地図の間違い
ファイル012  舵角について  
(@nifty「山の展望と地図のフォーラム」に書いた内容より) 2004年5月
以下はある予備校の講義の内容です(のようです)。
http://www.chirikids.com/kogi/data/1/centerkogi0303.html
このようにオープンにしているのは潔いですね(^_^)。
ところで、内容をご覧下さい。
大航海時代に入ると世界地図の必要性が増しましたが,そのときに欲しかった図は、とにかく無事に目的地にたどり着き,そして戻ってくるための図法でした。
 メルカトル図法は等角航路を直線で表した正角図法です。これにより地図上でA地点からB地点に直線を引き,経線との間の角度(方位角)を出して,羅針盤でこの方位角を保って進行すれば,目的地に間違いなく到達できるのです。
「経線との間の角度」を「方位角」としているのはまずいですね。A地点からB地点に引いた直線は大円ではないので、方位角とするわけにはいきません(方位角は、大円同士のなす角(一つは経線、もう一つは任意の大円)でできる角ですから)。筆者が「方位角」としているのは「舵角」ですね(但し舵角は地図学用語辞典には出ていませんでした)。

 そもそも筆者は別なところで、「・・・正角図法です。この場合の角は,任意の地点から近い距離にある2点間を挟む角(夾角)のことです。あとで出てくる方位角とは異なるので注意してください」と正しく書いています。
 
 方位角としたのは、単純ミスであることを願っています。
じつは、この後、この提起に対して問題ないのではないかという意見が寄せられ、しばし方位をめぐって「議論」になりました。

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