○ 季節のたより 2000.10号
・00.10.01 東京都町田市
ツチイナゴの幼虫がずいぶん大きくなってきた。また、エンマコオロギの声をバックに、アブラゼミ・ツクツクボウシが鳴いている。渡りの途中のアマツバメ6羽がハス田の上空を飛んでいた。今日の宿はどこにするのだろう。それとも夜に渡るのか。彼らは、今日閉幕するオリンピックの国、オーストラリアまで長い旅に出る。
神奈川県相模原市相模原沈殿池
半月ぶりの相模原沈殿池。コガモの数がグッと増えていた。また、ヒドリガモも6羽ほど来ていた。熱帯アメリカ原産のマルバルコウが鮮やかに咲いていた。
[観察した野鳥]カワウ・アオサギ・ヒドリガモ・コガモ・カルガモ・イソシギ・キジバト・ハクセキレイ・セグロセキレイ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス
・00.10.02 横浜市青葉区
鴨志田町の田んぼでは早くも稲刈りが始まった。また、恩田小学校の池でキセキレイを見る。川から離れているため、ここでキセキレイを見るのは初めてである。
・00.10.03 東京都町田市
雨戸を閉めようとしたら、サッシにオオカマキリの卵のうがくっついていることに気づいた。今年の新作である。しかし、家族の誰かが窓を逆に開けたとき少しつぶしてしまったようで、すでに、頭の部分は平らにつぶれていた・・・。
・00.10.4 東京都町田市
一斉にキンモクセイがあちらこちらで開花したようで、甘い香りが鼻をくすぐる。
・00.10.6 東京都町田市
小さくて丸っこいスズメウリの実を見つけた。まだ熟していない若い実は縦長である。
・00.10.7 愛知県伊良湖岬・田原湾

タカの渡りを見に、伊良湖岬に行ってきた。現地に着いたのが、朝8:15頃と、ホークウオッチングには大遅刻となる時刻ではあったが、それでも、9:00までの間に450羽のサシバを観察。午前中だけで約1000羽ほどを見ることができた。現地の噂では、今日は約3000羽以上飛んだとか。
野鳥以外では、アオドウガネ・アサギマダラ・オジロアシナガゾウムシなどの昆虫を見つける。特にアサギマダラは美しい。また、ジョロウグモがどういうわけか共食いをしていた。植物では、寄生植物のナンバンギセルや、ツリガネニンジンなどを見つける。
伊良湖は、タカの渡りだけじゃないっ!!
[観察した野鳥]
オオミズナギドリ・ウsp・アオサギ・ダイサギ・コサギ・ミサゴ・ハチクマ・トビ・ツミ・サシバ・ノスリ・チョウゲンボウ・ハヤブサ・ヒドリガモ・コガモ・カルガモ・コガモ・コジュケイ・ケリ・アオアシシギ・イソシギ・ウミネコ・ユリカモメ・キジバト・ヒバリ・ショウドウツバメ・ツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ノビタキ・イソヒヨドリ・ホオジロ・スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス
・00.10.08 境川・相模湾(東京都町田市〜相模川〜江ノ島〜三浦市三崎口)
自宅からチャリンコで、三崎までツーリング。寒くもなく暑くもなくチャリンコにはもってこいの季節だ。
野鳥では、アオサギ・ダイサギ・コサギ・トビ・コガモ・カルガモ・ウミネコ・キジバト・カワセミ(町田駅前の境川で!)・ヒバリ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・モズ・シジュウカラ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラスを観察。
秋谷海岸の立石公園では、ウラナミシジミがたくさん飛んでいた。後翅からチョロッと出ている尾状突起がかわいい。シジミチョウの仲間で、こういう「チョロッ」がついているヤツはみんな私のお気に入りである。トベラ(自生かどうかは?)は、赤い実をつけていた。
・00.10.09 東京都町田市
花が枯れたヒガンバナの根元から葉が伸び始めていた。何にも考えてないようで、ちゃーんと考えているところがエライ。午後になって雨がやみそうになった頃、シュレーゲルアオガエルが鳴き始めた。もうカエルの声が似合わない季節になっている。
・00.10.10 東京都町田市
午後11:20頃、遠くでフクロウの鳴く声を聞く。
・00.10.12 横浜市青葉区
汗ばむくらいの陽気に誘われたのか、ツクツクボウシの残党が残りの力を振り絞って鳴いていた。結局いつの間にかミンミンゼミ・アブラゼミは息絶えてしまったようだ。
東京都町田市
ピンク色がかわいいミゾソバが開花寸前。この花は開花したときより、つぼみの方が美しいと思う。
・00.10.13 横浜市青葉区
センナリホオズキの実がたくさんなっている。でも、ホオズキのように赤く色づかないので、いまいちおもしろくない。
・00.10.14 東京都町田市
朝、6:40。自宅から空を見上げると、サシバが1羽、空高く飛んでいた。南東方向に向かっていったということは、三浦半島を目指しているのだろうか。しかし、先週あれだけのサシバがすでに伊良湖岬に集結していたことから考えると、個体によって渡りの時期は、かなり違うようである。
神奈川県海老名市相模大堰
11月11日(土)に行う自然観察会の下見に行ってきた。
カイツブリ・カワウ・アオサギ・ダイサギ・コサギ・トビ・チョウゲンボウ・ヒドリガモ・カルガモ・オナガガモ・イソシギ・キジバト・カワセミ・ヒバリ・キセキレイ・モズ・スズメなどを見る。
また、タコノアシ・ミクリなどのおもしろい名の付いた植物と初めてご対面。
昆虫では、トノサマバッタが交尾しているのをたくさん見る。普段は、ちょっとでも近づくとすぐ飛び立つのに、交尾していると遠くまで飛べないことを自分自身でよく自覚しているようで、無駄な抵抗はやめて素直に写真撮影に応じるのだった。よしよし。
・00.10.20 東京都町田市
オニグルミの実が落ちる季節となった。息子が毎日拾いに行っている。たくさんとれたら飴煮にしてみようと思っている。
・00.10.23 横浜市青葉区
柿の木に、ハシブトガラスが大量に集まってきている。熟した柿の実を食べに来ているようだ。このあたりのハシブトガラスは、ゴミをあさるだけの落ちぶれ者にはなってなくて、まだかすかに野鳥のプライドがある。
・00.10.24 東京都町田市
朝、山を下りてきたウグイスの「チャッ、チャッ。」という地鳴きを聞く。また、ジョウビタキの「ヒッ。ヒッ。ヒッ。」という声も。昨年は28日、一昨年は26日の初認。毎年、同じように来るのが不思議だ。
・00.10.26 横浜市青葉区
キジバトが木の枝をくわえてクスノキの中に入っていった。お、巣作りだな、と思い覗くと、案の定キジバトのペアが巣を作っている最中だった。植物食で、自分のおなかの中でピジョンミルクを作ることができるハト類だからこそ、この時期でも繁殖できるのだ。
・00.10.28 東京都町田市
近所を散歩。
アザミは、個体によってまだまだ鮮やかなものがある。
また、ヘビイチゴの実を見つけた。もうすっかり秋なのになぁ・・・と思いながら歩く。やっぱり秋は、カラスウリでしょう。
かわいらしい実は、ヌスビトハギ。子どもの頃、見たいなあと思っていたが、ここ数年、やっとこれを見つける目を持てるようになった。いくらその辺に生えていても、気が付かないときは気が付かないものです。
田んぼには、ツチガエル。もう水もずいぶん冷たいだろうに、と気の毒になる。(本人はカエルの面に水でしょうが)。まあ、まだシュレーゲルアオガエルも毎晩鳴いているから、カエルにとってはこのくらいの冷たさは気にならないのだろうか。
その他、コカマキリが地面を歩いている。若干元気がなくなってきているように見える。
また、桑畑では、オオアオイトトンボが数頭飛んでいた。水田の上に伸びる木の枝先に産卵するイトトンボだが、ここは水田から15メートルほど離れていて、ここに卵を産んでもヤゴは育たないのになあ、と思う。そこには、キボシカミキリもいた。もうずいぶん寒くなってきている。
野鳥では、キジバト・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・モズ・ジョウビタキ(♂・♀)・エナガ・シジュウカラ・メジロ・アオジ・スズメ・カケス・ハシブトガラスなどを見る。アオジは初認。そろそろツグミも来るはず。
・00.10.29 東京都町田市野津田公園
小雨の降る夕方、湿生植物園に行く。渡ってきたばかりのアオジ♀が1羽。また、カワセミが青い背中を輝かせながら水面を滑るように飛んでいった。



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