魂斗羅・ザ・ハードコア
(メガドライブ:アクション)
・
「魂」「斗」「羅」
パーツの漢字だけで、どこへ出しても恥ずかしくない程立派な男ゲーです。
おまけにハードコア。
事情を全然知らない人が初めて見ても、「よく分かんないけど、たぶん硬派なんだろうな」と、思わせてしまうタイトルだと思います。たぶん。
ちなみに魂斗羅シリーズは、このメガドラ版だけでなくファミコンからスーファミ・ゲームボーイに至るまで幅広く出ていますが、これが一番テンションが高いです。
・・・ええもう、とにかくテンションが高いのですよ、このゲーム。
ゲーム自体は、普通のアクションゲームです。
エイリアン細胞を使って悪企みする組織に、傭兵部隊「魂斗羅」の人が単身乗り込んで戦うというお話です。
ちなみに、この単身の傭兵さんが滅法強いです。
どんな大勢の敵でも、一人で立ち向かいます。
巨大人造人間みたいなやつも、一人で倒します。
巨大ロボットを一人で倒すに至っては、「こいつ人類?」って感じです。
戦う場所も、空中でヘリにぶら下がりながらとか、壁にへばりつきながらとか、無意味にサドンデスな場所が多いです。
それに加えて息をつく暇も無いノンストップな演出が、プレイヤーを更なる破壊衝動へと導きます。
ゲームスタートと同時に、変な化け物の徘徊する街に主人公がトラックで突っ込んできたかと思うと、やたらめったら銃を乱射。
敵も負けじと銃を乱射。
爆音と銃声で、テレビ画面上に、少年向け格闘マンガの擬音を具現化したような世界が醸し出されます。
やがて出てくる小ボス。
倒すと、そのままビルにぶつかって轟音と共に自爆。
倒れるビル。
主人公がそのビルに登ると、遠くの方に巨大な一つ目人間が目から怪光線を出しつつ街を破壊している様子が伺える。
こちらに気がつき、向かってくる巨大一つ目人間。
目からの怪光線やら、投げつけてくる自家用車やらで、画面中がハイテンション。
なんか、人間の根源的な破壊衝動を刺激するものがあります。
その後も、主人公が歩いている吊り橋を、巨大怪獣に捕まれて振り回されたり、
主人公の乗っている列車(主人公はもちろん屋根の上)を、巨大ロボットに力ずくで止められたりと、なんかもう、笑っちゃうくらい派手な演出が続きます。
メガドラで良くぞここまで!!という感じです。
とりあえず、このゲームの魅力としては、
- 尋常ではなく急展開な演出。
- 非常に良く出来たアクションゲーム部分、難易度も高過ぎはしない。
- エンディングも複数あり、結構遊べる。
- プレイヤーのテンションを更に上げてくれる、小気味良いBGM。
などが挙げられると思います。
とにかく非常に良く出来たゲームだと思いますので、買って損はないです。
定価以下なら。
・・・・・・・実はこのゲーム、唯一にして最大の欠点がありまして、それが、「プレミアがついている」ってことなんですね。
なんか当時、発売本数が少なかったみたいで・・・。
でも、しょうがないと言えばしょうがないですね。
だってメガドライブですから。
まぁ、プレステのゲーム買ったって5000円ぐらいすることを考えれば、5000円ぐらいだったら買って絶対に損はしないゲームだと思いますよ。
(このゲームは本気でお勧めなのですが、これがきっかけとなって普通のゲーマーさんがレトロゲームの世界にのめり込んでしまい、人生狂っちゃったりしたらどうしようと考えると、無理にはお勧めできないのが辛いところです。)
・
参考情報
メーカー:コナミ
難易度:凶悪なほど難しくはないですが、ライトユーザー向けではないかも。
プレイ時間:マルチエンディングなので、やりこみだすと長いかも。慣れれば1―2時間もあればクリアは可能。
攻略本:たぶんありません。
入手環境:1万円ぐらい。普通に捜すと秋葉でもあまり無いので、Yahooオークションあたりで探すが吉かと。
知名度:魂斗羅シリーズは、コアユーザーからは有名。