2006年、少年野球チームJr.大門と、御成門中学野球部のかつての仲間達が、再び同じチームで野球をす

るために、15年ぶりに集結した。

小、中学校までの経験者が中心でチーム力は未熟である。メンバーには、50M5.8秒で駆け抜ける者、

3A経験者、高校時代プロ2球団からのスカウトを受けたスラッガー、西東京甲子園常連高出身者も揃う。

しかし、彼らのかつての輝きはほとんど見ることができず、チーム力は上がらない。何とか野球を楽しめる

レベルにまで達してきたというところだろう。

 以前、小学生、中学生だった仲間達は、その後それぞれ様々な道を歩み、今も色々なことを背負いながら

このチームに集まってきている。一緒にいるだけで最高に楽しい仲間達だ。しかし、メンバーそれぞれ、

チームに求めるものはまさに十人十色である。不完全燃焼のまま、野球への夢を胸にしまい、このチームで

もう一度、己の限界に真剣に挑戦しようとする者、チームを少しでも強くしたいと考え、その強いチームで

真剣に野球に取り組みたいと願う者、ただ、この仲間達と野球ができる喜びのために来る者、大門に集まる

仲間たちの目的はそれぞれ違う。30歳を超えた、いい大人たちの集まりだ、考えがひとつな訳がない。

色々な思いのぶつかり合いもあるだろう。強くするのか、楽しむのか、チームの方向性は定まらないし、

定めない。ただ、大門に集まるメンバー誰もが、大門で過ごす時間が楽しい時間でなければ、このチームで

野球をする意味はないと私は考える。草野球である。競技野球ではない。プレーする者、応援してくれる人

支えてくれる審判、対戦相手も含め、グランドに集まる全ての人が楽しければそれでいい。

大門はそんな時間を作り出せるチームであればと私は願う。何が楽しいかは人それぞれだが・・・。

このメンバーで野球ができる奇跡。誰一人欠けることなく、ずっと続くことを心から祈る。

ある人が映画の中で言った、草野球3ベースルール。
@誰もが楽しく
A誰もがヒーロー
B誰もが勝ち負けこだわらない









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