技術ボランティア [ 会報第3号 ]

1998.12.1

発行者・青木与志夫

編集者・中島良一

※PDF版の会報はこちらです。
会報目次に戻る
〜目次〜

天井は見飽きた

技ボラたちと出会って
 ・
自己紹介
 ・
私にとっての、技ボラ
 ・
大学で
 ・
技ボラで学んだこと
 ・
技ボラで期待すること

座談会「簡易環境制御装置はこうしてつくられた」(その2)
 ・
図面は作らない?
 ・
K-ECSのこれから
 ・キット化か、量産化か

ことぶき日記(第3回)

風祭通信
 
合体、そして自爆・・・

お知らせ

◆[座談会]簡易環境制御装置はこうしてつくられた[その2]

■キット化か、量産化か

司会

yossy さん、るきさん、K-ECS の、今後の発展計画について、考えていることを聞かせててくれますか。

yossy

K-ECS を使いたい、使わせたい人がいる、という声は聞いていますので、今、量産型にむけて、プロトタイプを作成中です。

司会

その量産型K-ECS を、どうやって実際に広げていくか、ですが、直面するのは、ハード自体の作成と、それをユーザー個別にサポートしていく人間の問題と、2つあると思います。そして、この2つはバラバラじゃなくて、密接につながっているのですよね。たとえば、最近も技ボラのメンバーで、キット製品化した例がありますが、これはハードを組み立てる人が、同時にサポートにもあたる、という一つの普及の方向を示してると思うのですが、いかがですか。

るき

キット化できるものは、やれたらいいと思うのですが、技術的に高いレベルを必要とするのものでは、実際、どのくらいの人が作成できるか、疑問ですね。
やはり、量産型K-ECS のレベルでは、キットにして組み立ててもらうには、きついんだろうと思います。
それに、ユーザーである患者さんはこの機械に命を託す、という面もあるわけで、キットでやって、一つ部品をつけ間違って誤動作した、ということは許されないことですから。

yossy

私も、そこはそう思っています。今度の量産型では、やはりハード屋さんにつくってもらって、完成品をそれぞれのユーザーのところに持ち込むようにするのが、一番現実的だと思います。

司会

そうですね。技術的な信頼性が求めでも一方で、そうした技術を広げる人をどう組織するか、という側面もこれからの技ボラの活動にとっても大事になってきていますよね。

yossy

それは、もちろんです。私たちの活動は、つまるところ、人間同士のつながりづくりだと思っています。そういう意味でいえば、企業の優れた技術者に、ニーズのある現場に出てきてもらって、ボランティアとしてその力を発揮してもらえる人を増やしていきたいですね。

司会

今日は、長時間ありがとうございました。

K-ECS ご開帳の図


【最後にひとこと】

この座談会が収録されたのは、2月中旬。その後、シフト式K-ECSの開発も徐々にすすんでいます。そこには新しい進展もあるのですが、この座談会は”K-ECSの初心を語る”という意味で読んでいただければ、と思います。(中島)  

 

前のページに戻る 次のページに進む 事務所に戻る

オリジナル:Prowler7010 最終修正日: 1998/12/22
編集:yossy.aoki 最終修正日: 2007/01/14