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■中村建治の「お笑いのツボ」 〜これで君もお笑い通っ!!
 
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「"関西人とお笑い"講座」 その1


関西人はことのほか「笑い」を大事にします。

私たち関西人は子供の頃から、当然のように土曜、日曜は、テレビで吉本新喜劇を見て育ちました。
土曜日は間に合うように道草せずに学校から走って帰ったものです。
藤山寛美さんの松竹新喜劇も毎週放送されていましたし、夕方には毎日漫才番組が見られました。

こういう環境で育つと、当然学校のクラスで面白いことを言い出すヤツが現れます。

今にして思い返してみるとテレビの黎明期に私達関西人は「お笑い漬け」にされて、ある意味英才教育を、言葉を換えると「お笑いの純粋培養」をされたようです。
それについて恨みを持っているわけではありません。テレビ番組制作者も特に意図はなかったでしょう。
出来上がった芸能を単に撮影して放送するのが手軽だったのにすぎないのだと思います。

さて「お笑い漬け」で育つと、学校で面白いことを言うヤツがヒーローになります。

何と関西では学校で一番モテるのは、勉強が出来るヤツでも、スポーツが出来るヤツでも、見た目がカッコいいヤツでもなく、優しいやつでも、お金持ちでも、強いヤツでもなく、オモロイやつなのです。
いかにクラスで笑いを取れるかがヒーローの基準なのです。

(つづく)

(2005.10.14)




phot by Naoju Nakamura




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