降の予後があまりよくないこと。
抗がん剤治療の効果もあまりないこと。再発率が高いこと。

少しガクッときた。いやだいぶ来た・・・。

死に逝く可能性よりも、どう生きていくかを、考えて歩くと決めたはずなのに
子宮がんは完治し易いと世間でいうのは上皮がんのことなのだ。

でも・・・だから・・・って私はどうなる?!

信じることも大切だけど、現実には越えていくしかないのだ。

生存率のあの数字が高いのか低いのかは解らないけど、それでも越えるしかない。

あ〜今夜は夢見が悪そう。

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6月19日(水) 検査結果 OK

身体の火照りがひどいとDrに討ってえると「ホルモン注射」を打ってくれた

花粉が部屋に飛んでいて鼻水が止まらないので
ザジデンを処方して欲しいと頼む。

眠りが浅くて辛いので今夜は「ハルシオン」を服用して寝よう。

夫と子供が来る、ロビーで話す。娘はまたもや私の手を舐める。
「お母さんも帰りたいよ」と言うと「じゃあ 一緒に帰ろうよ」と涙ぐむ。

私は子供達が誇れる母になりたいと心から思った。

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6月20日(木)  抗がん剤治療スタート 1日目

朝早くにお風呂に入ってくださいと順番が一番で廻ってきた。


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