○ 季節のたより 2004.6号

・04.06.01        東京都町田市
   
 午前中まで雨が降っていた。夕方、雑木林を歩くと、アカシジミ(鳥に襲われたのか、後翅の一部がパックリ欠けていた)・ミズイロオナガシジミ・ヒメジャノメが下草に降りていた。天気があまりよくないと、こういう様子を見られるので、悪天候も悪くない気がした。

・04.06.02        神奈川県平塚市水辺の楽校
     
 アオサギの若鳥が採餌に気合いを入れていた。警戒心が薄い。ヒバリが元気に鳴いていた。最近、ヒバリがいるような広い場所に行くことが少なかったので、新鮮に見えた。
 昆虫では、ハチに擬態した謎のガガンボや、金属光沢の緑色が美しいコガネムシ。また、オオイトトンボなどを見つけた。
また、何かの実を思わせる美しい虫こぶを割ると、小さなハエの幼虫がモゾモゾ動いていた。

・04.06.03         東京都町田市
 風呂に入って何気なくタイルの壁を見たら、2センチほどのかわいいコウガイビルが這っていた。久しぶりの出会いであったが、よりによって入浴中とは。

・04.06.04         横浜市青葉区
      
ヤマトシリアゲが交尾をしていた。右のオスが尾の先のハサミでしっかりとメスを捕まえていた。トンボでは、ハラビロトンボ♀が成熟してきた。他に、オオシオカラトンボなど。

・04.06.05         横浜市青葉区
  

アオダイショウがコンクリートの壁面を這っていた。ジャコウアゲハは、後翅の一部だけでなく、横っ腹も毒々しい赤色で捕食者を牽制している。羽化したばかりと思われるヒカゲチョウが羽を休めていた。

・04.06.11         横浜市青葉区

職場のトンボ池では、スジグロギンヤンマが羽化していた。

・04.06.12         横浜市青葉区
     
 ハラビロトンボの成熟した個体が見られるようになった。
 キマダラセセリがヒメジョオンで吸蜜していた。
 コミスジが地面に下りて吸水していた。
 シマサシガメ(?)がいた。近づくとふわりと飛んだ。サシガメが飛ぶところを初めて見て感激。
 最近、よくヤマトシリアゲを見る。
 また、高さ2メートルほどの排水孔で昼寝をするアオダイショウを見つけた。以前は地上に近い排水孔にいることが多かったが、最近は、高い所にいることが多い。 

・04.06.13      神奈川県平塚市相模川下流
    
 相模川下流の「馬入 水辺の楽校」に行った。クロベンケイガニやアカテガニなどが多数生息。普段カニを見ない生活をしているので、単純にうれしい。
 バッタ類では、ヒメギスの幼虫やヤブキリがいた。
 オニグルミには、サビキコリがいた。
 流れの緩い場所に入り、網を入れると、なんと長さ40センチほどのウナギが!!。その他、テナガエビやウナギの稚魚、ハゼの仲間などがいっぱい。相模川は下流でもすごい。

・04.06.14       横浜市青葉区
 「こんなものが近くにいた」と見せられたものはきれいなグリーンの蛾だった。カギバアオシャク。初めて見るが、本当に美しい。

・04.06.18       横浜市青葉区
 奈良川を橋の上から眺めると、婚姻色に輝くオイカワの群れが見えた。

・04.06.20        横浜市青葉区
     
 大型の台風6号の影響で風が強かったが、散歩してみた。ホシハラビロヘリカメムシやキマダラセセリ・ウンカの一種、ウラギンシジミ、ウスバキトンボなどがいたが、強風で思ったほどの昆虫を見ることはできなかった。
 植物では、オカトラノオがきれいに咲いている。

・04.06.22        横浜市青葉区
     

 台風一過の暑い一日だった。谷戸を歩いていると、ヒメアカタテハ・コミスジなどのチョウの他、ついに我がフィールドにツマグロヒョウモン登場。南方系のチョウだが、近年北上してきているようだ。私の使っている25年前の図鑑「日本のチョウ」(小学館)には、「分布:本州西南部以南」と記載されている。横浜で見られるようになったのも1998年頃〜らしい。
 甲虫では、樹液にカナブンが来ていた。近くには、オオスズメバチが群がっており、ややヒヤヒヤ気味の撮影。日当たりのよい道ばたではコアオハナムグリが熱心にヒメジョオンの花粉をかじっていた。
 知人の情報によると、町田市成瀬で20日にニイニイゼミ成虫を見たとのこと。そこから数キロメートルほどしか離れていない我がフィールドでも見られるかと、昨年ニイニイゼミがいた公園を調べに行ったが、キジバトはいたがニイニイゼミはいなかった。

・04.06.23        横浜市青葉区
   
 いつものクヌギの樹液に集まっていたのは、常連のオオスズメバチ・カナブンの他、コクワガタ。1ヶ月前と比べて、ヨツボシケシキスイが姿を消し、カナブン・コクワガタが姿を見せるようになった。今後も樹液に集まる昆虫は替わっていくのだろう。
 その他、ホタルガ・コカマキリほどのカマキリの幼虫を見つけた。
                 東京都町田市
 午後7時前、ヒグラシが鳴き始めた。今年の初鳴日。昨年より18日も早い。20日のニイニイゼミといい、今年はセミが早そうだ。

・04.06.26         横浜市青葉区
 
 蒸し暑い一日だった。ある谷戸で午後をのんびり過ごした。実はかなり暑さにやられたのだが(^^;。
 昆虫採集にに来ていた親子が、コナラの木を蹴ったらカブトムシ♀が落ちてきた。余りにも本に出ている方法そのものでびっくり。次に現れた子どもたちによると、昨日はノコギリクワガタ♂が採れたらしい。カブト・クワガタの季節がやってきた。
 その他、ニイニイゼミが鳴くのを今年初めて聞いた。昨年は7月4日なので、9日ほど早い。また、アオスジアゲハも初認。
 野鳥では、オオタカ・カルガモ・コジュケイ・キジ・キジバト・コゲラ・ヒバリ・ツバメ・イワツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ウグイス・エナガ・シジュウカラ・メジロ・ホオジロ・カラスspを確認した。驚いたのは、エナガ・シジュウカラ・メジロが子連れのまま混群を組んでいたことだ。この状態で秋を迎えるとは思えないが、それぞれの家族が合体した混群というのは初めて見た。
                  東京都町田市
 夜10時頃、裏の山の木がガサガサ鳴っていたので、サーチライトを当てると、ハクビシンが木に登ってなにやら動いていた。時折、「ギギッ!」という鳴き声も聞こえた。一頭ではなく、数頭いる模様。どうやらコウゾの赤い実を狙っているようだ。と、観察していたら、フワリ・・・とヘイケボタルが飛んでいった。鶴見川の源流部の一つが我が家を流れている。アカハライモリがいることはわかっていたが、ヘイケボタルを敷地内で確認したのは初めて。

・04.06.27         神奈川県平塚市馬入水辺の楽校
     
 河口から3qほどの馬入水辺の楽校(相模川)は、潮の満ち引きの影響を受ける。潮が引いた後の泥地にはアオサギの足跡が残っていた。画像は左足。
 昆虫では、ベニシジミ・ゴマダラカミキリ・カメムシの一種を捕食するカマキリの一種。6.23のカマキリもそうだが、腕に二つの黒い斑が入るのは何のカマキリの幼虫なのだろうか。
 野草では、ヤブカンゾウのオレンジ色の花が目立っていた。

・04.06.29         横浜市青葉区
午後8時頃、職場近くの雑木林に行く。すでに見つけてある樹液スポットに行くと、コクワガタがたくさん集まっていた。残念ながらカブトムシ・ノコギリクワガタは確認できず。

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