○ 季節のたより 2003.3号
・03.03.02 町田市かしの木山自然公園
早春の花,ウグイスカグラがかわいらしい花を咲かせていた。マユミも黄緑色の若葉をのぞかせ,シジュウカラはペアでデートの真っ最中。春の訪れをはっきりと感じた。
・03.03.04 東京都町田市
夕食時,ハエが室内を飛び回っていた。今年初。部屋のどこかで冬眠していたハエが起き出す季節となった。
・03.03.07 横浜市青葉区
ジョウビタキ♀がいた。そろそろ北帰行が始まるはずだ。
・03.03.08 横浜市青葉区

恩田の谷戸をチョロッとお散歩した。暖かな春の日差しが気持ちよかった。ホトケノザ・トウダイグサ・ツクシ・オオイヌノフグリなどの植物がうれしそうである。また,寒い冬を成虫で越冬したキタテハ・ナナホシテントウが姿を現した。特にキタテハは3頭もいて,追いかけっこをしていた。なわばり争いなのか,求愛飛翔なのかは不明。また,近くの家庭菜園にはモンシロチョウもいた。こいつはさなぎから今春出たばかりのものだ。早春のシロチョウであるツマキチョウを見る前にモンシロチョウを見てしまった(^^;。
野鳥では,ツグミ・ジョウビタキ♂を見た。
・03.03.09 東京都町田市

久々に近くの谷戸を訪れた。しかし,大変残念なことに,この谷戸が開発されることになってしまった。すでに,谷戸奥の田んぼは土砂で埋まってしまっている。80軒もの住宅が建つらしい。生き物を見ても,かなり複雑な気持ちだった。できる限りのことはしたいつもりだ。
そんな壊滅の危機に瀕している谷戸であるが,生き物たちはそんなことを知るはずもない。アカガエルのオタマジャクシがかえり,新しい卵も産卵されていた(画像左下に見える白いポツポツは死んだ卵)。また,土砂が流入した場所には,ハクビシンらしい動物の足跡があった。二つ隣の谷戸では,ヒメカンスゲ・スミレの一種・カントウタンポポの花が咲いていた。ヒメカンスゲは,ヒトリシズカに似たかわいい花だった。
野鳥では,キセキレイ・ハクセキレイ・カシラダカの他,渡りの途中なのか,ミソサザイが「チャッチャッチャッチャッ」と鳴きながら水路を移動していった。
・03.03.13 横浜市青葉区
職場の外壁にミノムシを見つけた。最近、めっきり見なくなったミノムシに興奮したが、中身は空だった。しかし、ミノムシの簑があったということは、少なくともここ数年内に、この付近にミノムシ(ミノガの一種)がいた、ということだ。西日本ではほぼ絶滅状態らしく,県によっては,レッドデータブックに絶滅危惧種として掲載されているミノムシ。昔は,いっぱいいたんだけどなあ・・・。ちなみに,絶滅の原因は,中国で放飼したヤドリバエ(ミノガの天敵)が日本に侵入し,ミノムシを激減させたそうな。ここでも外来種問題が。
・03.03.14 横浜市青葉区
朝,恩田の谷戸をお散歩。ホトケノザの花が増えていた。また,スミレ(?)・タチツボスミレの花も咲いていた。ウグイスカグラは,まだ咲き始めで,これが唯一の花。でも,だんだんと生き物の活動が活発になり,これから忙しくなりそう(^^)。ウグイスが「ホケッ!」と,さえずりを始めた。アオゲラが「ピョーピョー」と鳴いていた。
職場の建物の中にツグミが迷い込み,ガラスにぶつかって脳しんとうを起こしていたところを保護されて届けられた。しばらくボーっとしていたものの,1時間ほどで元気になり,力強く飛んでいった。
・03.3.15 横浜市青葉区
ジョウビタキのオスを見た。
東京都町田市
キジが「ケーン,ケーン」と鳴いていた。桃のつぼみが大きくふくらみ,明日にでも開花しそうだった。日当たりのよい場所では,濃いピンク色をしたホトケノザがたくさん咲いていた。
・03.03.16 東京都町田市
ニホンカナヘビが,冬眠から覚めて動き始めいていた。また,倒れたハスの茎に,カワゲラの一種がとまっていた。タチツボスミレの一種の花が,少しずつ増えてきている。
・03.03.20 横浜市青葉区
カントウタンポポにハナアブが訪花していた。また,カラスノエンドウ・クサボケ・キュウリグサ・オニタビラコが開花。いずれも今春の初確認である。
・03.03.21 東京都町田市
田んぼのあぜ道に、ハクビシンの足跡があった。やや乾燥した田にもたくさんの足跡が残されていた。アカガエルの卵やオタマジャクシを食べたのだろうか。キセキレイものんびりお散歩。ここでは珍しく,コサギも現れた。日当たりの良い斜面では、ヒシバッタ・ムラサキサギゴケが見られた。
・03.03.22 東京都町田市
寒い一日だった。アオゲラのドラミングが雑木林で響いていた。また,メスのアオゲラが細い枝をつついていた。しばらく空を眺めていたら,チョウゲンボウが遠い空を飛び,途中でホバリングをして私を楽しませてくれた。
・03.03.23 東京都町田市
昨日は寒かったものの,今日はまた暖かさが戻ってきた。谷戸のハス田は水源がつぶされ,水環境は日ごとに悪化している。それでも残された水辺にアメンボが現れた。満足に泳ぐスペースもなく,ピョンピョン跳ねていた。また,ビロードツリアブがひなたぼっこをしていた。長い口と足がなかなかかっこいい。ルリタテハも地面に降りて日光浴をしていた。探していたキランソウをやっと発見。この花,紫色が濃くてきれいなので結構好きなんだよなー。
・03.03.30 東京都多摩市松木
今年初めてツバメを見た。よく無事に着いたね。そろそろガンガン渡ってくるだろう。楽しみだ。
長野県中野市
テレマークスキーで左足人差し指(!)を骨折。ブーツの足指の可動部(蛇腹部)が,転倒した際に通常以上に曲がりすぎたか,蛇腹部が足指を強く押しすぎたか,のどちらかとは思うが,足首ではなく,足指の骨折というのはテレマークらしい(^^;。
そのため,志賀高原に行ってもやることがなく,山麓でのバードウォッチングを楽しんだ。まずは,国の天然記念物の「十三崖のチョウゲンボウ」。最近,自然物に営巣することが非常に少なくなってきているというチョウゲンボウだが,ここでは正しく(^^)崖に営巣していた。時折ネズミを巣に運んだり,交尾をしたり,ランデブー飛行をする様子を観察できた。
その後,あてもなく車を走らせていると,足のあたりが赤い鳥が数羽飛んでいった。ムクドリか・・・,?足の赤いムクドリ・・・???・・・と,頭の中の野鳥検索コンピュータが激しく動く。あっ!!!!!ヒレンジャクだぁ!!赤いのは尾だぁ!思わず急ブレーキ。15年ぶりの出会いだ。約30羽の群れ。興奮するぜ!欲深く,キレンジャクもいないかな・・・と注意深く見るも確認できず。しかし,帰ってからデジカメの画像を確かめると,オオッ!キレンジャクも写っているじゃん(^^;;;。観察眼がないなぁ・・・。でも,バードウォッチャーは,どんな怪我にもめげず,いつでも楽しめちゃうのだ(^^;。



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