○ 季節のたより 2001.7号

・01.7.1        神奈川県西丹沢
         
 いよいよ7月。今日はガンガンの暑さでバテ気味。動物の糞も少なく感じたが、やはり丹沢。シカの糞だけはちゃんとあった。カエルでは、タゴガエル。水かきのチェックもして、ナガレタゴガエルじゃないことを確認。ベイビーもいた。タゴガエルって名前の響きが何となくかわいらしいと思いませんか?虫では蛍光黄緑色の毛が怪しい毛虫や、交尾をしているトラカミキリの一種、ヒメヒシバッタなどを見る。岩壁ではイワタバコが咲き始めていた。紫色の花が美しい。また、冬虫夏草らしきキノコを発見。他には今回もヘビ4匹(ヤマカガシ2,シマヘビ1,アオダイショウ1)。ヘビを楽しむにはここは最適だ。
                東京都町田市
路肩でヤブカンゾウの花が咲き始めている。シンプルな一重の花の方が好きではあるが、無いよりもある方がいいので、ま贅沢は言いません。

・01.7.3        横浜市青葉区
 職場の窓ガラスにコカマキリの幼虫が止まっていた。幼虫のくせに、しっかりと腕にトレードマークの黒い斑紋をつけている。後ろ足の関節にも黒い帯があった。

・01.7.4        東京都町田市
  
 夕方、ヒグラシに続いて、今日はニイニイゼミの初鳴き。ニジュウヤホシテントウの交尾・オンブバッタやショウリョウバッタの幼虫を見つけた。西の空の夕焼けと東の空の14番目の月の対比がすごくきれいだった。明日は部分月食。晴れるといいな。でも、今日以上の暑さになるという予報。辛いなあ・・・。

・01.7.5         東京都町田市
     
 部分月食を楽しむ。22:35、食の始まり。画像は左から22:53,23:24,23:55,0:25,0:55,1:13。
 次の月食は2004.5.5だそうだ。次の月食をどんな気持ちで眺めているのだろうか、3年後が楽しみである。

・01.7.6         東京都町田市
 ミンミンゼミが夕方6時頃鳴く。ヒグラシ・ニイニイゼミに続く第3弾の登場である。次はアブラゼミ、そしてツクツクホウシと続くのである(きっと)。

・01.7.7         東京都町田市
     
 久しぶりに近くの田んぼに行った。ツチガエルがヒキガエルのような面をして地面にたたずんでいた。結構間抜けな顔をしている。と、すーっと黄色い光が目に入った。早い点滅、小さい光。ヘイケボタルだ。ゲンジボタルは今シーズン見なかったのに、ヘイケはまだ元気だったか!よしよし。と思いながら隣接した別の谷戸に入ると、今度は大きくゆったりした光が!なんとゲンジボタルである。まだ、いたのであった。ゲンジボタルの絶滅宣言撤回である。いやあ、うれしい七夕の夜だ。雑木林ではカナブンやスジクワガタを見つけた。

・01.7.8         東京都町田市
 きれいなカメムシの死体を見つけた。キンカメムシの一種のようだが・・・?最近、カメムシがやたら気になる。

・01.7.9         東京都町田市
    
 夜のお散歩。カラスウリの花を見つける。夜の貴婦人とでも言っておこうか。また、ゲンジボタルがまだ光っている谷戸ではモンシロチョウが羽を休めていた。また、隣の谷戸ではヘイケボタルが数多く光っている。その隣の谷戸に入るとニホンイモリやサワガニがいた。というわけで、突然ながら、その3つの谷戸を個人的に「ゲンジ谷戸」「ヘイケ谷戸」「イモリ谷戸」と命名することにした。うん、なかなかよろしいではないかっ!と自己満足にヒタる。
 帰り道、道路にカブトムシ♂の頭胸部が見事に直立して落ちているのを見つける。アオバズクの仕業だろうか。ライトを当てると、なかなかかっこいい雰囲気になった。

・01.7.14        東京都町田市
    
  自宅の門灯に集まる小さな虫を狙って、シュレーゲルアオガエルやコカマキリの子カマキリらしきカマキリ(ええいっ、ややこしいっ!!)が我が家の玄関を訪れていた。子カマキリといえども小さな昆虫を食べる仕草は親譲りのかっこよさにあふれていた。
 その後、「ヘイケ谷戸」に行く。ヘイケボタルが飛んでいた。すぐそばの雑木林では、樹液にカナブンやゴキブリ・カマドウマが集まってきていた。カマドウマは何のために寄ってきていたのだろうか?また、雑草にぶら下がる格好で、キチョウやモンシロチョウが何頭も寝ていた。

・01.7.15        横浜市青葉区
  
 ある谷戸に行くと、ゴマダラチョウ・ウラギンシジミ・ギンヤンマなどが飛び、神奈川県の花「ヤマユリ」も鮮やかに咲いていた。また、「キィーーーエ、キィーーエ」というタカの声も聞いた。もしかしたら・・・(^^)。

・01.7.17        横浜市青葉区
かわいらしい花で目を楽しませてくれたホタルブクロも終盤。アブラゼミの声を今年初めて聞く。

・01.7.19        東京都町田市
            
  
 まだアブラゼミの姿は見ていないが、抜け殻を発見。今年の第1号である。また、早くもツクツクホウシ第1号の声を聞く。早すぎるー。カメムシでは、クズの茎にホシハラビロヘリカメムシ、ネコジャラシの穂にヒゲナガカメムシを見つけた。なぜ、こいつは、植物の汁を吸うだけなのに、こんなにぶっとい腕をしているのだろうか。マッチョな雰囲気でかっこいいけど、無用の長物?かもしれない。トンボでは、ヒメアカネ?を何頭か見かけた。
 植物では、ハスが咲き始めているようだ。夕方だったので、よくわからないが、明日の朝、見に行ってみるつもりだ。他には、マメ科のかわいい花、ウツボグサの花。オニドコロの花はヒトデみたいなかわいらしい花にびっくり。ヘクソカズラも咲いていた。もうすぐクサギが咲き始めそうだ。

・01.7.20      東京都町田市
   
 昨日咲きそうだったクサギの花が開花。これから甘い香りが漂うことだろう。夜10時過ぎ、アブラゼミの幼虫が羽化のために木を上りはじめた。すでに羽化の終わっている個体もいる。アブラゼミの本格的なシーズンがやってきた。網戸にカブトムシ♀がやってきた。カブトムシが来るのは珍しい。

・01.7.23      東京都町田市
  

 朝、涼しいうちに近所を散歩。イモリ谷戸では、ハゴロモの一種がいた。また、モノサシトンボも確認。ここでのモノサシトンボは初めてだ。ハスもきれいに咲いていた。ハスを見ていると心が清くなる感じがする。やはり仏教にはハスが似合うってことか?

・01.7.27      横浜市青葉区
恩田小学校の校庭の木で、羽化の途中で死んでしまっていたアブラゼミを見つける。セミのこういう姿は比較的良く目にするが、他の昆虫でも同じくらいの割合で羽化に失敗する個体がいるのだろうか。

・01.7.29      東京都町田市かしの木山自然公園
   
エサキモンツキカメムシはラブラブカップルに是非見てもらいたい。このハートマークを見て、愛の語らいをして欲しいものである。そして、美しいハサミツノカメムシ。このハサミは何のためにあるのだろう。今思えば、ハサミムシのようにちゃんと動くのかどうか確かめておけば良かった。もう一つ、チャバネアオカメムシ。よく見るカメムシだが、触覚がまだらになっているあたりがおしゃれです。

・01.7.30      神奈川県西丹沢
    

 1ヶ月ぶりの西丹沢。イワタバコの花も終わり、鳥の鳴き声も少なかった。昆虫では、倒木でカミキリムシの仲間の3P・ヘビトンボの幼虫・ニホントビナナフシなどを観察した。沢沿いの岩のくぼみでは、オオルリのものと思われる野鳥の巣があった。もう巣立ちしたあとで、中身は空だった。カエルはここに来たらこれを見なきゃ、のタゴガエルが健在。ハコネサンショウウオを探したが、見つからなかった。


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