○ 季節のたより 2001.4号
・01.4.1 横浜市旭区大池自然公園
お花見客でいっぱいの大池自然公園を歩いた。日当たりの良い石では、ハナアブがひなたぼっこをしていた。また、ヘビイチゴ、クロモジ、モミジイチゴの花がきれいに咲いていた。また、池では、ダイサギがさかんにモツゴを捕らえていた。
湧き水が出ている場所では、ウシガエルのオタマジャクシがいた。よく見ると、すでに前足・後ろ足が生えそろったものもいる。今春生まれたばかりのオタマではないと思う。ということは、ウシガエルのオタマは、オタマのまま越冬するのだろうか。また、手足が生えそろった状態で越冬することもあるのだろうか。調べてみる必要がある。マメゲンゴロウ?も水路で泳ぎ始めていた。
・01.4.2 町田市かしの木山自然公園
コゲラが松の木を叩いていた。くちばしが松ヤニで汚れないのか、心配になる。また、池にはマツモムシが泳いでいた。水生昆虫も活動を開始している。
・01.4.3 東京都町田市
春の日差しを浴びるハラビロカマキリの卵のう。こんなに暖かくても、幼虫が出てくるのにはまだ早い。
・01.4.7 東京都町田市
カキドオシやムラサキケマンの花が咲いているのを見つけた。エナガがペアで行動している。夜、蚊に血を吸われる。今年初。いよいよ、蚊との戦いの季節が開幕。
・01.4.8 東京都町田市

春の雑木林の貴婦人、シュンランが今年も咲いた。これを見ると、「ああ、まだ良い雑木林が残っているんだなあ。」と、うれしくなる。タマノカンアオイの独特な花も咲き始めていた。ウグイスカグラのピンク色の花もかわいらしかった。
午後8時25分、フクロウが鳴く。
・01.4.10 東京都町田市
ツグミが3羽の小群になって飛んでいった。渡りの準備か、その途中かもしれない。モミジイチゴの花が終わり、また別のイチゴ(クサイチゴ?)の花が咲き始めた。モミジイチゴの花は下向きでやや恥ずかしがり屋風だが、今咲いているのは、モミジイチゴのようにたくさん咲いてはいないが、上をしっかり向いて自分をアピールしている。人間にもいろんな性格の人がいるが、バラ科の植物にもいろんな性格?のものがある。
・01.4.11 東京都町田市
うちの床を這っているクロウリハムシを見つけた。
・01.4.13 横浜市青葉区
奈良川沿いのナシ畑で浜ナシの花が満開。
・01.4.14 東京都町田市

春爛漫。近くの田んぼを歩く。シオヤトンボがもう飛び回っているのにはびっくり。もう交尾しているものもいた。蝶は、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、アゲハチョウ。ニホンアマガエルを今年始めて見る。シュレーゲルアオガエルも元気に鳴いている。野草では、ニリンソウ、カタバミ、ハルジオン(モモブトカミキリモドキが訪花)、カキドオシ、レンゲ、スミレ、ツボスミレ(私の一番好きなスミレ)、ムラサキケマンなどが咲いていた。また、ゼンマイも顔を出していた。また、野鳥では、ハス田でコチドリ2羽を発見。渡りの途中だろうが、ここでの初記録である。これだけ春っぽくなると、冬鳥残留組のツグミ・アオジも実はかなり焦っているのではないだろうか。とにもかくにも、いろんな生物が一気に活動を始めるので、春は忙しいのである。トウキョウヒメハンミョウの幼虫の巣穴を見るようになった。
神奈川県相模原市相模川自然の村
渡り途中のアマツバメ1羽を見る。
・01.4.15 東京都町田市
今日も春の陽気を楽しむために、ご近所散歩。アカハネムシの仲間がいた。また、クモにアリが捕らえられていた。ハルジオンには、モモブトカミキリモドキのメスがいた。「モモブト」と言ってもメスの方は普通のスラッとしたモモである。どちらが色気があるかと自問してみたが、昆虫に色気を求めること自体無駄な行為であることに気づいた。そして、今日はチョウがたくさん出現していた。タンポポに訪花したモンシロチョウ(画像)、キチョウ、スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ムラサキシジミ(?)、モンキチョウ(?)の他、春のイチ押しであるツマキチョウが鮮やかなオレンジを見せびらかしながら何頭も飛んでいた。自宅の勝手口の足元付近にアシナガバチが巣を作っているのを息子が発見。なんと地上20センチくらいの低さ。申し訳ないが、非常に困る場所だったので撤去させていただく。まだ巣も直径約1センチ、10室しかなかったので、まだやり直しはきくだろう。かわいらしい卵が4つ産み付けられてはいたが・・・。
野草では、ホウチャクソウが開花目前。ニリンソウは昨日よりまた少し多く咲いていた。田んぼのあぜ道にはジシバリ・オニタビラコといった黄色い花。そしてアケビの花の濃い紫もなかなかよいものである。
他には、ヤマカガシが出現。棒でつついてちょっかいを出したが、逃げられてしまった。アオジはまだいる。
・01.4.19 東京都町田市
朝、睡蓮鉢の中でおぼれそうになっているアオオサムシを発見。救い出したが、もうヘロヘロ状態で、いつもの逃げ足の速さを見せることもできないくらいであった。
・01.4.22 横浜市旭区大池町こども自然公園
5月26日(土)に行う環境教育研修会の下見に行った(近日詳細公表します)。
ハハコグサの優しい黄色が美しい。そして、ヒットは、ヒトリシズカとサギゴケ。ヒトリシズカのなんと繊細なこと!そして、サギゴケの白。更に驚いたのは、モミジの花。モミジはプロペラ型の種が有名だが、花の雌しべがすでにプロペラ型をしているとは今日初めて知った。恐れ入りました。ホウチャクソウ・アマドコロ・フタリシズカ・テンナンショウ2種。さらに、ワスレナグサ科のかわいいキュウリグサ。最初はサソリのしっぽ型につぼみが丸まっているが、順々に咲く。咲いてみると何とも愛くるしいそして私好みの清楚な花。シャガの花は上からまともに見ると、笑っている怪人のように見えて少々不気味。ウルトラセブンに似た顔の怪獣がいたような・・・。その他、トキワハゼ・ヤツデの実など。昆虫では、シオヤトンボ・カメムシの幼虫。
それにしても谷戸はすごい魅力を持っている。生物の豊富さが単なる雑木林とは全然違うのである。
東京都町田市
バッタの赤ちゃんが目立つようになってきた。
・01.4.23 東京都町田市
午後9時50分頃フクロウが鳴く。毎日聞くわけではないから、近くで営巣しているということはなく、広いなわばりの一角にうちのそばが入っているということなのだろうか。
・01.4.28 東京都町田市

道路脇でヒミズ(モグラの一種)を見つけた。口の先は細く尖っている。とにかく悪臭がものすごい。早々に逃げ去る。タンポポにシリアゲムシが訪花していた。草の上では、なんの幼虫かわからないが、迫力のある棘を持ったイモムシがいた。とても触れない。



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