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矢祭町



矢祭町に行こう

矢祭山の駅近くから
 福島県矢祭町に行って来た。


 何度か会ったことのある元埼玉県在住のTwingoオーナーI氏が福島県矢祭町に移住したのだが、掲示板などで「ここは田舎だ」と嘆いていた。彼のホームページ上にその地域の写真が載っていたのだが、確かに田舎であった(笑)。
 そんな凄まじい田舎具合を実際に見てみたくなっていたところに、群馬の元TwingoオーナーM氏から「矢祭町まで行ってみない?」というお誘いがあった。

 そんなわけで「渡りに船」とばかりに、M氏のクルマに便乗して矢祭町まで行ってきたのである。



 北関東自動車道にて宇都宮上三川I.C.まで行き、そこからは下道で矢祭町を目指した。
 
 この日に乗ったM氏のクルマは新しいカングーだったのだが、まだ慣らし中な為にのんびりとしたドライブであった。烏山町をかすめ、タバッコ峠を登り、久慈川沿いを走る。そろそろ紅葉が終わろうかという季節であったが、それでも田舎道から見える山々は美しく色づいていた。

 結局、袋田の滝付近を除き、殆どがマイペースで走れる、快適なドライブを楽しめたのである。




珈琲香坊

珈琲香坊の店内にて
 到着してから暫くは矢祭山駅付近をウロウロしていたのだが、少し時間が余っていたので、I氏が以前から気になっていたという珈琲香坊という名前の喫茶店に行くことにした。
 国道349号の矢祭町工業団地の少し北にあるその喫茶店は、ペンション風の洒落た建物で、失礼ながら周囲の田舎具合から少々浮いている感じであった(笑)。

 とりあえず入ってみると、明るく広い店内は、くつろげそうな雰囲気である。コーヒーを頼むと「では、器を選んでください」と言うではないか。どうやら、カウンターの内側に並べられている器から、好きなものを選べるらしい。

 ちなみに、M氏は木で出来た器を選んでいたのだが、「コーヒーと木の香りが混じっている」と話していた。微妙な器である。私はアップルジュースを頼んだのだが、これはかなり美味しかった。


 この喫茶店「珈琲香坊」はのんびりとしており、何時間でも居座っていたい雰囲気がある、思わぬ良い店であった。




袋田の滝

でっかい袋田の滝
 喫茶店を出た後は、袋田の滝を目指すことにした。

 袋田の滝は日本三名瀑のひとつだけあり、観光客が多い。その証拠に、袋田の滝を目指して国道から交差点を曲がった瞬間から渋滞が始まってしまったのである。
 長い渋滞にウンザリしてしまった私たちは、脇のレストランで昼飯を取り、そこから歩くことにしたのである。

 歩き始めて気付いたのだが、周囲の観光客の平均年齢が妙に高い。いわゆる、ジジババばかりであり、観光バスからは次から次へとジジババが排出されている。
 そんな光景を見ながら「確かに若い連中は、自分から滝なんて見に来ないよねぇ」などと話していたのだが…いたのである。若い連中の集団、暴走族が(笑)。

 観光地に出没する暴走族って、迫力が無いなぁなどと思いながら、袋田の滝の入場料を払い、観瀑台に向かったのである。


 山に穿ったトンネルを抜けると、滝の正面にある観瀑台にたどり着くのだが、そこからの眺めは正に圧巻であった。自分の視界の殆どを滝が占めており、大き過ぎて全体のサイズのイメージが出来ない程であった。

 遠くから撮った滝の写真の中に、人が米粒のような大きさで写っているのを見て、改めて袋田の滝の大きさを実感したのである。




クルマ社会

コンビニまでの道らしい(笑)
 この後、温泉に浸かってから帰宅の途に着いたのだが、矢祭町の印象としては「クルマが無いと生きていけない地域なのだなぁ」というものであった。

 埼玉県から栃木県に来たとき、周囲の家がクルマを二台持っているのが普通な事に少々感銘を受けたものだが、矢祭町では一人一台無いと辛いであろう。
 実際、I氏が普段通っているコンビニは、クルマで15分くらい、川沿いの少々曲がりくねった道を走る必要がある。週末に「少し賑やかな所に行こう」ともなると、1〜2時間くらいクルマを走らせるのは当たり前だと言う。尚、渋滞が殆ど無いので、1時間走るとかなり遠くまで行けるらしい(笑)。

 「クルマ好きには最高の土地だなぁ」と、妙に感心もしてしまったのである。


 まぁ、実際に住むとなると色々大変な事もあるのだろうが、たまに行ってドライブするのは非常に良いところである。そんなわけで、夏になったら、また、のんびりドライブしに行こうかなぁなどと考えている。

(2003/11/30 23:30 JST)


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