○ 季節のたより 2006.9号

・06.09.01        横浜市青葉区
アブラゼミが「ジー、ジー、ジー」と苦しそうに鳴いていた。近づくと、ちょうどハラビロカマキリに捕らえられたところだった。羽をバタバタして逃げようとするアブラゼミをしっかり捕まえたまま、ムシャムシャと食いつくハラビロ君だった。


・06.09.02        横浜市青葉区
         

 夏の暑さが戻ってきたような一日。でも、カラッとしていて真夏の蒸し暑さはもうない。谷戸では、ヌスビトハギの実、バアソブやクズの花があった。
 木の枝の間には、未確認飛行物体風のオオトリノフンダマシの卵のうがユラユラと揺れていた。
 ジョロウグモの巣に、ツクツクボウシがひっかかっていた。雌のツクツクボウシの産卵管はかなり長い。セミではツクツクボウシの他、アブラゼミ、ミンミンゼミが鳴いている。
 トンボはウスバキトンボの他、オニヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボなどが飛んでいた。

・06.09.03        神奈川県愛甲郡愛川町中津川
お昼頃、中津川でガサガサと網を振るった。観察したのは、ヨシノボリ・スジエビ・ヌマエビ・アブラハヤ・アユ・サワガニ・シマドジョウ・ミズカマキリ・ハグロトンボ・カワセミ・ハクセキレイ・セグロセキレ・トビ・赤トンボいろいろなど。サワガニがまだ小さい子どもを腹に抱えていた。

・06.09.04        横浜市青葉区
 午後6時半頃、恩田小学校上空をコウモリspが飛ぶ。

・06.09.05        横浜市青葉区
 朝、出勤途中でツマグロヒョウモン♀を見つける。朝だったからか、それとも秋になったからかはわからないが、かなり飛び方がマイルドだった。いつもなら、もっと元気が良いのだが。年を追うごとにツマグロヒョウモンの数は増えているように感じる。

・06.09.09        横浜市青葉区
        
 ニラの花に虫たちが多数集まっていた。コアオハナムグリ・イチモンジセセリ・ハナアブの一種・ハラナガバチの一種・ツマグロヒョウモン・ヒメアカタテハ・フタモンアシナガバチ・ミナミアオカメムシ・ツマグロキンバエなどなど。ニラの臭いは強いのに、花の蜜はかなりうまいらしい。
 ベッコウハゴロモが、白きょう病菌に冒され死んでいた。

・06.09.11        横浜市青葉区
 コゲラが電柱の先端にある金属部をタララ・・・と叩いた。

・06.09.16        横浜市青葉区
           
 
 オオタカ成鳥がカラス2羽に追われ、三菱化学横浜総合研究所内の緑地に逃げ込む。
 アカボシゴマダラを初確認。
 朝、アブラゼミが大騒ぎしていたので近づくと、背中をハクセキレイにつつかれて大変なことになっていた。ここまで穴が空いてしまっても生きているセミはすごい。
 オオトリノフンダマシの卵のうを見つけた。一カ所に5個も卵のうがあってびっくり。1匹がこんなに産んだのだろうか。また、イオウイロハシリグモも卵のうをくわえて歩いていた。
 クマバチが盗蜜をしていた。今日見た限りでは、口吻のようなものを、がくと花びらの間から差し込んで蜜を吸っていたようだ。花びらの根元をかじるのだと思っていたがどうも違うようだ。
 その他、ツルボ・ヒガンバナの花、クビキリギス、クルマバッタモドキなど。

・06.09.19        横浜市青葉区
ヤブガラシの花にアオスジアゲハが蜜を吸いに訪れた。

・06.09.24        横浜市青葉区
         
 巻雲が広がる秋の空、稲刈りを終えた田、真っ赤なヒガンバナ。日本の秋が来た。
 などと、のんびりしているわけにはいかない。16日に初めて確認したアカボシゴマダラをまた見かけた。今回は、稲刈りのすんだ田んぼに降りて吸水していた。ストローは黄色。それにしても、来年以降、どうなるのか。この谷戸に、人為的に神奈川に放たれたアカボシゴマダラが、これ以上増殖しないことを望むが・・・。
 ここ数年で完全に定着したツマグロヒョウモン。秋になるとメスが目立つようになるのはなぜ?
 イチモンジチョウは、表から見てもきれいだが、裏から見ると惚れ直してしまうくらい美しい。ドキドキするくらいです。
 ヤマトシリアゲムシの秋バージョンは、アメ色の小さい体で夏バージョンとは別物に思える。別種のベッコウシリアゲムシと言われていたというのもうなずける。
 その他、ウスイロササキリ・ノダケに吸蜜に来ていたヒメスズメバチ。
 奈良川では、今年生まれた若鳥?(奥の個体)と成鳥が同じ枝に止まっていた。



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