○ 季節のたより 2002.7号

・02.7.3         横浜市青葉区
 町田市との市境で、夕方ヒグラシの声を聞く。今年初めてのセミの声。いよいよ本格的な夏が近づいてきたなあ、という感じである。

・02.7.5         東京都町田市
 
 クヌギの実の赤ちゃん発見。なんともかわいらしい。
 夜、自宅の玄関にサワガニが遊びに来ていた。最近目にしなかったが、まだ生きていたのだ。

・02.7.6         東京都町田市
        

 午前10時過ぎ、ミンミンゼミの声を聞く。息子の情報によれば、2日にはニイニイゼミらしい声も聞こえたらしい。セミが次々に出現し始めている。
 夕方、近くの田んぼに行った。モノサシトンボ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボの他、全身真っ赤なショウジョウトンボがいた。ここではあまり見かけないトンボだ。また、ミミズの死体にオオヒラタシデムシの幼虫と成虫が集まっていた。庭にはキマワリが出現。
 花では、先週見たウツボグサの花が増えていた。また、八重咲きのヤブカンゾウやオオバギボウシが咲き始めていた。

・02.7.7.           東京都町田市
  
 夜、我が家で「ミニ・タランチュラ」と呼んでいるアシダカグモが壁を這っていた。かなりの迫力で、写真を撮るのにもビクビクしながらであった。
 夜の田んぼに、ホタルを見に行った。もうヘイケボタル全盛かと思いきや、意外や意外、ゲンジボタルの方が数が多く、ヘイケボタルは一匹しかいなった。今日は蒸し暑く、ホタルもかなり活発に飛んでいたようだ。サワガニやヤブキリもいた。
                   横浜市青葉区
 恩田の谷戸の倒木の上でクロハナムグリを見つけた。

・02.7.11           東京都町田市
台風一過の朝、出勤しようと玄関を出たところで、クロコウガイビルと遭遇。最近会っていなかったので、すごくうれしい。

・02.7.13           東京都町田市
 昨夜・今晩と、2日連続でアオバズクの声を聞く。それ程近くはないが、自宅でアオバズクの声を聞くのは初めてだ。

・02.7.14           東京都町田市
 
 
 午後7時頃、アブラゼミの声を聞く。今年の初鳴日か。これで、ニイニイゼミ・ヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミと夏の代表選手が勢揃いした。
 夜、玄関から出たらいきなり何かの甲虫が耳に飛びついてきた。あわてて振り払い、ライトで照らしてみると、赤いダニにまみれたゴマフカミキリの一種?だった。最近、玄関から出るといろんな生き物に出会うので、気合いを入れてドアを開けなければならない。
 夜中の1時、就寝間際に部屋にビロードカミキリが飛び込んできた。今日はカミキリデーでした。

・02.7.15           東京都町田市
 
 朝、大きなアブが部屋に侵入していた。夜は、かわいいイトカメムシの一種が登場。体長7ミリほど。自然ってどうしてこんな生き物を作ることができるんだろう。不思議である。
                   横浜市都筑区
 弱っているタマムシを見つけた。エサとなるサクラの葉を与えても食べる気配もなかった。しかし、この美しさは天下一品である。

・02.7.16          東京都町田市
 
 マメコガネがシダの葉を食べていた。シダの葉を食うとは思わなかったので、ちょっとびっくり。
 夜、近所でカラスウリがたくさん咲いていたのを発見。レース状の花は何度見ても神秘的である。

・02.7.18         横浜市青葉区
  
 夕方、奈良・熊ヶ谷を歩く。オオシオカラトンボがいた。また、ルリタテハは私に驚いていったんは飛び去るが、何度も同じ場所に戻ってきてくれるので、撮影するのは楽だった。ピンと伸ばした触覚がかっこいい。また、スジグロシロチョウが、アクロバット交尾をしていた。ううむ・・・・(^^;。

・02.7.23         東京都町田市
 
 おもしろい名前のクモ「トリノフンダマシ」の一種を見つけた。一瞬、テントウムシの蛹かと思ったが、足をしっかり前に出す独特のポーズからクモとわかった。それにしても、可哀想な名前を付けられたものだ。
 また、神奈川県の花、ヤマユリがきれいに咲いていた。その大きさは立派である。
 ハスも少しずつ咲き始めている。これからがシーズン。また是非見に行きたい。
 夜、「ガガガッ」と、何かを吐き出す動物の声。ライトを当てると、タヌキが二匹、庭に遊びに来ていた。毛並みも良さそうで、タヌキに流行っている皮膚病にやられていない様子だったので安心した。

・02.7.26          東京都町田市
        
  夕方、田んぼを歩く。ミンミンゼミ・ヒグラシ・ニイニイゼミ・アブラゼミに混ざって、ツクツクボウシが2頭も鳴いていた。また、アブラゼミの抜け殻を見つけた。
 アミガサハゴロモの渋い鶯色はわたしのお気に入りである。
 道路にスジクワガタと思われるクワガタの死体を発見した。体長は約2pほど。その小ささに舌を巻いた。
 バッタでは、ショウリョウバッタの終令?幼虫。「ショウリョウ」は、「精霊」のことらしい。
 今年は、カブトムシの死体をよく見かける。今日も、立派なオスの頭胸部を見つけた。
 クサギカメムシの幼虫を、その名の通りクサギの葉の上で発見。そろそろクサギの花が咲きそうだ。
 暑い日が続いているが、日陰では白い大きなキノコが出ていた。
 林縁部では、ヤマホトトギスがきれいな花を咲かせていた。

・02.7.27        横浜市栄区横浜自然観察の森
    

 オオシオカラトンボがナガコガネグモの網にかかっていた。また、羽がかなり痛んだイチモンジチョウが道路に下りていた。
 白い卵の周りにダニのような生物が。手のひらに乗せて、よーーーーく見てみると、白いのは、卵の殻で、ダニのように見えたのは、カメムシの赤ちゃんだった。全部で13匹。元気に生きていけよー!!
 水路を見ると、アライグマの足跡が。お隣の鎌倉市では、昨年、半年間に100頭ものアライグマが駆除されたらしい。人間によって放されたアライグマが急速にその生息エリアを広げている。困ったものである。

・02.7.28        栃木県日光市切込湖・刈込湖
     
  イブキトラノオがたくさん咲いていた。また、濃い紫色が美しいヤマオダマキの花も見つけた。もやしのようなのは、何かの菌類の一種だろう。
 また、アオハムシダマシ・カラカネハナカミキリ・ヨツボシヒラタシデムシなどのふだん見ないきれいな昆虫をたくさん見ることができた。

・02.7.29        栃木県日光市山王帽子山〜小太郎山
              
  山に登ると、いろいろな生き物に出会えた。昆虫では、アシアカカメムシ・ヒゲナガカミキリの一種。クマの糞もいくつか落ちていて、緊張感をもって歩いた。亜高山帯の植物も数多く観察できた。普段あまり山に登らないわたしには、知らない花だらけだったが、どれも美しい花ばかりだった。ダイモンジソウ・ゴゼンタチバナ・クルマユリ・キツリフネ・ツリガネニンジン・トモエシオガマ・オトギリソウ・マルバダケブキ・コゴメグサの一種・ヒカリゴケ・ハクサンフウロなどなど・・・。
 野鳥では、ルリビタキやホシガラスに出会うことができた。

・02.7.30        横浜市自然観察の森
          
 
 ウルシとカラスザンショウを間違えてしまい、その実を食べたら、唇が人体漆塗り状態になってしまった。この性質を利用すれば、付けぼくろをつけることも可能である(^^;。
 27日に見たものとは別のアライグマの足跡を発見。なんの目的があって水路の中を歩いているのだろうか。
 また、タイワンリスが採食をしているところに遭遇。木の下に行くと、ポトポトと食べかすや糞が落ちてきた。食べていたのはエゴノキの若い実。上手に中身だけを食べている。エゴノキの実は、サポニンを含み、有毒なはずだが・・・。
 昆虫では、いろいろなバッタが出ていた。目を引いたのは、赤いクルマバッタ?。こんなに赤いのでは目立ってしまって成虫になる前に天敵に捕食されてしまうだろう。ウラギンシジミも活発に活動していた。
 この日は、カメムシがたくさん出現。オオクモヘリカメムシ・クサギカメムシの幼虫・ハサミツノカメムシ(メス)など、色彩・形態共に様々なカメムシが目を楽しませてくれた。ゾウムシの一種も確認。
 植物では、ダイコンソウ・菌に冒された?ヘクソカズラのつぼみなどを観察した。
 
 
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