○ 季節のたより 2004.1号
・04.1.2 東京都町田市
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、夕方、のそのそと付近を散策。日当たりのよい斜面では、オオイヌノフグリが咲いていた。驚いたのは、カントウタンポポがいくつも咲いていたのだ。セイヨウタンポポは年中咲いているのでびっくりはしないが、カントウタンポポがこの時期咲いているのは初めてだ。また、セイタカアワダチソウも、秋からずっと咲きっぱなしで冬を越そうとしている。また、アリが1匹歩いているのも見つけた。暖かさのためか動きがあまりにも速く、写真撮影ができないほどだった。
今年の暖冬はかなりのもののようだ。
・04.1.3 横浜市青葉区

暖かい日差しを浴びながら、奈良川をのんびり眺めていると、イタチが登場!無謀にもカルガモを狙っていた。小さいけど、凶暴な肉食獣である。川幅のあまりない奈良川では、春には、カルガモのヒナが逃げ場所がなく、かなりイタチに食われているんだろうなあ。その他、カワセミ(♂)やマガモ(♀)など。カワセミは、他にも一羽見かけた。よく見かけるので、定着しているのだろう。マガモは、カルガモ13羽の群れと同一行動をとっていた。冬になって、他から移動してきたカルガモもいるらしく、個体数が増えている。
谷戸では、ジョウビタキ(♀)や、ルリビタキ(♀)を見かけた。両種ともよく鳴くので見つけやすい。また、ここでは初確認と思われるセグロセキレイがいた。ハクセキレイの方が圧倒的に強く、追われて逃げていった。また、ここでも、カントウタンポポが開花。まだ12月から咲いているスミレがまだ咲き続けている。このまま春を迎えるのか。昆虫では、ひなたぼっこをしに、ナナホシテントウやムラサキシジミ、アブ、ハエ、アリなどの昆虫が活発に動き回っていた。
・04.1.12 東京都町田市
いつも訪れている谷戸の梅林の林床部がかなり広い範囲で荒らされていた。近くの農家の方に尋ねてみると、その畑の持ち主の方は、「イノシシの仕業のようだ」と言っているとのこと。まさかぁ!と思いつつ、家に帰って、イノシシの食痕についてネットで調べてみたら、「ううむ・・・、似ている・・・。」と唸ってしまった。かなりの面積が鍬で掘り返されたかのようになっている。しかも、鼻先でグイグイ掘り進んだのか、一部は掘り返した跡が幅15センチほどの溝になっているのだ。足跡が見つからない上、アナグマの食痕についての知識がないので、まだ何とも言えないが、とにかく何らかの哺乳類が生息しているということには違いない。一度見てみたいものだ。
野鳥では、ツグミ・シロハラ・カシラダカ・エナガなどを見ることができた。
・04.1.17 東京都町田市
午後から雪が降り出し、積もった。
・04.1.18 東京都町田市
先週、イノシシらしき食痕を見つけた近くの谷戸へ。梅林にはカシラダカの小群がいた。そして、さらに荒らされた面積が広がった林床部をていねいに見ていくと、ありました、ありました。イノシシの足跡です。2本の爪がしっかりと泥に食い込んでいました。しかし、こうやって事実を目にしても、まだ半分信じられません。確かに我が家の回りは自然が豊かですが、イノシシが生息しているとは思いもしませんでした。近くの谷戸が大規模住宅造成により開発されたために、そこに生息していたイノシシが逃げて隣の谷戸に逃げ込んできた、というのが付近住民の考えです。時期的に見ても、確かにそう言えそうです。
・04.1.21 東京都町田市
午後10時40分過ぎ、山崎小学校付近の道路を、私の車の前をハクビシンらしき尾の長い動物が横切る。すぐに車を停車させて付近を探すも、見つからず。逃げ足の速いやつだ(^^;。
・04.1.28 東京都町田市
庭にアオジ・カシラダカが遊びに来た。我が家には、他にもメジロ・シジュウカラ・エナガ・シロハラ・ヒヨドリなどが毎日来ている。多くは、隣家のエサ台が目当てか?
いつも行く谷戸の奥の林で、くくり罠を発見。畑を荒らすイノシシ対策だろうが、他に何か良い方法はないだろうか。町田でも奥の方へ行けばイノシシは生息しているが、我が家の周りでの情報は他にない。付近では、最後のイノシシの個体(個体群?)だと思われる。捕らえて他の場所へ移すことも可能だろうが、遺伝子の攪乱の問題・新たな農作物への被害のことを考えると、解決策は単純に考えることはできない。追い出すにしても、周りは住宅地であり、山奥へ続く林もない。万が一追い出せば、住宅地にイノシシ出没!となり、有害駆除扱いになることは間違いない・・・。何か良いアイデアはないだろうか。



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