雷龍の国

 ブータンの食文化


(ブータン国旗)



◎ヒマラヤの小王国 ブータン
 北はヒマラヤを隔ててチベット、南はインドに挟まれた国土(46,500I:九州の約1.3倍)に582,000人(1995年推計)が暮らす。ブータンの人は自分たちの国をドゥルック・ユル(雷龍の国)と呼び、国旗・国章にその姿を描いている。


◎ 照葉樹林文化
 ヒマラヤの南麓から雲南・江南を経て西南日本にかけて、樫類を中心とする温帯の常緑樹林が分布している。ここに広がる農耕文化には、食文化・生活習慣まで、数々の類似点が認められる。大阪府立大の中尾佐助教授はこれを「照葉樹林文化」と名付けた。
 日本とブータンはそれぞれこの東西の端にあたり、ソバ・味噌・麹を使った酒など、共通する食材が見られるのが非常に興味深い。また、農業を中心として成り立つブータンの風景は、昔日の日本の農村を思わせるものがあり、訪れる者の心を強く惹きつける。

TopPage Next