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手形つき



霜との戦い

霜まみれTwingo
 先日の私の呪い(?)のお陰で関東地方に雪が降った日から、寒い日が続いている。そんな寒い日は、朝どころか夜さえも霜がこびりつき、クルマの窓は曇りガラスのようになってしまっている。

 当然、そのままでは運転など出来ないから、プラスチックの板等で霜をガリガリと削り落とすことになる。加えて、ある程度暖気しないと室内のガラスの曇りも取れないので、数分間のアイドリング行うハメになる。

アイドリング嫌い

 実を言うと、私は長時間のアイドリングが好きではない。

 マフラーの中の触媒が暖まる前は排気ガスの臭いが強いので、アパートの駐車場でのアイドリングは近所迷惑になる。また、長時間のアイドリングは燃費を悪くするのも嫌な点である。なにより、エンジンがかかっているのに進まない状態というのは、渋滞にハマっている時のようで気に食わない。

 かくして、霜と曇りが取れて視界が晴れるまでの数分間、私は少々イライラしながら過ごしていた。

手形作成

パノラマサンルーフに浮かんだ手形
 そんなある日、アイドリング中の車内から何気なく天井を見上げたところ、霜に覆われたパノラマサンルーフが目に入ってきた。アイドリングに倦んでいた私は何を考えたのか、唐突にサンルーフのガラスに手を当てて「やっぱりつめて〜な〜」などと呟くという行動を取ったのである。

 数秒後、私の目に入ってきたのは、私の手が触っていた部分のパノラマサンルーフの霜が融け、手の形が天井に浮き上がった光景であった。

 暖かい手が当たった部分の霜が融けるのは当然なのだが、天井に手形が残っている光景は妙に可笑しいものであった。思わず、私は天井の色んな場所に手を当て、手形を作る事に熱中してしまったのである。

霜は楽しい?

 それ以来、朝のアイドリング時にイライラした時は、天井のパノラマサンルーフに手を当て、霜が手の形に融けるのを見ては笑っている。「馬鹿な事をやっているよなぁ」とも思うのだが、天井に出来た手形から光が差し込んでくる風景は、なかなか笑えるものなのである。そして走り出した後も、信号で止まった時などに天井を見上げ、「おぉ、手形が広がっている」などと霜融けの進行具合を観察し、楽しんでいるのである。

 クルマのガラスに霜がびっしりつくのは、これからの2〜3ヶ月の期間だけであろう。なので、アイドリングしなければならないのは短い時間だと割り切って、それまでは霜を楽しんで過ごそうと思うのである。

(2002/12/19 08:16 JST)


皆さんからのコメント

関連サイト : エンジンを傷める場面とは? (All About Japanより)


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