○ 季節のたより 2003.10号

・03.10.05         東京都町田市
 
 庭の雑草取りをしていたら、アカシマサシガメが出てきた。
 シュレーゲルアオガエルが壁に止まっていた。おとなしくじっとしているように見えたが、よく見たら、口から昆虫の足が見えていた。食事直後だったのだろう。

・03.10.06         横浜市鶴見区二ッ池・三ツ池
      
 初めて鶴見区の二ツ池を訪れた。水質や周りの環境はかなり悪そうだが、ガマをはじめとした水生植物が多く、トンボはかなりおもしろそうに思えた。渡ってきたばかりのカモを期待したが、マガモを1羽確認しただけだった。しかし、カワセミ(♂・♀)を堪能した。アオサギも舞い降りてきた。植物では、ジュズダマの実を久しぶりに見た。子どもの頃はよく見たんだけどなあ。
 減ったと言えば、お隣の三ツ池公園でのセイタカアワダチソウ。これほどまでに栄枯盛衰が激しい植物も珍しいのではないか。
 遊歩道沿いの岩に、ビニル紐のようなものがくっついていた。近づいてみると、アオダイショウらしきヘビの抜け殻だった(^^;。こりゃ紛らわしい。
 野鳥にでも襲われたのか、羽根の大半が欠けているヒカゲチョウがいた。まだ飛べるのかどうかさえ怪しい。撮影のために近づくと、羽根を小刻みに震わせた。飛んで逃げようとしたのか、私にビビッたのか、それとも私を威嚇したのだろうか。
                 東京都町田市
 ウグイスの「チャッ、チャッ」という地鳴きを聞く。山から下りてきたのだろう。早いですねえ。ウグイスは寒さに弱いのかな。

・03.10.08         横浜市青葉区
クサカゲロウを見つけた。夏の頃には涼しげに見えたが、この季節になっては、なんかメチャメチャ寒そうに見えてしまう。

・03.10.11         横浜市青葉区
      
 きれいなウラギンシジミがフキの葉の上で羽を休めていた。
 バッタでは、ツチイナゴの成虫や交尾をしているコバネイナゴを見た。イナゴは何も考えずにピョ〜ン!と飛ぶので、ナガコガネグモのエサとなりやすい。
 カエルでは、ここでは珍しいシュレーゲルアオガエルを見つけた。ニホンアマガエルは多かった。もうずいぶん気温も低くなってきて、カエルが似合わない季節となってきた。
 今日は、ヘビも多く見つけた。ヤマカガシが斜面の排水穴から顔を出していた。他にももう一匹。この穴は、先月末、アオダイショウがいた場所だ。同じ穴を共有しているのだろうか。また、先週、今週と連続してヘビの抜け殻を見つけている。ヘビはこの時期に脱皮をするのだろうか。その他、シマヘビを発見。
 ツクツクホウシが情けない声で鳴いていた。
                  東京都町田市

鶴見川では渡ってきたばかりのコガモが数羽いた。野津田町でアブラゼミが真夏並みの元気さで鳴いていたのには驚いた。

・03.10.12         東京都町田市
 午後5時過ぎ、ツクツクホウシが鳴き出した。アブラゼミとツクツクホウシ、どちらが長く生き残れるか。どちらにしても残された日数は少ない。

・03.10.13         東京都町田市
 自宅や野津田町で、元気なアブラゼミの声を聞く。午後には豪雨。明日は気温がぐっと下がるらしい。このままセミは終わりを迎えるのだろうか。

・03.10.15         東京都町田市
 我が家に網を張っていたコガタコガネグモが、夜になって卵を産み始めた。朝になったら卵のうは完成していて、クモの体はいつもより一回り小さく見えた。

・03.10.19        東京都町田市
 
 庭のコンクリートの上を脱皮したばかりのゴキブリの一種が走っていた。こんなにまだ白い状態なのにガンガン走れるゴキブリはすごい。
 オオアオイトトンボが池を訪れた。池と言っても直径70センチほどなのだが、他の水場から離れているにもかかわらず、良く見つけることができたたものだ。オオアオイトトンボトンボは、意外と飛翔力があるのだろうか。
                 神奈川県相模原市(境川沿い)
 境川沿いをチャリンコで走っていたら、相模原市側からアブラゼミの声が聞こえた。川には、コガモ・マガモ・カルガモがいた。マガモの雄は繁殖羽に換羽の途中だった。

・03.10.23        横浜市青葉区
職場の屋上(4階建て)に、ヨコズナサシガメの幼虫が歩いていた。ノコノコと外壁を登ってきたのだろうか。優秀なクライマーである。

・03.10.25        東京都町田市
 下小山田町でジョウビタキの声を聞く。初認。イカルらしき声も聞こえた。

・03.10.26        東京都町田市
        

 自宅のそばや野津田町で、アブラゼミの声を聞く。もう、とっくの昔に息絶えていたと思っていたのに、びっくり!夏の虫が鳴くかと思えば、昨日初めて気づいた冬の鳥のジョウビタキも、今日はあちこちで見かけた。アオジの声も聞いた。初認。
 秋も深まり、丸々と太ったジョロウグモ♀を見かけるようになった。そのそばに寄り添うオスの小さいこと。1/10以下か。見事なオニグモも見つけた。
 ハチでは、アシナガバチの一種?がいた。上から見ると上目遣いに見られている気がする。その他、触覚の長いハチが数多くセイタカアワダチソウに集まっていた。
 チョウでは、モンキアゲハ・ウラギンシジミ・スジグロシロチョウの他、アスファルトの上にたたずむヒメアカタテハを見つけた。
 その他、オオアオイトトンボ・ツチイナゴ・ホソヘリカメムシなどの昆虫。
 町田付近ではあまり見られない真っ赤に色づいたヌルデを見つけた。他のヌルデは例年通り、汚れた黄色に色づいており、今年が特に紅葉がきれいだとは思えない。この赤色は、この個体だけに見られるのだろうか。でも、このヌルデは実は2本がほぼ同じ場所から生えていて、その2本ともきれいに色づいている。多分親は同じ木で、同じ遺伝子を持った子どもなのだろうが、この赤色が遺伝子によるものなのか、生えている場所の微妙な気象によるものなのか?。来年以降も継続観察していきたい。

・03.10.30           横浜市青葉区
 職場の窓から富士山が見えた。山頂部は、しっかり雪で覆われていた。


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