|
日頃から機会があれば雲を撮影しています。 全ての種類の雲を写真に収めようという目論見ですが、非常に稀少な雲もあるためライフワークになってしまいそうです。 十種雲形だけなら手持ちの中から揃うだろうと思っていましたが、これすらままなりません。 雲形の典型例でありかつ写真としても納得できる画像、が意外に見つからないのです。 ともあれ、揃うまで待っていると時間がかかるので、現在進行形のページとして途中経過をアップしました。 まずは十種類を揃えることを目標に、よりよい写真を撮ることができれば、随時入れ替えることにします。
<十種雲形> 世界気象機関(WMO)が 「国際雲図帳」 の中で示している雲分類の一つ。 「類」、「種」、「変種」 と細分される中で 「類」 に属する十種類を一般にこう呼ぶ。 十種雲級ということもある。 |
Ci 絹雲 cirrus
巻雲とも書く。 おだやかな秋晴れの空がどこまでも続いている。
<滋賀・東近江、10月> |
Cc 絹積雲 cirrocumulus
涸沢上空に現れた絹積雲。 うろこ雲、いわし雲などと呼ばれる秋の雲であるが撮影は8月である。 地上は夏でも、上空には秋が忍び寄っているということかも知れない。
<長野・涸沢、8月> |
Cs 絹層雲 cirrostratus
涸沢から見た絹層雲。 上の絹積雲が現れた日の朝に撮影したもの。
夏の空を眺めていると、まるで雲の展覧会のようにいろいろな雲が姿を見せる。
<長野・涸沢、8月> |
Ac 高積雲 altocumulus
黄金色に染まった高積雲。 いつまででも眺めていたい風景である。
<京都・木津、7月> |
Sc 層積雲 stratocumulus
北から弱い寒気が流れ込み、空一杯に層積雲が広がった。 僅かに染まった雲間が、穏やかな夕暮れを告げている。
<滋賀・長浜、6月> |
Cu 積雲 cumulus
燧ヶ岳と積雲。 平ケ岳からの撮影である。 安定した夏山の一コマ。
<福島・平ケ岳、8月> |
Cb 積乱雲 cumulonimbus
標高2,000mを超える高台から見た積乱雲。 地上からだと見上げる格好になるが、山上では目線が水平となるところが新鮮である。
<長野・種池、7月> |
Ns 乱層雲 nimbostratus
活発な活動を見せる梅雨前線に伴って現れた。 日没の時間帯と重なり不気味な姿を見せている。 雷鳴も激しい降雨も観測されなかったため乱層雲としたが、積乱雲の可能性もある。
<滋賀・湖東、6月> |