ヘンリー・フォード博物館
ここには、アメリカ植民地時代から現代までのアメリカが作り上げてきた、数々の製品が展示されている。自動車、蒸気機関車、飛行機、電話、発電機、家具、銃、農業機器などが巨大な建物にモノを言わせて並べられている。入場料は$12.50であり、Informationで頼めば日本語のパンフレットも貰う事が出来る。
あまりにも広すぎるので、真面目に見ると一日では足りないくらいである。今回は自動車エリアをじっくり見て、他のところはざっと見るに留めた。それでも3時間半くらいはかかってしまったのだが。
アメリカ大統領のための特別車や、自動車レースで初めてアメリカの車が一位になったときの車など「目を引く」車も沢山ある。が、個人的には古い車を見ているのがかなり興味深かった。
というのも、黎明期の車は様々な試みをしているだけあって、「こんなメカニズムで動いているのか〜」と驚く事が多いからである。「なるほど」と感心したり、「これは怪しいなぁ〜」とニヤニヤしたりしていた。
車を様々な方向から眺めて、ニヤニヤしている日本人はかなり怪しかったかも知れない。
右の写真は1957年の車 Rambler の宣伝用チラシの一部である。この車はアメリカ初の「コンパクトカー」であったらしい。このチラシでは、今までの巨大な車を「ガス大食らいの恐竜( gas-guzzling dinosaurs )」と揶揄し、コンパクトカー( Rambler )の素晴らしさを12コマの漫画( ? )で説明している。
私はコンパクトカーが好きなため、このような趣旨の広告を見るのは非常に興味深かった。というわけで、ここでもニヤニヤしながら漫画をじっくり読んでいたのである。
今回は自動車のところをじっくり見たのだが、他のエリアも面白そうなものは沢山あった。アメリカの銃の歴史、巨大な蒸気機関による発電所、初期のプラスチック射出成形機、蒸気機関車などなど。
デトロイトには観光地と呼べるものはここだけしか無いらしいが、もう一度来たいと思わせる場所ではあった。
(2000/09/18 07:49 JST)
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