チベットサポートグループの皆様へ
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拝啓
時下益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。
日頃よりチベット亡命政府並びにダライ・ラマ法王日本代表部事務所に深いご理解と、ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
皆様からは過去においてマナリでの店舗放火事件(1999年)、オリッサのサイクロン(1999年)等、”緊急支援”として多くの援助金を賜り、お陰様で現地ではようやく復興しつつあります。ところが今年7月末、かつてない規模の降雨があり、インダス川の洪水によってラダック地方ソナムリン・チベット人居住区スピトゥクキャンプが多大なる被害を受けました。詳細は別紙のチベット亡命政府内務省事務次官ジグメ・ジュグネイ氏からの手紙でおわかりいただけます通り、現地では深刻な問題となっております。出来ることならば再建費用を自弁したいところですが、ご承知の通り、最貧階層であるラダック地方のチベット難民にとって皆様からのご援助をお願いする他に再建の道はございません。
そこで、誠に心苦しい限りではございますが、多くの皆様からのご支援をお寄せ頂きますようお願い申し上げます。お振込先は下記の通りです。
では、末筆ながら皆様の御健康と益々のご活躍をお祈り致しますと共に、暖かいご協力を心よりお願い申し上げます。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
代表ザトゥル・ナワン・リンズィン
お振込先: 住友銀行 新宿支店(店No.221)
普通預金 口座No.2575720
名義: LIAISON OFFICE OF HHDL,TCAF
代表 NORDEN RINZIN
(注:上記OFFICEは、ダライ・ラマ法王事務所のことです。)
ラダック地方ソナムリン・チベット人居住地区スピトゥクキャンプの洪水被災者への緊急援助アピール
皆様
CTRC(Central Tibetan Relief Committee 中央チベット救援委員会)は、友人および善意ある支援者の方々に、過去2年間3回、ラダック地方チャングダングでの豪雪(1998年)、ヒマチャルプラデシュ州マナリでの店舗火災(1999年)、オリッサ州の居住区へのサイクロン(1999年)に対処するため緊急援助アピールを行いました。皆様からの圧倒的なご支援とご協力のおかげで、私共が状況にかなりうまく対処できたことを嬉しく思います。しかし、これらの災害によるショックから回復する間もなく、今年7月末、かつてない規模の降雨に伴うインダス川の洪水によって、ラダック地方ソナムリン・チベット人居住地区スピトゥクキャンプにおける緊急事態に再び直面しております。洪水により、キャンプ全体の53家屋のうち48家屋を財産や農地とともに押し流しました。住民は急激な水面上昇の為、所有財産のほとんどを持ち出すことができませんでした。現在のところ洪水による被害額は230万ルピーに上っています。既存の石で作られた土手は全面的に破損、破壊されました。キャンプ住民333人は深いショックを受け、途方に暮れております。彼らは川岸より高い場所にあるインド軍から借りたテントに一時的に移り住んでいます。絶望的な状況に置かれ、外部からの支援なしには、生活をもう一度再建することは考えられません。緊急援助を提供し及び被災者の居住再建と強く耐久性のある護岸土手の建設を支援するために、CTRCは以下に挙げる金額を必要としています。
洪水による財産被害推定額 230万ルピー
48家屋の再建費用(1家屋あたり75000ルピー) 360万ルピー
耐久性のある洪水護岸土手の建設費用 150万ルピー
軍用テント費用(1テントあたり20000ルピー) 96万ルピー
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必要な支援総額 合計830万ルピー
(19万5000ドル)
こうした援助のお願いを立て続けにお送りするのは心苦しい限りであり、できれば避けたいと願っておりますが、CTRCおよびチベット人社会は、外部からの支援に訴えることなしに状況を効果的に対処するには財政的な制約があります。現在の状況下では、個人および組織の親愛なる友人と支援者の皆様にもう一度、援助のお願いを行う以外に選択肢はありません。ラダック地方のチベット難民は最貧階層の一つです。スピトゥクキャンプの洪水被災者もその例外ではなく、再建費用を自弁する状況にはありません。それゆえ、被災者に時機を得た援助と再建を提供するため、心より皆様に寛大な援助と支援をお願いする次第です。
また、洪水がチャングダングの他の居住区の一部に被害を及ぼしているとの報告も受けております。道路と通信が寸断されているため、まだ詳細は判明していません。しかし、これらの居住区と連絡をとり、被害評価を行うため、あらゆる努力が払われております。
皆様からの貴重で人道的なご援助に深く感謝致します。
チベット亡命政府内務省事務次官