地理についての質問と解答(のヒント)(おもに受験生用)(順不同)

  ★質問をお寄せ下さい。また、自分なりの解答をお知らせ下さい。これに関するメールは
   断り無く転載する場合があります。転載不可の場合必ずその旨を書いておいて下さい。

Q13 メサやビュートはなぜできたのですか? 乾燥地域の地形ですから、何の作用によるのかと疑問に思ったかもしれませんが、やはり河川による侵食作用によります。適切な写真と解説が以下にあります。
http://bungakubu.kokushikan.ac.jp/chiri/Photo/2000apr/2000apr.htm
Q12 スイスや東ティモールは国連に加盟したのですか? 021007
2002年9月の第57回国連総会で承認されました。2002年10月7日現在、外務省のホームページも、国連広報センターのホームページも書いていないですね。国連の英文のページにはさすがに書いてあります。
21世紀最初の国連加盟国はスイスということになります。また現在の国連加盟国数は191です。 加盟国を年次順に記したサイトは幾つかありますが、国連のそれは、http://www.un.org/Overview/growth.htm です。
Q9  「地理Aの教科書のP.14(教育出版)の各地域統合の加盟国はどれくらい覚えたらいいのですか?」
 上記の質問には以下のように返事をしました。
「難しい質問ですね(^_^;)。EUは、全部。しかも拡大していったので、できれば年次別に。CIS全部。アセアンは全部。できればこれも順番に。NAFTA。これも全部。と言っても3つだけ(^_^;)。同様にANZUSも。あとは気にしないでいいのでは? この図(表)にはありませんが、オペックとオアペックも必要ですね。ああ大変(^_^;)。」
 現役受験生はどうしていますか。
Q8 地理の教科書には侵食となっていますが、地学では浸食と教わりました。どちらを使えばよいのでしょうか?
 これは「山の展望と地図のフォーラム」で話題になりました。理由はわからないままですが、確かに地理学の分野では侵食、地学の分野では浸食を使っています。受験対応では、地理の場合は、侵食を使って下さい。
Q7  ハワイは太平洋プレートの上にあるため、毎年8センチずつ北西方向に移動しているとのことですが、そのこととそれぞれの島の大きさの間にはどういう関係があるのですか?
 ハワイ島が一番大きく、離れるにつれ小さくなっていきますね(若干の例外はありますが)。つまり侵食が進んでいるということです。プレートの移動とホットスポットで説明できます。ホットスポットの位置は一定。その上にあるところではマグマが供給され島ができる。しかし、プレートの運動で移動していくので、ホットスポットから離れると侵食を受け小さくなるのです。あるホームページには次のように書いてありました。「ホットスポット上で誕生した火山島は,プレートの移動により北西に移動し,山は風雨により侵食されてだんだん低くなりやがて海面下に沈んでいく.ハワイ島は,ちょうど今ホットスポットを通過中で,現在でも噴火を続ける地球上で最も活動的な火山島である.」ということで、島の大きさは意味があったのですね。
Q6 1947〜49年の第1次ベビーブーム以降の出生率の急速な低下の要因は何でしょうか。
(以下は答えではありません)
 Z社の問題集の解答には「1948年に成立した優生保護法により、人工妊娠中絶の法的適用が次第に定着するようになったこと」とあります。グラフを見ても急速に出生率が下がっていますが、その基本的要因を人工妊娠中絶によるものというのは適切なのでしょうか。

 古い本ですが、村松稔『人口を考える』(中公新書1977年)170ページには、「この出生の低下は主として人工妊娠中絶によって行われるという事態が出現した」とあります。
 
 その後、色々な要因が生じてくると思いますが、少なくともその後の数年は、人工妊娠中絶が原因なのでしょうね。
Q5

チベット族・ウイグル族が独立志向が強い理由を簡潔に述べるとしたら、「漢族と宗教や慣習が異なるから」でよいでしょうか。

(以下は答えではありません)
上記はZ社の問題集の解答です。これに経済的要因を付け加える必要はないでしょうか。 K出版の地理Aの教科書には次のような記述があります。

 「少数民族は、彼らの居住地への漢民族の流入による中華文明への同化政策に反発してきた。そのうえ、沿海地域での急激な経済発展が、人口増加に生産の発展が追いつかない内陸部との生活水準格差を広げ、少数民族の不満をかきたてている。ここ10年間でもチベット・シンチャンウイグル自治区に独立運動があり、鎮圧されている」。

 教科書の記述に従えば
(1)同化政策への反発(文化的要因)
(2)生活水準の格差への反発(経済的要因)

 ただ、この経済的要因は、一見わかったようで分からないすね。
 沿岸部は経済的に発達しているが、内陸部(自治区)は発達していない。それによる不満が生じるのは分かりますが、それが直ちに独立志向に結びつくかどうか。自治区からの収奪・搾取の上に沿岸部の発達があるのなら理解できますが、それがあるのかどうか。格差を独立によって解決できる見通しがあるのか・・・。もちろん、民族のアイデンティティの問題もありますし、独立志向に対して云々するものではありません。
 皆さんは、どう答えますか。

Q4 シュナイダーの火山の分類はどこまで覚えればよいですか。
 形態分類で、意味がない、と言われますが、観光名称として使われているという実態もありますね。余裕があれば、知っておいて損はない、という感じかなあ。
 コニーデ=成層火山   トロイデ=鐘状火山    ホマーテ=臼状火山
 アスピーテ=楯状火山 ペジオニーテ=溶岩台地 ベロニーテ=塔状火山
Q3 熱帯雨林は一度伐採すると、再生が難しいと聞きました。その理由は?
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)のホームページに「◆熱帯林は再生しないのですか?」という質問があり、次のような答えがありました。
「森林が伐採されて表土が強い太陽光や激しい降雨に曝されると、土壌が堅くなったり浸食を受けてしまいます。また、養分の多くは樹木の内部で循環しており、土地はやせているため、伐採してしまうと養分の循環が途絶え、森林の再生は困難になります」
Q2 生駒山地は地塁ですか、傾動地塊ですか。本によって異なるのですが。
「山の展望と地図のフォーラム」の自然の広場で話題になりました。
結論的には、傾動地塊です。地塁としている本は間違いと言ってよいでしょう。
Q1 テラローシャとテラロッサの区別がつきません。いつも迷います。どうすればよいですか。
こういうのは、K塾あたりが得意なのではないでしょうか。良い覚え方があったら教えて下さい。ちなみに、テラローシャは玄武岩が風化した紫色の肥沃な土壌です。テラロッサは石灰岩が風化した赤い(バラ色)の土壌です。

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