ラスト・サムライ
私は「死を持って償う」という考え方が好きではない。
人間、誰しも死ぬのは恐ろしいだろう。それが故に、最も恐ろしい事を自分に課す事により償いとするという考えが導き出されてしまうのは、理解出来ない事も無い。
しかし、償われる人間からすれば、死んでもらうよりも、生きたまま何か為になる事をしてくれた方がよっぽど価値があると思うのである。
そんなわけで、映画「ラスト・サムライ」における死を選択する事を尊重した武士道観には、少々納得出来ないものを感じてしまったのである。
映画「ラスト・サムライ」における武士道観が史実のとおりなのか、それとも映画を作製した人達が考えたものなのかは私には分からない。これをきっかけに、少しばかり侍や武士に関する本を読んでみても良いかなぁと思った次第である。
(2004/01/25 23:21 JST)
皆さんからのコメント
- 人を心底憎むと、相手が生きているだけで許せないと思います ← 幸か不幸か、私はそこまで人を憎めた事がありません。うぅむ。
- たまにテレビとかで、トムのことを「彼こそラスト侍」って言っている人がいるけど、実際には「武士の終焉の瞬間を供に(勝手に)過ごした白人野郎のお話し」、だよね(笑)。 ← 確かにそうですが、ま、彼の事をサムライと言ってあげましょうよ(笑)。
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