○ 山陰チャリンコツアー 1日目  (山口・宇部空港〜新山口)  


(いよいよ出発!@山口宇部空港)
 テレマークスキーツアーのシーズンが6月に終わると、今度は夏休みが気になってくる。7月になり、今年の夏はどこへ行こうか?と、考えを巡らしてみた。去年の続きで東北もいいなあ、いや、久々に北海道もいいかも・・・。しかし、年のせいか、なにか昔懐かしい正しいニッポンの姿に会ってみたいなあ、と考えた。すると、すぐに山陰が頭に浮かんできた。今まで、全く山陰について関心はなかったが、きっと静かな海沿いの町がちょこんちょこんと続いているんだろうなあ、そんなイメージをもって、飛行機で宇部に飛んだ。
 今回の旅は、私と妻・息子の3人。最初の数日だけは一緒に走り、現地で解散。その後は、それぞれが自分の好きな旅をする、という計画だ。これなら家族サービスもできるし、一人旅も楽しめる。なかなかよろしい。
 午後2時、山口宇部空港に着いた途端、モワッとした空気に包まれる。別世界に来た感じだ。いいぞ、いいぞ!
 飛行機は小さい上、多くの人が機内持ち込み荷物だけだったようで、到着口はすぐにガラガラになる。しばらく待っていると、我々の自転車が出てきた。それを持って出口へ。早速そのすぐ脇で自転車の組み立て作業を開始する。しかし、蒸し暑い。すぐに汗が噴き出してくる。こりゃたまらんと、着ていたTシャツを脱ぐ。しばらくすると、
「あのぉ、空港の玄関脇で、このように荷物を広げられるのは困るんですけどぉ。」
と、女性係員から声を掛けられた。
「あ、すみません。もうすぐ終わりますから・・・。」
と答えたが、
「飛行機の離発着がありますと、多くのお客様がお通りになるので、できればもう少し横の方へ行っていただけませんか。空港の方からも連絡が入りましたので。」
とにかく上半身裸の怪しいチャリンコ男を視界から遠ざけたいらしい。でも、もうこの状態からすぐに移動することもできない。
「わかりました。でも、もうすぐ終わりますから。もうすぐですから・・・。」
と、とにかく答えて係員にはお引き取りを願う。
でも、お客なんてだぁれもいないんだよ。地方の小さな空港なんだから、そんな気取ったこと言うなよぉ(^^;;;。
まあ、係員の立場もあるだろうからとりあえずTシャツだけは着て、なんとか手早く作業を終了。もちろん、それまでの間、離発着する飛行機なんて1つもなく、お客の出入りも無し。いきなり旅のスタートからコケるがめげずに行くのだぁ。
 この日は、新山口駅前のビジネスホテルまで25qほど軽く走っておしまい。明日からが楽しみである。

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