筑附通信 地図の本 紹介・書評・酷評(^_^;)
| 『世界地図から歴史を読む方法』 河出書房新社 2001年4月 本体667円 |
|
|
| 吉田たかよし『「できる人」は地図思考』 日経BP社発行2003年1月27日発行 本体1,400円 +税 四六判 256ページ ISBN 4-8222-4321-4 |
| 『「できる人」は地図思考』という本があります(日経BP社2003年1月27日第1刷、2月19日第3刷 1400円+税)。よく売れているようです。たまたま店頭で見て、買ってしまいました。 内容は、どちらかというと、「とんでも本」になるのかと思いますが、著者の経歴に惹かれて(^_^;)、買う人がいるのかもしれないですね。 帯には、「現代のレオナルド・ダ・ビンチか!? 東大理I類、国家公務員I種(経済職)試験合格、元NHK記者・アナウンサー、医師、衆議院議員・公設第一秘書、東大大学院医学博士課程・・・。「秘訣は、頭に地図を描くことです」 この手の本は、投影法に関する記述でボロを出すことが多いのですが、さすがにこれはほぼ間違いなく書いてあります。 「逆さ地図」をべた褒めしているのは気になりますが、一般的にはそういう見方が多いので、あり得ることですね。 地図を強調してくれているのは有り難いのですが・・・。 生徒に紹介して、反応を見てみたいと思います(^_^;)。 (アット・ニフティ「山の展望と地図のフォーラム」への書き込みより) ●追加● ホームページでの紹介も沢山あります。目次などが詳しいのは、ここ。著者は、 『不可能を可能にする最強の勉強法』などを書いている人ですね。 |
| 『世界で一番おもしろい世界地図』 青春文庫2002年7月 514円+税 |
| 気楽に読めます。 ユニークな内容もかなりあります(^_^;)。 例えば81ページ、「東京から飛行機でまっすぐ東へ飛ぶと、どの国に着く?」の説明など歴史に残るかもしれません(^_^;)。 巻末の参考文献に『地図のことがわかる事典』も載っているのですが(^_^;)。 (アット・ニフティ「山の展望と地図のフォーラム」への書き込みより) |
| 『地図とガイドブック』 山と溪谷社 2001年7月 1300円 |
| 「山歩きはじめの一歩」というシリーズ(全7巻)の一冊として『地図とガイドブック』が山と溪谷社から発行されました(2001年7月 1300円)。 副題が「山の情報を入手して、いかに山を楽しむか。」です。 初心者向けとはいえ、この副題でありながらインターネットやホームページによる情報入手について一言も触れてないのは、21世紀初頭の出版物とは思えません(^_^;)。 そういえば、「参考資料」に、1966年刊行の五百沢智也さんの論考や、1966年の井上英二さんの『5万分1地図』(中公新書)があがっているのは少々びっくりです。今も価値がある文献ではありますが、地図の歴史的文献を紹介しているのではありませんから・・・。『パソコンで楽しむ 山と地図』(何故か一文字空いています(^_^;))を書いてくれているのは嬉しいのですが、本文にはほとんど参考になっていないようです(^_^;)。 誤記・誤植?を2つほど。 ●95頁 「ちなみに、GPSとは、GLOVAL−POSITIONNING−SYSTEMの略で、・・・」 →まあ、私も英語に強いわけではありませんが・・・(^_^;)。 ●116頁 「「西偏6度30分」であれば、四捨五入して6度に合わせればよいでしょう」 →30分というのは、0.5度です。6.5度を四捨五入すれば、7度になるのではないでしょうか(^_^;)。 (アット・ニフティ「山の展望と地図のフォーラム」への書き込みより) |
●表紙へ