○ 季節のたより 2002.9号
・02.9.3 東京都町田市
夜中の1時,我が家の庭にタヌキが来ているのを見つけた。警戒心はそれ程強くなく,ストロボをたいても全く驚かない。ただ,ストロボの光の方が届かなかったが・・・(^^;。毛並みも良く,疥癬病にかかっていない個体のようだ。
・02.9.5 東京都町田市
クサヒバリのオスが,部屋の壁で何時間もじっとしていた。
・02.9.7 東京都町田市
そろそろセミのサバイバル競争が始まる季節となった。まだ,ヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシの4種とも健在。ややヒグラシが劣勢か。
・02.9.8 東京都町田市
午前10時頃,「ツキヒホシ,ホイホイホイ,ツキヒホシ,ホイホイホイ」という声を聞く。サンコウチョウだ。渡りの途中なのだろう。バードウオッチングを始めて約25年。憧れのこの鳥の姿をまだ見たことがない。
・02.9.14 東京都町田市
ツル植物にかわいい白い花がついていた。
ハスの実は,いつ見てもその模様に目を奪われてしまう。こんな顔の幽霊がいたら結構怖い。
ヒガンバナのつぼみを見つけた。秋分の日前には咲きそうだ。
ツルボがピンク色のかわいらしい花を咲かせていた。
トキリマメが豆をつけていた。まだ緑色で赤くなってはいない。
秋の定番の草の実,ヌスビトハギ。花もかわいいし,実もかっこいい。大好きである。
今日は昼間でも20度程度しか気温が上がらず,寒い一日だった。イチモンジセセリは元気よく飛び回ったり,アザミの花の蜜を吸いに来ていたが,クロヒカゲやヒメジャノメなどのジャノメチョウは元気がなく,飛び方も弱々しい。寒さに弱いのだろうか。
その他,ホソヘリカメムシの幼虫やクサギカメムシ,クモ,ニホンアカガエルなどを観察。カエルはもうアカガエルくらいしかいない。
そろそろカマキリの成虫を見たいものだが,最近外を歩いていないのでお目にかかっていない。
・02.9.15 東京都町田市

ハネナガイナゴ,オンブバッタをはじめ,バッタ・コオロギ類はとても元気。
今日は,昨日ほど寒くなかったからか,ヤマトシジミもヒメジャノメも昨日よりは活発に飛んでいた。気温の変化にかなり敏感なのかもしれない。カノコガも少し見かけた。
育てているパセリにキアゲハの幼虫が2匹いた。この時期に幼虫ということは,蛹で越冬する個体なのだろうか。
この時期になると,テレビでは,しきりにスズメバチは危険な生物だと過剰放送をするのだが,私はそれはあまり好きではない。このキイロスズメバチだって,蜜集めに必死で,30pほどの距離で撮影していてもなんの危険も感じなかった。人間が過剰な反応をすることが,ハチの怒りを買い,ハチを悪者にしていくという図式が定着している気がする。勝手にスズメバチを悪役にしないで欲しい。(とはいうものの,スズメバチ類には十分な注意は必要です)
キボシカミキリが遠くを見上げていた。マユタテアカネが多く見られる。
昨日,カマキリ成虫を見たいとか,カエルがいないとか書いたせいか(^^;,コカマキリ成虫,ニホンアマガエルが突然?現れた。侮ってはいけない。セミのサバイバルレースは,ミンミン・アブラ・ツクツクの3種とも健在。ヒグラシは脱落。
ヤマジノホトトギスがとても美しく咲いていた。その他,ヤマカガシらしきヘビにも会えた。
・02.9.16 東京都町田市
庭で,手掘り井戸づくりを開始した。掘り出した泥の上に,タヌキの足跡がくっきりと残っていた。
・02.9.21 東京都町田市
ミョウガの葉の上にシュレーゲルアオガエルがいた。皮膚のしわが気になった。
・02.9.22 東京都檜原村都民の森
秋のいろいろな花が咲いていた。都民の森というので,人里の森をイメージしていたが,実際は,三頭山(1531メートル)を含む,立派な?山でした(^^;。アマニュウ,アズマヤマアザミ,カメバヒキオコシ,キバナアキギリ,オクモミジハグマ,セキヤノアキチョウジ,ソバナ,ヤマホタルブクロ(まだ咲いていた!)など,初めて見る花が多かった。ユキザサの実も,その赤い色が目立っていた。
・02.9.23 横浜市青葉区 恩田の谷戸・成瀬尾根
キンモクセイがほのかに香るようになった秋分の日の夕方,のんびり散歩をした。ツクツクボウシが鳴いていたが,ナ・なんと,ヒグラシも鳴いていたのだった。粘り強いヒグラシ!まるで貴の花のようだ。今日鳴かなかったミンミンゼミ・アブラゼミもまだまだ息絶えたとは思えない。セミの戦いは続く・・・。
田んぼのあぜに,アカバナが咲いていた。あまりにも安直なネーミングだと思うが・・・(^^;。今どき珍しい合成着色料的色彩に苦笑い。
ニラの茎を揉んでにおいをかいだら,ニラの香りがした。当たり前ですね(^^;。白い花がかわいかった。その他,ヤブランの花も立派に咲いていた。
昆虫では,何かの卵(カメムシ?)やら,迫力バディーのアオムシもいたが,今日の目玉はバッタだった。まずは,ここのところ異常に多い,オンブバッタ。しかし,これは珍しい?茶と緑のカップル。オンブバッタのカップルは通常緑と緑だが,かなり異色のコンビといえよう。でも,茶と茶のカップルがいたら,これを越える珍し度になるかも。
そして,珍しいといえば,初めて見たショウリョウバッタモドキ。頭からお尻まで一直線のデザイン。おまけに足まで体のラインより上に飛び出さない。グッドデザイン賞を差し上げたいところだが,どことなくずんぐりしていて,メリハリがなくて格好が悪い。空気抵抗は低そうだが・・・(^^;。 その他,成虫で越冬する涙目のツチイナゴ。
コアオハナムグリがシシウドの花に大量に集まっていた。あまりに数が多すぎて,やや食傷気味。
クモでは,格好いい姿勢で獲物を待つクモの一種や,ナガコガネグモがいた。
・02.9.24 東京都町田市
午後10時過ぎ,タヌキがやってきた。ここのところ毎日のように訪れる。我が家では,生ゴミを土に埋めているのだが,それをあさりに来るのだ。間接的に野生動物にエサを与えていることになるので,あまり良いことではないが,コンポストは虫がわくので最近は使用していないので仕方がない。
タヌキは2頭でやって来るのだが,その2頭は,お互いが至近距離に近づくと激しく威嚇しあう。仲がよいとは思うのだが,適度な距離感を保っているようだ。なかなかおもしろい。
・02.9.27 東京都町田市
夜,雨が降る中,ニホンアマガエルの声が「ゲッ,ゲッ,ゲッ」と響く。明日は運動会が各地で開催されるだろうが,雨のようだ。
・02.9.29 東京都町田市

ここのところ雨模様だったり涼しかったりしていたが,今日は,日差しもあり,気温も急上昇。それに伴い?,生き物たちも活発に活動をしていた。両生類ではシュレーゲルアオガエル・ニホンアカガエルの他,アカハライモリの礫死体(^^;。また,ヤマカガシも2匹。よっぽどうれしかったんだろうなあ,お天道様が。遠距離恋愛の恋人たちが久々の再会を喜んだように思えた(^^;。
ヒガンバナはもう盛りを過ぎている。この花期の短さがなかなかいい。パッと咲いてパッと散る。美しいではないかっ!
昆虫では,オオカマキリやクサキリを見た。また,セミも元気に4種類が揃い踏み。この粘り強さには驚かされる。
また,ヤツガシラの葉の上では,クモが子どもをちゃんと守っていた。愛情いっぱいのエライ親である。
・02.9.30 横浜市青葉区
朝,恩田小学校上空をツバメが通過する。このところの雨模様の天気で夏鳥達は,なかなか南下できずに困っているのではないだろうか。




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