○ 季節のたより 2002.6号

・02.6.6.        横浜市青葉区
   
奈良熊が谷を歩く。ハナノミの一種がいた。胸と頭の赤いハムシがいた。サビキコリの一種がアブラムシを捕食していた。鳥の羽が一枚落ちていた。キジのものだろうか。
                東京都町田市
  
蒸し暑いのでゲンジボタルも出ているだろうと田んぼに出かける。と、いましたいました。ゲンジボタルが一匹。発光しながら、ゆっくりと飛んでいた。心霊写真じゃありません(^^;。また、久しぶりにサワガニも発見。サワガニベイビーやタイコウチベイビーなども挨拶に顔を出した。樹液の出ているところにはコクワガタがやってきていた。

・02.6.8         横浜市栄区横浜自然観察の森
 ホトトギスやウグイスが盛んに鳴く中、観察の森を散策。一番のヒットはイワタバコ。こんなところに咲いているとは思わなかったのでビックリ。きれいなピンク色の花が美しかった。いたち川の源流部ともなっており、サワガニ・ヘビトンボの幼虫・カワトンボも見ることができた。とても良い環境なんだなあと感じた。

・02.6.10        横浜市青葉区
   
アブの一種がハチを捕らえて体液を吸っていた。かなり凶暴である。
カノコガを見た。この美しさを見て、ガだと思う人は少ないのではないだろうか。
オトシブミの一種が野草の葉に止まっていた。
シロコブゾウムシは演技が上手。近づくだけでご覧の通りすぐ死んだ真似をする。もう少し図太くなって欲しいものだが・・・(^^;

・02.6.11        東京都町田市
 
 ツユクサの雄しべはおもしろい。黄色い花のようにも見える短い雄しべからは花粉が出ないそうな。外見は最もかっこいい雄しべなのにねえ。また、ユキノシタの花が「大」の字の形になって咲いていた。

・02.6.14        横浜市青葉区
    
  コンクリートの上で、アカシジミを見つけた。夕方、雑木林上空を元気に飛び回るアカシジミだが、これを見たのは、午前中だった。さすがに午前中では元気がでないのか、コンクリートの上で静かにしていた。
 また、瑠璃色や赤い色のハムシが自分の存在をアピールしていた。その他、カノコガのラブラブカップルを発見。
 植物では、今シーズン初のネジバナを見つけた。このピンク色がとてもかわいい。

・02.6.15        東京都町田市
 朝、自宅でアオバトの声を聞く。初確認。
                横浜市栄区横浜自然観察の森
        

 先週に引き続き、横浜自然観察の森へ。先週、盛んに鳴いていたホトトギスの鳴き声がめっきり減っていて、一週間の時間を感じた。
 子どもの頃よく見かけた陸生貝のキセル貝が何匹かいた。先週見つけたとき、同行者が「あ、きれいな貝の化石がある!」と声を上げ、大受け(^^)。これは、ちゃんと生きているのだ。大きさは、3pほどあるのだが、子どもの時見たのは、1pくらいで色も白っぽかった種類だったような記憶があるが、最近、見る機会がめっきり減っている。なんでも、福島県地方では、昔から健肝薬として使われていたとか。こいつを食うには、かなり大量に集めなければいけなさそう・・・(^^;。でも、そのあたりじゃ、桑畑の中に大量に発生しているのだとか。このあたりじゃ無理だろう。
 次の画像、一体なんでしょう?これには、はっきり言ってビックリしたね。よく手足をピンと伸ばして隠れようとする細いクモがいるが、最初それだと思っていた。しかし、なんと彼らは昆虫であり、しかも、交尾をしているのだ。交尾は、乗っかるタイプじゃなくて、左右でお尻だけくっつけているタイプ。この写真撮影後、彼らは危険を感じたらしく、急に伸ばしていた手足を復活させ、長い手足でノコノコと左方向に歩いていったのだ。ということは、右側にいる昆虫は、バックしながら左側の昆虫にくっついていったというわけで、こりゃすごい!!。更にビックリなのは、その体勢のまま飛んでいってしまったということだ。何とも不思議な昆虫でした。一体なんの仲間なのかもわからない。・・・これじゃ、答えになってない(^^;。正解は、見てくださっている方々に聞きたいくらいです(^^)。
 その他、アブラムシをむしゃむしゃ食べるテントウムシ、きれいなルリシジミ、トンボ(?と、カワトンボ)、ゾウムシの一種などを見つけた。
 植物では、モコモコしたもの、これ、なんでしょう?(今回は、いきなりクイズ形式だ(^^))。これは、ネムノキのつぼみ。あのきれいな花のつぼみがこんな形になっているのを初めて知った。他には、オカトラノオの花が咲いていた。

・02.6.22        横浜市栄区横浜自然観察の森
  
 体が真っ赤なセイタカアワダチソウノヒゲナガアブラムシ。その出産シーンに出くわす。おもわず興奮(^^;。この時期、メスばかり産んで大繁殖をするらしい。すごい虫である。さらにビックリ情報としては、繁殖しすぎると自らカイロモンという物質を出し、天敵のクサカゲロウをわざと呼び寄せ、自分たちを食わせてしまうという。謙虚な心を持ち合わせた愛しき昆虫ではないかっ!!人類もそういう人間ばかりなら世界が平和になる。例えば、お金を稼ぎすぎたら、みんなを呼んで金を分け与えるとか、テストの点が良すぎたら、他人の点を増やしてやるとか。うーむ・・・。考えれば考えるほどおもしろい。
 次の虫もスゴイ。この極彩色。細い触覚さえ見えなければ、どちらが前かも不明である。これはビロードハマキという蛾。。ハマキ状をしているからその名があるのかと思ったら、単に「幼虫が葉を巻くから」という理由だそうな。それにしても、なんのためにこんな色になるまで進化をしてきたのか? 
 道に、クワガタの死骸が落ちていた。どうもクモにやられたらしい。クワガタなら、クモの巣くらい力強く破って欲しいものだが・・・(^^;。

・02.6.28          横浜市青葉区
   

 雨がずっと降り続いていたが、数日ぶりにやんだので、谷戸を歩いた。ナツノタムラソウがたくさんの紫色の花を咲かせていた。「虎の尾」に似ている?オカトラノオ。おもしろいつくりをしたタカトウダイの花。淡紅色のチダケサシ?が、きれいに咲き乱れていた。 

・02.6.29         東京都町田市
           
  久々に近くの田んぼを散歩。いきなり「ピーーエーー」「ピーーエーー。」と鳴き交わす声。タカの声だ。近い。しばらく静かにしていると、出ました!オオタカ!!すぐに林の中に消えてしまったが、幼鳥を連れた親だったのかもしれない。
 田んぼでは、なにやら不思議な形をした浮き草がある一枚の田んぼで大繁殖。外来種のような気がするのだが・・・。
 あぜ道を歩くと、アカガエルの赤ちゃんがピョコピョコ跳ねまくり。生まれるものあれば死するものあり。我が家の池では、死んだカエルに、シデムシが来ていた。交尾をしたまま飯を食いに来ていたので、上に乗ったオスはごちそうを目の前にして餌を食うこともできず。メスの自己中心さを見たような気がした(^^;。
 その他、ベニシジミ・クワガタ・カメムシの幼虫・ハチの一種?・モノサシトンボなどを見つけた。テントウムシの模様を見ていたら、子どもの頃お祭りで売っていたウルトラマンのお面を思い出した。ああいうのって今でも売っているのだろうか。
 道路には、立派なカブトムシ♂のバラバラ死体。電線の真下だったので、アオバズクあたりの野鳥にでもやられたのだろう。
 植物では、ウツボグサが一輪きれいな紫色の花を咲かせていた。クリの実の赤ちゃんがかわいい。

・02.6.30          横浜市青葉区
 羽化したばかりのシオカラトンボがいた。羽化したては、まだ羽根を立てているが、乾くにしたがって横に開くようになるが、いったん開くと、もう立てることはないのが不思議である。
 
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