シートポジション
事故
先日、Twingoで事故に遭ってしまった。
事故の状況は、
雨が降った路面で、前のクルマ(銀のトヨタ・イプサム)が急ブレーキを踏んだので、自分も急ブレーキを掛けて停止。しかし、次の瞬間、後ろのクルマ(青いトヨタ・BB)に突っ込まれ、その衝撃で前のクルマにぶつかる。
というものであった。
ちなみに、この事故は5台のクルマが関係する少々面倒臭いものであり、事故直後から状況を把握するまで、少々時間がかかってしまった。
幸い、私の体の被害は軽いムチウチ(頚椎捻挫)で澄んだのだが、Twingoはバンパーがタイヤに強く干渉していて自走できない状況であった。
そんなわけで、現在、Twingoが手元に無い状態で保険屋との交渉が続いている。その合間にふと思うのは、自分が良いシートポジションを取るように普段から気をつけていて、本当に良かったという事である。
急ブレーキ
その理由のひとつは、急ブレーキがきちんと踏めたという事である。
以前、今は亡き
日産ドライビングパークに行ったとき、「急ブレーキを踏むときは、親の敵のように、ペダルを蹴り曲げるつもりでガツンと踏んでください」と教わった事がある。同時に「きちんと急ブレーキを踏むには、正しいシートポジションが大切です」とも教わった。
急ブレーキを踏むために気をつけるシートポジションは以下のとおりである。
- 背もたれを起こし、腰を背もたれにきちんと当てる。
→ 腰と背もたれが離れていると、ブレーキを踏んだ時に尻が滑って力が逃げてしまい、十分な力でブレーキが踏めない。
- エンジンをかけた状態でブレーキを踏んだとき、膝が伸びきらないようにする。
→ 膝が伸びきる状態では、ペダルに力が十分に伝わらない。また、膝が伸びきっていると、急ブレーキを踏んだ時に後ろから追突されると、膝の関節に衝撃が加わり膝が壊れてしまう。
前のクルマが急ブレーキを踏んだと分かったとき、即座にガツンと急ブレーキを踏めた記憶は今でも鮮やかに残っている。
前のクルマにぶつからないように止まれたのは、運が良かったという要素が大きいのだが、きちんと急ブレーキが踏めたという事も少しは貢献していると思うのである。
ムチウチ
また、事故によるムチウチが軽かったのも、良かった点である。
ムチウチが軽くて済んだのは、後ろのクルマもブレーキを踏んでいたので衝撃が小さかった事と、クルマが凹んで衝撃を吸収してくれた事と、何より運が良かったからだろう。
とは言うものの、雑誌やネットで色々調べてみると、ムチウチの防止には、正しいヘッドレストの位置が欠かせないと繰り返し記されている。
前々から正しいヘッドレストの位置というものを意識していたのは、悪い事では無いと再認識した次第である。
実際、事故に遭った日も、ヘッドレストの中心が、自分の目から耳の延長線上にある事を確認していた。私のTwingoのヘッドレストは、何故かジリジリと下がってしまうので、定期的な点検(?)が欠かせないのである。まぁ、これはこれで非常に問題のような気がするのだが…。
ただ、軽い程度のムチウチとは言え、酷く寝違えた時のような首の痛みと、二日酔いの時のようなムカムカと共に過ごした数日間は、決して気分が良いものでは無かった。
もし、ヘッドレストが不適切な位置にあったら、この症状がもっと酷くなっていたかも知れない。そう考えると、1分足らずで出来るヘッドレストの調節は「やらなきゃ損」な事だと思うのである。
ABS
ところで、私のTwingoのブレーキにはABS(Anti-lock Brake System)がついていない。その為、急ブレーキ直後からタイヤが滑り始めてしまった。ブレーキング中「路面が濡れている〜」と心の中で叫びながらハンドルを左に軽く切ったにも関わらず、舵が全く効かなかったのを克明に覚えている。
もし、私のTwingoに、急ブレーキ時でも舵が効くABSがついていれば、事故の結果も違っていたかも知れない。そういう意味では、少々残念であった。
だが、事故の時のような極限状況でABSを有効に使うには、被害が軽くなりそうな方向を見極めてハンドルを切るという冷静さが必要になる。簡単にパニックに陥った私には、ABSがあっても宝の持ち腐れかも知れない。
それでも、事故を避ける確率が少しでも上がるように、急なハンドル捌きに対応出来るシートポジションを心がけた方が良いと感じてしまった。
教訓
今回の事故では、過失割合という点からすると、私には悪い所は無いという結果になりそうである。だからと言って、事故は自分では防げなかったものかというと、決してそうでは無いと思うのである。
例えば、雨の日という事で、車間距離を事故時の倍くらいにしていたら、かなり余裕を持ってブレーキが出来た為に、後ろのクルマに追突される事が無かったかも知れない。また、事故が発生した場所が片側二車線から一車線になる所だったので、もう少し用心してスピードを落としていたならば、事故が発生しなかったかも知れない。
まぁ、色々考えるとキリが無くなって来るのだが(笑)、とりあえず、今回の事故を教訓とし、同じ事を繰り返さずに済むように努力するのが一番大事な事であろう。
そんなわけで、今回の事故の教訓として
- 緊急時にクルマを正しく制御する為に、また少しでも怪我が少なくなるように、正しいシートポジションを取る。
- 何より、事故を起こさず、また巻き込まれないような運転を心がける。
という二点だけは、物忘れの激しい私の頭に叩き込んでおこうと思ったのである。
(2004/12/25 01:27 JST)
皆さんからのコメント
- 年末でムリヤリな運転をする人に今日も何度も遭遇し、そのたびにクラクションを鳴らしましたよ(+_+)、にしても青梅街道とか山手通りを走るMTBを警察も取り締まるべきだ! ← 車道を走る自転車の事を言っているのだと思いますが…「自転車は車道?歩道?」、自転車は車道の左側走ってね〜、自転車は車道?歩道?、自転車のルール〜安全な走り方をご覧下さい。原則として自転車は車道を走行しなければいけないのです。
- クレイジーなほどに車間距離とらん人おるよね、そうゆうタイプ? ← 事故が起こった原因は、前の方のクルマの強引な割り込みによる急ブレーキでした。後ろの人が特に車間距離が短かったわけでは無いと思っています。
- 災難でしたね。トップの画像は可哀想で眼を覆いたくなりました。それにしても冷静なレポートですね。イチノセさんとクリームソーダ号の一日も早い回復をお祈りします。 ← 有難うございます。とりあえず私の方は、既に復活しております。
- 大怪我でなくて何より、トゥインゴ早く直るといいですね ← 有難うございます。修理費が高くてびっくりしております(笑)。
- 御愁傷様です。私のトゥインゴも追突された事ありますが、ここまで酷くなかった(赤信号停止時)から、運が良かったんでしょうね・・・。 ← 真後ろでは無く、斜め右後方からの衝突でしたから、被害が大きくなったようです。
- 大きなけががなくて良かったです。事故は怖いです。トゥインゴは、復活できそうですか? ← どうなんでしょう? これから検討する予定です。
- あ〜。お大事に。バイクで転けた後に上を向けなくなったことを思い出しました。車間距離、取るようにします。 ← 私は事故後、前のクルマから2秒間の距離を取るようにしております。
- 昨年、信号で停止中、ルーテシアでオカマ掘られ、今年もステップワゴンでオカマ掘られた友人いますが、やはりシートが良いルノーで当てられた方がムチ打ちの被害は少ないそうです。金銭的な被害が大きくなりますが...被害が大きい理由は、人気国産車だと高額で事故車を引き取ってくれるため、事故車両を売却し、加害者の保険屋から修理代をもらって新車を購入出来ます。下取り爆安のルノー車では到底無理ですよね。(ちなみにどちらの車両も所有者は僕でした) ← 下取りが高いクルマは、こういう時良いですなぁ(笑)。
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参考サイト : 正しい運転姿勢 (JAF セーフティートリーニングより)、ヘッドレストの現状、問題、対策など (モータースポーツ医学より)、むち打ち症 (病気と予防より)、安全運転のマナー・豆知識 (お互い気持ち良く走るための豆知識より)
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