○ 季節のたより 2002.10号
・02.10.1 東京都町田市
台風21号三浦半島上陸。首都圏を直撃する台風としては戦後最大級とか?
仕事から,帰るときに信号で止まっていたら,「ボン!ボン!」と,車の屋根から音が聞こえた。なんと,銀杏が落ちてきた音だったのだ。すぐに車を止めて,銀杏拾いを開始。たっぷり拾った。台風接近の中,他にも拾っているおじさんがいた。知っている人は知っているもんなのである。今までは台風=珍鳥が来る! だったが,これからは台風=銀杏拾いだぁ!です(^^)。
・02.10.2 横浜市青葉区
朝から台風一過の青空が広がった。アオクサカメムシを見た。ツクツクボウシが鳴いていた。
・02.10.3 横浜市青葉区
朝,出勤すると,近くの電柱から「カララララ」という聞いたことのない音が鳴っていた。????・・・と思いながら電柱を見上げても何も見えない。さらに近づくと,コゲラが「ギーッ」と鳴いて飛び去った。その音はコゲラが電柱の金属部を叩いて出している音だったのだ。そういうことがあるというのは何かで聞いたことがあったが,それを実際に耳にしたのは初めてだ。それにしても,彼らは,そうやって音を出して楽しんでいるのだろうか。また,彼らのくちばしや脳に問題はないのか。謎ばかり残った出来事だった。
職場の廊下には,美しいアカシマサシガメがいた。ヤスデを捕食すると図鑑に書いてあったが,さすが肉食だけあって,腕の筋肉モリモリだった。
その他,ツクツクボウシやヒグラシの声を聞く。また,恩田小学校上空を渡りの途中と思われるアマツバメが何羽も通過していった。
・02.10.4 横浜市青葉区
ツクツクボウシが鳴いていた。伊良湖でのタカの渡りはまだ盛期を迎えていないらしい。
・02.10.6 東京都町田市
ツクツクボウシとミンミンゼミの声を聞きながら,田んぼを歩く。
コカマキリが静かにたたずんでいた。
秋はカメムシ類の躍進が著しい。小昆虫などを捕食するビロードサシガメ(初確認)・ハートの紋がかわいいエサキモンキツノカメムシ・カメムシ幼虫sp。いろいろな変態途中のホソヘリカメムシが一堂に会しているのには笑った。まるで家族のようである。
イチモンジセセリは吸蜜に忙しい。とても集中していて,警戒心も薄い。キタテハがハスの枯れ葉の裏でひなたぼっこをしていた。迫力満点のガの幼虫もいた。
ニホンアカガエルやサワガニもまだ元気だ。
植物では,フジバカマ?・キバナアキギリ・秋のかわいい花NO.1であるミゾソバ・赤く色づき始めたトキリマメ・トキワハゼなどを観察した。
夕方にはアブラゼミの声も聞こえた。
・02.10.7 横浜市青葉区
職場の建物の片隅でじっとしているアオマツムシを見つけた。夜は大合唱を響かせ,でかい態度をしているものの,日中は急に寂しそうな態度に変わるようだ(^^)。外来種は,日中だけでなく常に「日本に侵入し申し訳ない,申し訳ないm(_
_)m。」という態度でいて欲しいものだ(^^;。
東京都町田市
ツクツクボウシとアブラゼミの声を聞く。ツクツクボウシの鳴くスピードが落ちてきた。8月末の元気な頃を「ツクツクボーシ,ツクツクボーシ」と表現すると,今は「ツゥクゥツゥクゥボオゥシ,ツゥクゥツゥクゥボオゥシ」といった感じである。さらにスピードが落ちると,ツクツクボウシの季節が終わることになる。人間も老人になると動きが緩慢になるが,ツクツクボウシはそれが鳴き声で顕著にわかっちゃうのがおもしろい。
・02.10.12〜13 群馬県奥利根湖
最近,外国産のカブトムシやクワガタムシの節度なき輸入が行われているが,見よ!日本にも,こんな独特な格好をした虫がいるのだぞ!うまく写せていないが,ツノが二本ニョッキリ生えて,背中の方にも長いトゲのようなものがあるのだ。まあ,大きさが1pほどではあるのだが(^^;。「ツノゼミ」というウンカの仲間の虫である。
奥利根湖の紅葉は始まったばかりだが,最低気温は3度くらいか。夜は,かなり冷え込んだため,酒はいくら飲んでも酔わず,焚き火の宴会を早めに切り上げ,さっさと寝袋の中に突入してしまった(^^;。朝を迎えると,山が少し色づきを増したような気がした。オシドリの雄が1羽,もうきれいな羽根になっていた。
・02.10.14 東京都町田市
数日前からヒタキの声がする。ジョウビタキにしては声が違うと思うのだが,でも時期的にはそうなのかもしれない。まだツクツクボウシとアブラゼミが鳴いている。
・02.10.17 横浜市青葉区奈良・熊ヶ谷
朝,クズの葉の上で静かにたたずむハタケノウマオイを見つけた。
・02.10.18 横浜市青葉区
職場の花壇に生えていたエノコログサにヒゲナガカメムシが来ていた。太い腕がかっこいい。
・02.10.22 横浜市青葉区
朝,職場の玄関にガが止まっていた。夜の間,門灯に集まってきて,そのままその場に残っていたようだ。ガは,寒い冬の夜にも元気に飛ぶ種類もあり,こんな低い気温の中,恒温動物でもないのによく体が動くなあと,しばしば驚かされる。まあ,まだそれほど寒くはないけどね(^^;。 寒い中といえば,昨日は,まだカエルが鳴いていた。カエルが鳴く目的はいったい何?と,頭を抱えてしまう。
・02.10.23 横浜市青葉区
職場のコンクリート敷中庭でツチイナゴを見つけた。ツチイナゴは普通の種のバッタと違って,なぜエサも少ない冬を成虫のままで越すという選択をしたのかがとても不思議である。
・02.10.26 神奈川県相模原市相模原貯水池
渡ってきたばかりのカモに会いに行った。まだ羽根の色は非繁殖羽ながら,ほぼ一通り揃っていた。観察した野鳥は,カワウ・アオサギ・オシドリ(画像1)・マガモ(画像2)・カルガモ・コガモ(画像3)・オカヨシガモ・ヒドリガモ(画像4)・オナガガモ・ホシハジロ・スズガモ・キジバト・ハクセキレイ・ヒヨドリ・スズメ・ムクドリ・オナガ・ハシボソガラス・ハシブトガラスだった。常連のカモでは,キンクロハジロとヨシガモ・ハシビロガモが未到着のようである。オシドリ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモの一部はすでに羽根がきれいに生え替わっていた。
また,アレチノウリの金平糖型の実がかわいい。かわいいけれどトゲで覆われている。
10月12日以降,デジカメを当HP開設以来永らく愛用したRICOH・DC−3/3Z(35万画素)から,OLYMPUS・C−730に変えたのだが,やはり×10ウルトラズーム・320万画素の威力はすごい。これからは待望の野鳥写真も充実できるかも。
東京都町田市
ウグイスの「チャッチャッ」という声が聞こえだした。山から下りてきたのだろう。
・02.10.27 東京都町田市
汗ばむほどの陽気に誘われ近所を一人でのんびりお散歩をした。あまりの暖かさに昆虫たちが元気に活動していた。ハネナガイナゴ・アミガサハゴロモの他,ベニシジミ・キチョウをはじめとしたチョウの仲間がたくさん飛んでいた。
トンボでは,マユタテアカネだけでなく,オオアオイトトンボもまだ数頭飛んでいた。
目の前でガが見事に?クモの網に引っかかった。
日当たりのよい斜面では,ヤマカガシの赤ちゃんがのんびり歩いていた。首の黄色い紋がなかなかおしゃれである。
植物では,黄色いカタバミ・ヤクシソウの花。トキリマメやカラスウリが色の濃さを増していた。コナギやコバノタツナミもまだ紫色の花を咲かせていた。
この暖かさの中でセミの声を聞かなかったので,セミの終結宣言を出しても大丈夫なようだ。
・02.10.28 東京都町田市
昨夜,珍しいコカマキリの緑色型が,洗濯物に紛れて部屋の中に侵入してきた。コカマキリは褐色のものが多いが,前足の白黒の紋がコカマキリであることを主張している。
・02.10.30 横浜市青葉区
職場の窓から,大山越しに雪で真っ白になった富士山の頭が見えた。関東近県でも雪が降ったり,霜がおり始めたりしている。もう冬も間近だ。朝のうちはくっきり見えていた富士山だが,気温が上がるにつれてどんどん霞んでしまった。




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