クメール美術巡礼(1)お尻に注射

 今年の仕事も事実上終わり、明日からはカンボジア・タイ行き。今日は、出向元に業務打ち合わせ、と称して午後から出勤。

 しかし、実際はいつもより早く家を出て、横浜・山下公園前の産業貿易センター内にある日本検疫衛生協会・横浜診療所でA型肝炎の予防注射接種。

 カンボジアはツアーなのであんまり心配ないが、タイは一人でホテル・食事・交通機関を手配しなくてはならない。屋台とか、いろいろとおいしそうな料理がある国だが、一方で病気が心配になる。とりあえず、衛生状態が原因で感染するA型肝炎の予防注射を接種した。

 以前、札幌でも何回かγ−グロブリンの注射を受けたことがあるけれど、あれは結構な量を筋肉注射する。針自体は細いのだが、こんなにはいるのだろうか、と思いながら注射されている腕を見るのは気分のいいものではない。来年以降もインド方面に出かけることを考え、担当者と相談の上、即効性はあるが3ヶ月しか免疫が持続しないγ−グロブリンと、新しく開発されたワクチン(数回に分けて接種することにより長期の免疫が獲得できるが、最初の1回だけでは免疫ができない)の二つを受けることにした。

 年配の女医さんに「最初にワクチンを腕にします」といわれて、じゃあ、γ−グロブリンはどこに打つのかと思ったら「ズボンを下げてうつ伏せに寝てください」。何と、この年になってお尻に注射された!!再三「力を抜いてください」といわれた後、ちくっとした痛みとじわじわと入っていく感覚。結構痛いものです。今日は一日ズボンのポケットに財布を出し入れするのがやりづらかった。 

 2回目以降の接種のことで相談すると、実は東京駅の近くでも接種可能だとか。やれやれ。次回は1/20の人間ドックの時にしようか。

クメール美術巡礼(2)結局ドタバタ

 出発の前はいつも忙しい。そのせいかいつも家を出る2時間位前から猛然とパッキングを初めて慌てて出ていく。そのせいか、毎回必ず何か忘れ物をして空港で高い買い物をしたりする。 

 最近はチベット絡みの旅が続いたために、だいたい事前に訪問先を把握していることが多かった。しかし、今回は全く系統の違う文化圏である。しかも、毎日遺跡訪問のテンコ盛りなので、行ってから調べると云うわけには行かない。

 だいたい、いつも旅行する先に関する本をあれこれと買い求めて頭に入れておくのだが、ご存知の通りこの秋はめちゃくちゃな毎日を送っていたために、買った本をじっくりと読むことができなかった。そればかりか、部屋の中もかつて無い散らかりようである。このまま新年を迎えるのもみっともない。

 しかし、二兎を追う者一兎も得ず。結局いつものパターンとなってしまった(つまり、部屋は散乱したままの状態)。更に、カンボジア国内線の関係で荷物は軽量化を図らねばならない。幸い、暑い国なので服は少なくて済むのだが、思い切りすぎたのと慌てたので忘れ物があった。更に、今回は事前の買い物を怠ったのでパッキングの段階で「空港で買い物」しなければならない物が出てきた(ビデオフィルム・洗濯用洗剤・葉書用糊・タイ語会話虎の巻・折り紙用千代紙)。

 今のところ、飛行機の中で気がついた重大な忘れ物は「双眼鏡」。遺跡の上部(塔の先端とか)を見るのに必要な気がするので、何とかしてバンコクで買いたい。

 最近は「葉書かきセット」・「ビデオセット」・「カメラセット」など、ユニットでパッキングするのでだいぶ忘れ物は少なくなっていたのだが、「双眼鏡」までは気が回らなかった。具体的に自分がどういうシチュエーションで見て回るかあまり考えなかったためだ。

クメール美術巡礼(3)慌てて空港へ

 今回は、バンコクまでは一人で往復する。使うのは、昨冬ブータンに行くときと同じノースウエスト(ノースワーストとも云う)のバンコク便。

 ツアーじゃないから集合時間、というのはない。自己責任において空港まで行ってチェックインする。国際線の場合、だいたい2時間前までに行くのが普通だが、聞いた話によると、結構ぎりぎりでも大丈夫な場合があるらしい。

 パッキングに手間取っているうちに、15時半になってしまった。NW-027は予定では18:20なので、2時間前の16:20には空港に着いていたい。しかし・・結局乗ったのは船橋発16:18の空港行き京成特急だった。

 まあ、大丈夫さと悠然と構えていると(実はあれを持ってくれば良かった、これを持ってくれば・・と考えている)佐倉を過ぎた辺りで急停車。「車体に異常を感じたので」というアナウンスで俄然不安になってくる。数分止まった後、置き石らしい、ということで走り出したのだが。

 NWは第1ターミナル。何事もなく悠然とチェックイン後、不足品の買い物。ここの売店は結構貧弱なのでいつも気にくわない。ビデオフィルムは2時間のものしかないし、洗濯用洗剤もいいのがないのでホテルの石鹸かシャンプーを使うことにした。空港税をカードで支払うためJCBのサービスカウンターへ行ったら、取り扱いはJCBだけ、他はキャッシュで購入と云われた。おかしいな、と思い空港税自販機のところへ行ったらちゃんと第2ターミナルと同じくカード専用窓口があるではないか!

 カンボジア国内は米ドルキャッシュのみ使用可と聞いたので、持ち合わせはあるのだが多少両替をする。以前はドルの入った財布を家に忘れて空港で慌てて両替したり、AMEXしか使えないブータンで、支払おうと思ったら期限が切れたカードを持ってきたことが発覚!なんて間抜けもあった。(そのときはたまたま日本円で支払い可だったので助かった)

 今回は、以前より使い残してきたドルの小額紙幣が結構ある。更に、昨冬ブータンの帰りに寄りながら、ほとんど買い物をしなかったので残ったタイバーツをちゃんと持ってきた。このへんは大分抜かりがなくなってきたのだが・・。

 そうこうしているうちに47番ゲートに18:00まで行かなくてはならないことに気が付き、5分でイミグレーションを駆け抜けてゲートへ。いつの間にか出発は18:15になっていて、乗客はもうほとんど乗り込んでいた。結局、18:25に動き出して離陸が18:48。国際線はここが長いんだよなぁ。

 すごく熱い紙おしぼりをもらったんだけど、広げたらすぐに冷たくなっちゃった。変なの。

 白のカリフォルニアワインを飲んで、大してうまくもないビーフの煮込みの機内食を食べ終わったのが20:20頃。何だが疲れちゃってクメール美術の本も読む気にならない。機内は暗くなって完全に「寝る」モードになっている。バンコクのドンムアン空港には日本時間で1:00過ぎの到着なので、とってもヒマだ。トナリの欧米人(結構男前)がずっと咳をしているので変な風邪がうつらなきゃいいんだけど。

 てなわけで、こうして書き込みをしているのです。もっとも、アップは帰国後だけどさ。

Home