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開業をするときに気になるのが広告宣伝についてです。
メールや以前やっていた掲示板でも質問が多かったので、僕が始めて開業してから、軌道に乗るまでに行ってきたものについて書いてみました。 参考になればと思います。

■広告宣伝 @ 〜 最初にやってみたものは・・
■広告宣伝 A 〜 次にやってみたものは・・
■広告宣伝 B 〜 HPについて
■広告宣伝 C 〜 看板とクチコミ
■広告宣伝 D 〜 効果測定

■広告宣伝 @ 〜 最初にやってみたものは・・
開業して最初に始めた広告宣伝は、ポスティング・置き看板・ホームページ・業界紙広告・DM等でした。
ポスティングとは一般家庭のポスト・郵便受けに一枚一枚自分の店舗のチラシを入れていくもので、
1時間に2〜300枚を配布することが出来ました。(地域差あり)
これは整体の学校に居たころ、卒業生などから比較的効果が高いという話を聞いていたので始めまし
たが、ほとんど効果はありませんでした。
最終的に30,000枚配布して3人の来院という結果でした。
これだけの枚数を配るのに結局半年くらいの時間が掛かりましたが、何故、半年も性懲りも無く続けた
かというと、友人が同時期に開業していて500枚に1名の来院という高いレスポンスを示していたという
ことがあります。
ならば・・僕も・・と思ってせっせと毎日配りましたが、結局はそういう結果でした。
ポスティングの効果には地域性があると思います。
僕が開業している地域は、非常にポスティングのチラシが多く重なる時期には一週間に20枚ほどもチラシ
が入ってくることがあります。
そんな中で効果を出すというのは、むつかしのではないかと思っています。
また、僕の師匠の一人は「ポスティングは逆効果」ということをよく言っています。
ポストに入ったチラシを快く思う人が5%だとしたら、その他の95%の人には悪い印象を与えてしまう、
というものです。
ただ、僕はそこまでは思っていません。
チラシを快く思う5%以外の人は、たぶんチラシを見ていないのではないかと思っています。
次に置き看板ですが、整体院の前においてある看板にもチラシを置いておくようにしました。
これはけっこう効果があって、週に1〜2名の来院が継続しています。
ここに置いてあるチラシの裏には、施術の内容などをかなり細かくプリントするようにしています。
大量に刷ったチラシはごくごくシンプルなものにして、自分からチラシを取っていく(=興味がある)人
には詳しい説明をしたいということですね。
これはいまでも継続していて、コンスタントなレスポンスが得られています。
そしてホームページ・・
現在、てあて整体院の新患さんは、ホームページを見ての患者さんが半数以上を占めています。
試行錯誤を続けながら今のような形になっていますが、友人・知人など業界の人と話をすると一日当り
30件以上になると、なんらかのレスポンスが生まれてくるようです。
これから開業される方は是非ホームページを作ってほしいと思います。
業界紙はダンス関係のもの(オンステージ新聞)というものでしたが、毎月1回掲載しましたがレスポンスは
ありませんでした。
また、DMは開業前の友人・知人でしたので、オープン祝いに1度だけという来院が10名程度来てくれ
ました。
ありがたくうれしいものですが、本来的な意味でのレスポンスではないようでした。
その後、誕生日DMなどを出していますが、これについては10%程度のレスポンスがあり、既存患者さん
の掘り起こしという意味で効果がありました。
最初の広告はこんな感じでした。
■広告宣伝 A 〜 次にやってみたものは
開業してすぐの広告は前回書いた、ポスティング・置き看板・ホームページ・業界紙広告・DM等でした。
しばらくしてから始めた広告は、駅看板・フリーペーパー・電柱看板・手配りと、知り合いのお店にチラシを置
かせてもらうというものでした。
駅看板は90p×180pで月15,000円だったと思います。
西武線の駅なので安いな〜という印象を受け、とりあえずやってみるかということで始めましたが、結果
としては9ヶ月掲示して問合せ(電話)が1件だけでした。
次にフリーペーパーを5ヶ月やってみました。
正方形に近い形をしたザラ紙のようなフリーペーパーで、地域を細分化させ地元に特化した広告が打てる
のではないか・・という期待を抱いて出稿しましたが、結局は合計で2〜3名ほどの来院でした。
担当者と話をすると3ヶ月は連続して広告掲載しないと、レスポンスは難しいということでしたが、3ヶ月
経っても4ヶ月経ってもほとんどレスポンスはありませんでした。
そのフリーペーパーは「値引き」を売りにしており、宣伝を掲載しているほとんどの店舗が安いプライスを
打ち出していましたが、僕のところは「雑誌をお持ちの方、初診料無料」とだけして施術料金の値引き
をしませんでした。
値引きについては別にどこかで書きますので詳しくは書きませんが、とにかくあまりお得感の無いもの
になっていたのだと思います。
電柱看板は1枚2,500円(/月)でしたので4枚出しましたが、、これも9ヶ月くらい掲示て来院に繋がった
の方は一人もいらっしゃいませんでした。
ただ、別の媒体を見て来院された方が、「電柱看板がありますね。」とか、「あれがあって場所が分り易
かった。」と言っていただけることはありました。
手配りは3度ほど行いましたが、続きませんでした。
手配りはその日が勝負と思いますが、レスポンスもなく届出も面倒なことと、なんとなく根性が無くて
やめてしまったのだと思います。
知り合いのお店にチラシを置いてもらったのは、ポスティングを続けている途中で寄った喫茶店が最初
でした。
その喫茶店の店長も独立開業関係の方で、「チラシ置いてけば」と言われ、ありがたく置いていただく
ことにしました。 この喫茶店からのレスポンスはありませんでしたが、こういった方法もあるのかと思
って色々な店にお願いをするようになりました。
現在はJR目白駅そばにある輸入バレエ洋品店と整体院の近所のタイ料理店に、ショップカードを置い
てもらっています。チラシでは持ち運ぶのに不便だということと、名刺大のショップカードなら財布などに
入れて携帯してもらえる可能性が高いと思ったからです。
タイ料理店からのレスポンスはありませんが、バレエ洋品店からは月に1〜2名程度の来院があります。
結局、今残っている宣伝方法は、HP・置き看板・お店設置のショップカードということになり、ほとんどお金
を使っていないことがわかります。
■広告宣伝 B 〜 HPについて
結局、今残っている宣伝方法は、HP・置き看板・お店設置のショップカードということになり、ほとんどお金
は使っていません。
そして、忘れてならないのが「クチコミ」です。
現在の新患さんの来院理由は、HP・紹介・看板という順で、HPで60%程度・紹介で2〜30%・看板で
10%程度という状態になっています。
HPのレスポンスはあまり良くないという声や、絶対に効果的だからやるべきだという声があります。
僕の場合は後者で効果は必ずありますから、やるべきだと思っています。
先ず、一昨年の前半から後半にかけて、現在もそうだと思いますが、一般家庭のブロードバンド化が急速
に進んでいるという事実があります。
一昨年前半には20%程度だった普及率が後半には50%近くにまで上がっているという記事を読んだ
記憶があります。
また、てあて整体院への予約にメールを使う方々(PCから)が増えているという事実もあります。
高齢者の方には関係がない媒体・ツールだとお思いの方も多いとは思いますが、実際には70歳台の
方からのメールでの予約もあります。
もちろん、主流は20〜40歳台の方ですが、それ以外の年齢層でも、PCは必需品になりつつあるという
のが現実の姿だと思います。
では、HP・インターネットで効果を出すためにはどうしたら良いか・・
これは専門家に任せる方が無難ですが、僕のサイトを見て来院される方を見ていると2つの特徴がある
ことが分ります。
1つは「ダンス・バレエ」というキーワードで来る方が多いということ、そしてもう1つは「大泉学園・練馬」
というキーワードで来る方がいるということです。
僕の場合は20年くらい前からダンスをやっていて、その故障から整体師になったという一面もあるため
同病というか同じ悩みに苦しむ人にメッセージをと思って書いていることが多いのですが、それが検索エンジン
などで検索するときのキーワードとなって見つけやすくなっているのではないかと思います。
効果的に自分のサイトを知っていただくために、サイトを検索エンジンに登録する際にこう考えました。
自分だったら、腰が痛いときにどうやって整体院をさがすか?
たぶん、どこかの検索エンジンを使って「整体 練馬」とか「整体 大泉学園」とかを打ち込んで探すと思い
ます。
だから・・
同じように「整体 練馬」とか「整体 大泉学園」とかを使って検索し、出てきた「練馬○○サイト」とか
「大泉学園○○サイト」とかに登録をお願いしていきました。
ダンスやバレエなどでも同じように登録を行いました。
インターネットはどこからでも何時でもアクセスすることが出来ます。
誰でもが見ることが出来る媒体です。
その媒体を活かすためには、逆にどうやって「絞込み」をしていくかということが重要だと考えています。
■広告宣伝 C 〜 看板とクチコミ
今回は、看板とクチコミの話です。
僕のところの看板は、一階入口のところに置いてあります。
そして、看板にはチラシを持っていけるように、小さな箱を取り付けてチラシを何部か入れています。
ポスティングや新聞折込などと違い、看板にくっ付いているチラシを持っていかれる方は、少なくとも
整体に興味があるか腰痛などでお困りの方、もしくは以前に腰痛などで困った経験のある方だと思い
ます。
ということで、看板に付けてあるチラシには「詳しい施術の内容」を印刷するようにしました。
普段使っているチラシは、恐ろしくシンプルなもので、「もう一度痛みのない生活をあなたに」という
キャッチと「全身の経絡を刺激する指鍼整体で痛みを取りましょう。簡単ストレッチで痛みの出ない
身体を作りましょう。ちょっとした運動で、元気な身体を作りましょう。」という本文のほかには、施術院
名・地図・営業時間・料金・住所・院長名・メールアドレス・電話番号」しか入っていません。
あ、それと「てあて整体院」のロゴが左上に記載されています。
普段のチラシに期待しているのは、「てあて整体院」のロゴを見てもらうということで、施術の説明など
は読まないだろうと考えています。
そこで、ロゴを大きく左上に記載して、そのロゴの印象だけを持ってもらうつもりがありました。
ただ、このチラシでは看板から持っていってもらった方には、説明不足もはなはだしいと思い、施術
内容などを裏面に印刷しています。
家に持ち帰ってゆっくりと裏面を読んで、良さそうかな・・と思った方がインターネットで内装や僕の写真等
をチェックして電話を頂けるようです。
次にクチコミですが、これは「宣伝してね〜」と言い続けたからと言って広がるというものでもありません。
だいたい整体院を探す時って、腰痛や肩凝りがひどくなった時に周りにいる人に「ねえねえイイトコない?」
と聞くものだと思います。
だから、紹介しやすいように、ショップカードを作ることにしました。
このショップカードは名刺大のカードでPCで作っています。
表面には「てあて整体院」のロゴとURLを大きく入れ、裏面に地図・営業時間・料金・住所・院長名・メール
アドレス・電話番号を入れてあるいたってシンプルなものです。
これだと持ち運びに便利で財布などに入れてあれば、誰かに聞かれたときにサッと出すことが出来るよう
になっています。
これを初診時に必ず渡すようにしています。
このカードはバレエ洋品店や近くのお店にも置かせてもらっているもので、けっこう用途が広く使い勝手
も良いので、皆さんも作ってみてはどうですか。
■広告宣伝 D 〜 効果測定
さてここまで、広告宣伝について書いてきましたが、結局、僕のところで残っているのは、HPと看板と
クチコミということになります。
では、個人で経営している整体院では、同じようにHPと看板を出し、患者さんからのクチコミを期待する
だけで良いかというと、そんなことはないと思っています。
よく「何が効果がありますか?」とか「どうやってやれば効果的ですか?」というような質問を受けますが、
そんなにインスタントでコンビニな方法なんてありません。
とにかくやってみるということが大切です。
僕にしても、駅看板・電柱看板・フリーペーパー・チラシ配布・近隣への挨拶も一定期間やっているし、同様に
HPも看板も名刺大のショップカードを配るということもやっています。
その中で効果的だったものが残ってきているということです。
では効果はどうやって計れば良いのか?という問題が残ります。
一般に会社などでも、新規事業を立ち上げるときには事業計画などを立案し、中でも広告については様々
な方法を検討して実施・検証・修正などを行っています。
つまり、計画を立て実施してみて、その媒体に対するレスポンスを集計し費用に対する効果を計算してみる
ということが大切になってきます。
費用対効果を計算するには、その媒体に掛かった費用とその媒体で来院した患者さんの数が分るという
ことが前提になります。
例えば、駅看板を行うとします。
看板制作に5万円・月々の掲載に2万円が掛かったとします。
そうすると、半年で、5万円+(2万円×6ヶ月)=17万円が駅看板の広告代として掛かります。
この期間に駅看板を見て来院された方が30人あれば、1人当りの駅看板の広告代は5,667円になる
ので、施術料が5,667円以上であれば収支はプラス、以下であればマイナスということになります。
(一般企業では広告費の売上比率などを使って計算しますが、整体などではそこまでは難しいでしょう。)
こうやっていくつかの広告媒体を試し、それぞれ一人当たりの広告費を出せば、比較対照が出来て、どの
広告に絞っていけば良いのかということがわかってきます。
日々つけているカルテや売上の集計は、広告媒体や内容を決めたりするために、目的にあったものにする
ことが重要ですね。
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