技術ボランティア[ 会報第2号 ]

1998.6.15

発行者・青木与志夫

編集者・中島良一

※PDF版の会報は こちらです。
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〜目次〜

■[座談会]簡易環境制御装置はこうして作られた

■茶摘み通信

■ことぶき日記

■『コンピュメンター』翻訳作業に参加して

■ありがとう ・・・さくさん

■お知らせ

 

最小限の機能をしぼるのがむずかしい。

やり取りはネットワーク+定例会で

 

■現場と技術者では見る世界が違う

司会

練り上げて行く時に、失敗というか、苦労した点は?

yossy

それはK-ECSに限らず、いわゆる福祉機器すべて同じだと思うんです。実際に使っている方、その病院のスタッフの方、あと実際に作る我々技術者、その3者が見る世界が、全然違うんですよ。

yossy

だから自分が使うものは簡単なんだけども、やはり自分と全然違う世界、病院の中で、機械の仕様を煮詰めていくのが一番やっぱり難しい。だれも教えてくれないわけだし。自分としてはこうだと思っても、いざ作ってみるとまったく違ってる。そこが一番、時間と手間がかかる。

るき

それは、まったく同感です。K-ECSにしても、技術的には全然難しくない機器なんですけど、それが実際に、病院の中で受け入れてもらえて、使い物になるかは、やってみないと分からない。異文化との遭遇ってところが、やっぱり…。

一同

(笑)

るき

あと技術者がこうしたいと口で説明しても、相手に技術的な土壌がないわけで、実際に現物を見て、あ、やっぱり使いにくいっていう事が多いですね。そこは、yossyさんがよく言う三現主義(現場で・現物を見て・現実的に)でやってかないとうまく行かない。

幸い、ことぶきさんは会話でコミュニケーションできるし、パソコンも詳しいんで助かったけども、もし気管切開の方だったら、意図がなかなか汲み取れない。そこが難しいんですよね。

司会

ことぶきさん、使う側から、実現するまでの試行錯誤は、実際体験していてどうでした?

ことぶき

ええ、僕は、いっしょに見てるだけでも好きなもんで、なんか一緒に作ったような気に

なって、喜んでるんですけど。

ニフティのホームパーティを使って、るきさん、yossyさんたちと、「モールスどぉお?」、「うん、やってみようかなぁ」とか、ゆっくりゆっくり煮詰めていった感じでしたね。

立派なケースに入った現在のK-ECS(後ろ面)

立派なケースに入った現在のK-ECS(後ろ面)

 

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オリジナル:Prowler7010 最終修正日: 1998/07/16
編集:yossy.aoki 最終修正日: 2006/07/18